犬を飼うということ

いつまでも君と……

今を生きる君へ

元気一杯の犬たち、生を謳歌する犬たち、そして病気と闘って生き抜こうとしている犬たちを描きます。

ねえ、犬を飼おうよ、お父さん! ~我が家が犬を飼わない理由(後編)~

文:高栖匡躬 タクシードライバー山川さんへのインタビュー、後編です。 「犬ってね、いつか死んじゃうじゃないですか。そうなったら娘が余計に可哀そうだし、僕だってさびしくなっちゃうだろうし」かつてはそう考えて、犬を飼うことを拒否してきた山川さん…

駄目駄目、犬は飼わないよ。別れのときがつらいんだから ~我が家が犬を飼わない理由(前編)~

文:高栖匡躬 ついに手に入れた自分の城。念願の一戸建て。しかし、その喜びに浸るのも束の間、「お父さん、うちでも犬を飼おうよ」という娘さんの声が聞こえてきます。 実はお父さんはずっと前から、娘さんと約束をしていたのです。「いつか家が大きくなっ…

りくはうちに来て幸せだったかな? ~私たち家族は、最高に幸せだったよ~

18年前のこと―― 私にとって、りくは初めての犬で、私たち家族は何も知識がない飼い主だった。 飼いやすいと言われたのは、パピヨンのメス。 でも、探していたのに全然メスが見つからなくて、たまたま抱っこしたオスに決めちゃった。それが、りく―― 900グラ…

ちぃとれんの恐怖体験 ~犬だって、嫌いなものは嫌い~

文:かっぱ太郎、撮影:F.zin 人間に苦手なものがあるように、犬にも苦手なものがありますよね。我が家の愛犬、”ちぃ” と ”れん” にもあります。苦手でいるうちならまだ良いのですが、それが大嫌いのレベルになってしまうと、思わぬ問題を巻き起こしたりしま…

名前のない犬 ~7歳の視点:栞音をうちに迎えて考えた、保護犬のこと、繁殖犬のこと~

作:栞音のお兄ちゃん 添える言葉:栞音ママ はじめに 7歳の息子が、夏休みの自由研究で、我が家の愛犬、栞音(しおん)の絵本を描きました。栞音は元繁殖犬です。 この絵本は、子供なりの視点から見た保護犬(繁殖犬)の姿です。お読みいただいた後で、ぜひ…

もういちど ~二人の出会を思い出してみようよ~

文:高栖匡躬 川面に反射する朝日がきらきらと眩しくて、わたしはちょっとだけ目を細めた。 蛇行している鶴見川《つるみがわ》の土手沿いの道。その先には、近代的なガラス張りの高層ビルが幾つもそびえている。その四角い建物を見ると、なんとなくため息を…

『犬の十戒』考察(2/2)原典に感じる違和感の正体 ~どうして「犬の十戒」が生まれたのか?

文:高栖匡躬 前回は『犬と私の10の約束』に主に触れました。今回はその原典である、『犬の十戒』のお話をしましょう。 『犬の十戒』は素朴で、荒削りで、回りくどい言い回しが特徴です。そこから主旨を損なわないように、作品として洗練させたものが『犬と…

『犬の十戒』考察(1/2)意外に知られていない原典 ~広く知られるのは「犬と私の10の約束」~

文:高栖匡躬 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?元々は英文で書かれた詩で、犬と飼い主の関係について、犬の方から語りかけるものです。10年ほど前に日本で紹介され、多くの愛犬家の心をつかみました。 ● 今日はこの、『犬の十戒』について考えて…

災害非難時の愛犬、愛猫について ~避難所の状況を知る程に、準備の大切さを感じます~

災害に備えて考える事 先日掲載した『あの日私たち家族は』は、色々と考えさせられました。 わが家では、”あの日”以来、犬を連れて非難する方法を考えるようになりました。 避難所の様子を知るほどに、心の準備が必要だと感じて。 皆さんは、愛犬をどう守り…

一夜が明けて、そしてその後 ~東日本大震災・あの日私たち家族は(後編)~

一夜が明けた避難所 情報から孤立し、不安に包まれる作者と家族。しかし―― 「冷やっこい手ぇ。風邪ひくぞ」 そんな厳しい状況の中でも、作者は人の暖かみに触れます。 自分はこんな時、大切なものを守れるか? 人に優しくできるか? そんな事を考えさせられ…

未曽有の大震災、発生当日のこと ~東日本大震災・あの日私たち家族は(前編)~ 

未曽有の大震災が東北地方を襲ったのは、7年前の今日でした。 初めは何が起きたか分からず―― やがて中継が始まりました。 津波に映像に衝撃を受けたことを思い出します。 そして原発事故。 江戸川区に住む友人は、個人的に2台のガイガーカウンターを所有し…

真っ直ぐな思いってさ、きっと人の心まで変えてしまうんだよ 〜犬を飼うこと。犬に育てられること〜

犬はから教えられることはとても多いですね。 忍耐とともに、命の大切さにも気付かされます。 特に愛犬が病気になったときには、それを強く感じます。 この子は、飼い主しか頼るものがいないだと実感するのです。 愛犬は命を賭けて、飼い主に”何か”を伝えま…

【永久保存版】発見!犬の笑い顔。ポイントは鼻の皺。そして口元の皺 ~犬の笑顔と笑い顔(その3)~

文:高栖匡躬 これまで2回に渡って、”犬の笑い顔”についてご紹介をしてきました。 読者の方々からは、これは”犬の笑い顔”でしょうか? と、幾つも写真を送っていただきましたが、残念ながら全て”笑顔”の方です。(因みに、この記事トップの写真も笑顔です)…

どうしても一度は見たい、笑顔ではない、笑い顔 ~ 犬の笑顔と笑い顔(その2)~

文:高栖匡躬 先に公開しました、「犬の笑い顔」の記事について、4通6件の投稿がありました。「これって笑い顔でしょうか?」という質問です。 という事は――――皆さん、犬の笑い顔を見たことが無い? それは一大事です。あのように良いものを、ご覧になった…

笑うのは人間ばかりじゃない・意外に深いその真実 ~ 犬の笑顔と笑い顔(その1)~

文:高栖匡躬 今日は、犬の笑い顔についてのお話をしようと思います。 本題に入る前に、まずは人間の事を少し。皆さんは、『 笑顔 』 と 『 笑い顔 』 の微妙な違い、分かりますか? 笑顔はちょっと良い事があってニッコリとか、嬉しくてニッコリとかですね…

犬は、弱い家族を守るものなのかもしれない 〜愛犬ラフに守られてきた、うちの二男〜

私はこのサイトで、『人は犬に育てられている』という記事を読みました。幼いお嬢さんが、老犬の存在によって成長しているという、あたたかくて、それでいて、とても考えさせられる内容でした。 そのお話を読んで、私も懐かしく思い出したことがあります。「…

人は犬に育てられている。私はそんな風に思う。 ~娘の成長、そして歳をとった愛犬~

人は犬猫から、色々な事を教えられます。 その中でも、一番大きなものは ”忍耐” ではないでしょうか? 口のきけない犬猫にしつけをする。 病気をすればどこが悪いか、察するしかない。 それを何年も続けて、信頼関係が築かれていく。 そしていつの日か、飼い…

白いソックスを履いたリンちゃん ~シワシワ顔の怒りん坊~

文:樫村 慧 3年前のある日のことだ。5月のまだ日も昇らない薄暗い時間に、私は愛犬のゴールデンレトリバー、ラフを連れてお散歩に出た。その日、私にはちょっとした予感があった。 しばらく歩いて目を凝らすと、まっすぐに伸びた一本道の先にぼんやりと、…

脅威の収斂(しゅうれん)進化をさぐる ~恐竜に似ている哺乳類とは?~

文:高栖匡躬 【進化】 生物個体群の性質が、世代を経るにつれて変化する現象である。また、その背景にある遺伝的変化を重視し、個体群内の遺伝子頻度の変化として定義されることもある (出典:Wikipedia) 進化とは一般的に、環境に適応し、より優れた形態…

【犬の人間年齢】シニア犬向けの年齢換算表もあるのです ~犬の年齢を人間に換算してみたら(2/2)~

文:高栖匡躬 前回の記事では、犬と人間の年齢の換算方法は様々あり、日本で多く用いられている計算式は、欧米のそれとは異なっていることを書きました。 今回は米国で開発された、『あなたのペットは、シニアなの?』 と題されたシニア犬向けの年齢換算表を…

【犬の人間年齢】犬の年齢表には、色々な方式があります ~犬の年齢を人間に換算してみたら(1/2)~

文:高栖匡躬 うちの子は、人間ならば、今何歳くらいなんだろう? 誰もが一度は考えたことがありますね。ドッグイヤーと称されるように、犬の老化は早く、その1年を人間に換算すると、7年分の歳を取るのだといわれています。 では、今のうちの子の年齢を人…

うちに来て良かった? 犬を飼う者は誰もが思う ~わたしの心の葛藤は、笑顔に溶けて行った~

この子は、うちに来て幸せだったんだろうか? 飼い主ならば、絶対に一度は考える事ですね。 時には、 うちに来てさえいなければ―― うちでなかったら、こんな事にはならなかったかも―― なんて、思いつめたりして。 飼い主はいつも思い続ける。 でも幸せなんだ…

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