犬を飼うということ

いつまでも君と……

コラム

犬に関するコラムです。

【飼いにくい? ブルテリア】昔と今では、随分違う性格や体形 ~最近は優しい性格の子が増えました~

筆者の愛犬ピーチ―が、うちにきたのは2001年のことです。 今から数えると、もう20年近くたつわけです。 犬は2、3歳で子供を産むので、下手をすると今ではもう、ピーチーよりも10世代も進んでいるわけです。その世代の進みを品種改良という意味でとらえると…

【殺処分/ごめんね】さよなら、ロール ~私を犬好きにさせた、思い出の子~

文:Rikka ずっと前から、書いておかなくては、と思っていた文章があります。その文章を、これまでに何度も書いては消して、書いては消すということを繰り返してきました。 それは、私が大の犬好きになったきっかけのワンコのこと。祖父母が飼っていたテリア…

【どうする? 災害時の犬と猫】もしもの被災/飼い主がやるべきことは? ~避難所の状況から知る、準備の大切さ~

撮影&文:高栖匡躬 2月21日は北海道で、最大震度6弱の地震が観測されました。昨年9月の北海道胆振東部地震(最大震度7)ほど大きくなくて幸いでしたが、日本が地震大国であることを、改めて実感させられました。 また昨年は、大型台風による西日本豪雨が…

【名医とヤブ医者】獣医師/動物病院を選ぶ前に読む話 ~理由が分かれば対策もできる~

皆さんは愛犬、愛猫が病気に罹ったときには、どうしていますか? きっと、動物病院に行きますよね? そして動物病院に行ったら、当然のように獣医師に頼ることになります。 ――しかし! その獣医師の診立ては、いつも正しいとは限りません。何故だか分かりま…

【歯周疾患】歯磨きはとても大事なんです ~犬にもあるんですよ。歯周病は~

最近、ワンちゃんや猫ちゃんの歯が気になっています。 診察の時には必ず、みんなの口の中をみます 歯肉や舌の血色の状態、歯石の付着程度、歯肉炎、口内炎の有無を確認します。 歯は健康を維持する上で、やっぱり重要だとつくづく感じます。 1才の小型犬の…

【別れの印象は変えられる】今は良い思い出の中にいるんだよ ~別れの後先/飼い主だから出来ること(4/4)~

前3話で書いたことは、愛犬の終末期と看取りまでにできる心の準備です。 ここからは、別れの後でもできる意識の変化を書こうと思います。 皆さんは、死に対して、どのようなイメージを持たれているでしょうか? ほとんどの方は、”怖い”ものと思われているの…

【終末期を前向きに】安心して行っていいからね ~別れの後先/飼い主だから出来ること(3/4)~

筆者は愛犬ピーチーを看取った時、8つの小さな覚悟を、1つ1つ段階を上るように決めて行きました。意識してそうしたわけではありません。 今振り返ると、それはとても良かったように思います。 1つ1つの思いはそれなりに重大なものですが、受け止められ…

【動物の先端医療】リニアックをご紹介しましょう ~目の前にある、次の医療技術~

現時点の人医療では、以下のようなものが先端といわれるようです。 ・アデノウイルスやレトロウイルスを使ったDNAワクチン ・最近有名になったPD−1抗体などを用いた腫瘍免疫療法 ・放射性同位体を用いたアイソトープ療法 ・原因分子だけをターゲットにした分…

【看取りの心は準備次第】覚悟はゆっくり1つずつ ~別れの後先/飼い主だから出来ること(2/4)~

前回は飼い主が、愛犬の老いを意識するようになるまでの過程を書きました。 ここから先は、飼い主さんごとに考え方が違ってきます。 愛犬の老いの先に、避けられない死を明確にイメージした飼い主さんは、別れの準備をはじめることでしょう。その方法は、飼…

【満足できる別れ】ペットロスは誰にもやってくる ~別れの後先/飼い主だから出来ること(1/4)~

犬を飼うと、いつかやってくるのが愛犬との別れ(死別)。 そして別れとセットになってやってくるのがペットロスです。 ペットロスは誰もが例外なく経験するものですが、それが軽くすむ場合もあれば、社会生活に支障をきたすほど深刻な場合もあります。 ペッ…

【リンパ腫】【体表リンパ節】飼い主さんの触診で気付く場合も ~早期発見、早期治療が大切です~

リンパ腫の治療で、週1回来院しているワンちゃんがいます。 元気も食欲もありますが、顎のリンパの腫れがなかなか小さくなりません。 リンパ腫という病気は、悪性腫瘍の中でも比較的多く見られるものです。リンパ腫は、リンパ球という体の中の免疫細胞が腫…

【動物医療】体重ごとに違ってくる治療法 ~意識しよう犬の体重(医療編)~

文:オタ福 犬の体重差のお話。前回のフード選び編につづいて、今回は医療編。 4kgのミニチュアダックスと50kgのグレート・デンどちらも犬ですが、本当に同じ犬として扱っていいのでしょうか?――というお話です。 今回は、体重で分別される下記の3つの事柄…

【シニア犬/老犬】皆さんは、どちらの呼び方が好きですか? ~飼い主の気持ちで印象が変わる言葉~

文:高栖匡躬 高齢の犬のことを、英語ではSenior Dogと書きますね。日本では『老犬』、あるいは『シニア犬』と呼ばれます。 どちらで呼ぶかは、好みが分かれるところですが、筆者は『老犬』が好きです。しかし自分の家の愛犬を、『老犬』と言われることを嫌…

【体重差が大きく関係する犬の健康】チワワとセントバーナード、同じ犬なの? ~意識しよう犬の体重(フード選び編)~

文:高栖匡躬 皆さんは、体重が1Kgしかない、ティーカップチワワはご存知ですか?公認犬種では無いので、犬種の名称は通称なのですが、ティーカップと言うだけに、ものすごく小さい”犬”です。その対極には、時には体重100kgを越えるセントバーナードがいます…

【下痢】【軟便】これまでの経過と下痢に関する考察 〜軽視しては駄目。お腹を壊すこと(3/3)~

文:Rikka 連載の3話目、最終話です。今回は我が家の愛犬・六花(ロッカ)の下痢の経過に関してまとめます。 最近の、六花の症状はかなり落ち着いて来ました。以下、記録ノートから主な経過を拾いました。 記録ノートより抜粋10/19 夜一度排便してご飯後に下…

【心臓病】【心肥大】早期の症状は咳です ~早期発見・早期治療が大事~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日は心臓病のお話です。 ワンちゃんの病気はなかなか分かりにくいけれど、咳は心臓病のサインだったりします。心臓が肥大すると、気管を圧迫するから、咳がでちゃうんだって。 でも、咳が出たら必ず心臓病ってわけじ…

【下痢】【軟便】治らない下痢にどう対処したのか 〜軽視しては駄目。お腹を壊すこと(2/3)~

軽視できない、お腹を壊すこと|2/3 重大な病気の可能性もあること―― 深刻なのに、獣医師が真剣に取り合ってくれない下痢や軟便。 飼い主がなんとかするしかありません。 しかし、闇雲に工夫をすると逆効果の場合も。 だから、調べたのです。 今回は、我が家…

犬や猫は天国に行けるの? ~もう一つの、虹の橋考察~

今回は『犬や猫が天国に行けるのか?』というお話をしようと思います。 ペットの飼い主さんは、愛犬や愛猫が亡くなった時に、『天国に行った』という言葉を良く使います。筆者も愛犬ピーチーの死を『天国に行った』と表現します。 しかしそれは、我々日本人…

【下痢】【軟便】大切な薬の選択、安易に決めてはいけません 〜軽視しては駄目。お腹を壊すこと(1/3)~

今日は下痢と軟便についてのお話。3話連載の1回目です。 これから、うちの愛犬・チワワの六花(ロッカ)で起きたことと共に、それをどう解決していったのかをまとめて行こうと思います。 聞くところによると下痢、軟便で悩む飼い主さんは意外に多いのだそう…

【どうやって看取るか?】旅立つ先は選びたい ~別れの準備、別れの覚悟(後編)~

前回の記事では、 ”生きざま” と ”死にざま” について触れました。今回はそれととても近い要素である、”死に方” について書こうと思います。 ”生きざま” と ”死にざま” が個性であり、個人の心に寄りかかるものであるのなら、”死に方” だってそうだと思うの…

【動物の抗がん剤治療/副作用】今になって思う、やってあげても良かったかもしれない ~犬や猫の抗がん剤は少し違うのです(2/2)~

皆さんはどのように動物病院を選んでいますか? 動物を飼われている方のほとんどは、どのような獣医が良い獣医でどのような獣医が悪い獣医か見分けることができないかと思います。 今回はどのような獣医師が良い獣医師なのかを、お話ししていきたいと思いま…

その瞬間の前と後 ~別れの準備、別れの覚悟(前編)~

撮影&文:高栖匡躬 今回は愛犬の看取りの時について、書こうと思います。”看取り”と言うと、普通には、別れの瞬間のことだと感じます。皆さんも同じではないでしょうか? しかし、実際にその場に遭遇してみると、それは一瞬の事ではなく、ある程度の時間経…

【動物の抗がん剤治療】副作用を恐がっている飼主さんのために ~犬や猫は少し違うのです(1/2)~

今日は抗がん剤について書いていこうと思います。 皆さんは『抗がん剤』と聞いて、どのような印象を受けますか? 『抗がん剤=副作用とか怖そう』 こう感じた方が多いのではないでしょうか? では、抗がん剤が怖いと感じた方へ 「抗がん剤が体内でどのように…

【療養食/療法食】獣医師も答えられない、チョイスとの適正使用 ~犬との暮らし(その3)~

文:Rikka 療養食って愛犬が若くて元気な時は、そんなものがあることさえ知りませんが、いざ病気になって動物病院にいくと、たちまち身近になったりしますね。我が家もそうでした。 療養食ってどういう位置にあるものなのでしょう? あまりにも簡単に獣医さ…

【念願の一戸建て、そして】ねえ、犬を飼おうよ、お父さん! ~我が家が犬を飼わない理由(後編)~

文:高栖匡躬 タクシードライバー山川さんへのインタビュー、後編です。 「犬ってね、いつか死んじゃうじゃないですか。そうなったら娘が余計に可哀そうだし、僕だってさびしくなっちゃうだろうし」かつてはそう考えて、犬を飼うことを拒否してきた山川さん…

【心を縛るもの】駄目駄目、犬は飼わないよ。別れのときがつらいんだから ~我が家が犬を飼わない理由(前編)~

文:高栖匡躬 ついに手に入れた自分の城。念願の一戸建て。しかし、その喜びに浸るのも束の間、「お父さん、うちでも犬を飼おうよ」という娘さんの声が聞こえてきます。 実はお父さんはずっと前から、娘さんと約束をしていたのです。「いつか家が大きくなっ…

【アトピー/新薬:アポキル錠】ステロイド剤のような 副作用の心配がいらない ~ハナのアレルギー検査(4/4)~

ハナの残された人生(犬生)を快適に過ごすために行ったアレルギー検査。 思ったより食べられないもの・食べない方が良いものが多く、びっくりしています フィラリアの薬もジャーキー味の薬はもう食べられません。 今月からは、普通の錠剤です。 食いしん坊…

【臨床の現場からの声】こうすればいい、獣医師/動物病院の選択 ~良い獣医師の見分け方~

皆さんはどのように動物病院を選んでいますか? 動物を飼われている方のほとんどは、どのような獣医が良い獣医でどのような獣医が悪い獣医か見分けることができないかと思います。 今回はどのような獣医師が良い獣医師なのかを、お話ししていきたいと思いま…

【アトピー/リンパ球反応性検査】なんと、あの大好物が~~~ ~ハナのアレルギー検査(3/4)~

ハナのアレルギー検査ですが、待っていたリンパ球反応性検査結果が届きました。 これは、食物アレルギーのもう一つの検査です 検査結果が出そろったので、前回の検査結果、IgEの結果と合わせて判断します 要注意は、1.2%以上のトウモロコシ・タラとなってい…

【アトピー/アレルゲン特異的IgE検査】検査の精度は日進月歩です ~ハナのアレルギー検査(2/4)~

アレルギーの検査結果の一部が届きました。 なんと環境アレルゲンによるアトピーに関しては、高値のものはないようです。以前の検査で引っかかっていたアシブトコナダニが今回の検査項目に入ってないのです。 しかし恐らく、これは陽性だろうと思われます。 …