犬を飼うということ

いつまでも君と……

コラム

犬に関するコラムです。

【動物の抗がん剤治療】恐がっている飼主さんのために ~知ることで考え方が変わることも~

今日は抗がん剤について書いていこうと思います。 皆さんは『抗がん剤』と聞いて、どのような印象を受けますか? 『抗がん剤=副作用とか怖そう』 こう感じた方が多いのではないでしょうか? では、抗がん剤が怖いと感じた方へ 「抗がん剤が体内でどのように…

療養食の適正使用ってどういうことだろう? ~犬との暮らし(その3)~

文:Rikka 療養食って愛犬が若くて元気な時は、そんなものがあることさえ知りませんが、いざ病気になって動物病院にいくと、たちまち身近になったりしますね。我が家もそうでした。 療養食ってどういう位置にあるものなのでしょう? あまりにも簡単に獣医さ…

ねえ、犬を飼おうよ、お父さん! ~我が家が犬を飼わない理由(後編)~

文:高栖匡躬 タクシードライバー山川さんへのインタビュー、後編です。 「犬ってね、いつか死んじゃうじゃないですか。そうなったら娘が余計に可哀そうだし、僕だってさびしくなっちゃうだろうし」かつてはそう考えて、犬を飼うことを拒否してきた山川さん…

駄目駄目、犬は飼わないよ。別れのときがつらいんだから ~我が家が犬を飼わない理由(前編)~

文:高栖匡躬 ついに手に入れた自分の城。念願の一戸建て。しかし、その喜びに浸るのも束の間、「お父さん、うちでも犬を飼おうよ」という娘さんの声が聞こえてきます。 実はお父さんはずっと前から、娘さんと約束をしていたのです。「いつか家が大きくなっ…

【アトピー】【アレルギー検査】新しいカイカイ対策 ~ハナのアレルギー検査(4/4)~

ハナの残された人生(犬生)を快適に過ごすために行ったアレルギー検査。 思ったより食べられないもの・食べない方が良いものが多く、びっくりしています フィラリアの薬もジャーキー味の薬はもう食べられません。 今月からは、普通の錠剤です。 食いしん坊…

【獣医師選び】こうすればいい、獣医師の選び方 ~現場を知っているから、このアドバイス~

皆さんはどのように動物病院を選んでいますか? 動物を飼われている方のほとんどは、どのような獣医が良い獣医でどのような獣医が悪い獣医か見分けることができないかと思います。 今回はどのような獣医師が良い獣医師なのかを、お話ししていきたいと思いま…

【アトピー】【アレルギー検査】なんと、あの大好物が~~~ ~ハナのアレルギー検査(3/4)~

ハナのアレルギー検査ですが、待っていたリンパ球反応性検査結果が届きました。 これは、食物アレルギーのもう一つの検査です 検査結果が出そろったので、前回の検査結果、IgEの結果と合わせて判断します 要注意は、1.2%以上のトウモロコシ・タラとなってい…

【アトピー】【アレルギー検査】検査の精度は日進月歩です ~ハナのアレルギー検査(2/4)~

アレルギーの検査結果の一部が届きました。 なんと環境アレルゲンによるアトピーに関しては、高値のものはないようです。以前の検査で引っかかっていたアシブトコナダニが今回の検査項目に入ってないのです。 しかし恐らく、これは陽性だろうと思われます。 …

【アトピー】【アレルギー検査】カイカイが悪化しちゃったよ ~ハナのアレルギー検査(1/4)~

暑くなってきたので、ハナのアトピーが悪化してきました。 以前の検査で分かっているのは、環境アレルゲンのアシブトコナダニに、弱陽性のアトピーでした。 ダニの予防は、空気清浄器と掃除で対処。 そして、このアレルバックスです。 アレルバックス アレル…

【ストルバイト結晶】我が家の手作り食をご紹介します ~病院の療法食じゃなくても大丈夫なんですよ~

以前にもこの病気の記事を書きましたが、今日はそれに対する具体的な我が家の対応を、食事を中心にお伝えしようと思います。 同じ疾患で悩んでいる飼い主さんの参考になるように、なるべく具体的に書いて行きます。 我が家のご飯は、私が日々考えながら、少…

地方に住むと言うことは、医療格差と付き合うことでもあるんです ~犬との暮らし(その2)~

文:Rikka 私は以前まで、全国で犬を1番飼ってる街に住んでいました。 深夜も対応する病院や、人間でいう大学病院みたいな医療施設や、難しい病気専門の先生もいて、どこも頑張れば通える範囲でした。 ● しかし、今は地方住まい。近場に獣医はいても、時間外…

迷子札って大切なんだよ ~犬との暮らし(その1)~

文:Rikka 私は twitterでも、犬たちの事を書いているのですが、twitterのタイムラインには、迷子になるわんちゃんの話が、沢山RTやらいいねで回ってきます。その中には、そんなに危機意識がなくていいのかという逃げられ方をして、行方不明にさせてしまった…

【獣医師】いちばん辛いこと ~助けられるのに、助けられない命のこと~

私が仕事をしていて一番つらいことは、 助けられる命がいろいろな事情で助けられないこと、そして、治療をすることを「かわいそうだ」と言われてしまうことです。 ● 例えば、骨折しているペットに手術を勧めた時、 ――かわいそうだからやりません。 重症のペ…

【腫瘤】うちのハナの腫瘤 ~悪いものじゃないといいのですが~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日はハナにできたしこりのお話。 ママが心配をして、検査をしてくれました。歳をとると、体の色んなところに脂肪腫というのができるんだって。それだったら様子見で良いらしいんだけど…… ちょっと怪しいのは、早めに…

【ドック】ハナのドッグドックをしました ~健康管理はとても大切ですよ~

ここは『ハナちゃんの動物病院』です。 今日は、ワンちゃんの健康診断のお話。『ドッグドック』っていうんですよ。 それを受けたのは、何とわたしです。何も異常がないといいんだけれど…… 撮影&文:ハナちゃんママ この記事は2016年1月に執筆されたものです…

【膿皮症】【アレルギー】指しゃぶりと、シャンプー嫌い ~ハナのカイカイ事情~

今日は膿皮症とアレルギーについて。 ハナちゃんは体がカイカイ。 あちこち痒くて、いつもボリボリしたり舐めたりしています。 うちのピーチーもそうでした。 ここからハナちゃんは、カイカイを克服するのですが、 これはその最初のお話。

君を送る日の十戒 ~愛犬を看取る私たちの想い~

文:高栖匡躬 撮影:樫村慧 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?犬と飼い主の適切な関係について、犬の方から飼い主に語りかけるお話です。飼い主と愛犬とが交わす10個の約束として書かれていて、敢えて分類するなら、詩の形態の1つと言えるでしょ…

『またね』という言葉 ~少しだけ考え方を変えてみようよ(3/3)~

文:高栖匡躬 前回に続いて、別れの言葉についてのお話です。皆さんにとって、うちの愛犬にふさわしい別れの言葉はみつかったでしょうか? 今回は我が家の、別れの言葉について書こうと思います。我が家は2年前に、『またね』と言って愛犬ピーチーを見送りま…

別れの言葉を準備している? ~少しだけ考え方を変えてみようよ(2/3)~

文:高栖匡躬 愛犬がいつの日か、旅立つ瞬間――皆さんは、どんな言葉を掛けてあげたいですか? もしも愛犬がもう老犬(シニア犬)だとすると、この質問は切実に思われるかもしれませんね。逆に、もしも愛犬がまだ若くて元気なら、こんなことはなかなか考える…

死は我が子を優しくつつむ ~少しだけ考え方を変えてみようよ(1/3)~

文:高栖匡躬 愛犬ピーチーがいなくなってもう2年が過ぎたのですが、時間が経って気が付いたことがあります。 ストレートに書くと、”死” に対するイメージが変わりました。今日はそのことを書こうと思います。

【腫瘤】【腫瘍】良性も悪性もありますが、気付いたらすぐに動物病院へ ~早期発見が大切ですよ~

今回は腫瘤のお話です。 えっ、こんなに大きく? という症例があるのですね。それが今回。 腫瘤には良性も悪性もあり、放置しても小さくはなりません。 「悩んでいるうちに大きくなってしまうので、その前に決断をして欲しいです」 ハナちゃんママより

【歯石処置】犬にも猫にも歯周病はあるんですよ。放置しちゃダメ ~全身麻酔は大袈裟かもしれないけれど~

今回は歯石処置のお話。 犬猫も人間と同じ。歯石を放置すると歯周病になりやすい。 しかし、除去には全身麻酔が必要。悩ましいですね。 うちの愛犬ピーチーは、堅い馬のアキレスをおやつに食べていて、歳で顎が弱るまでは、歯磨き無しでバッチリでした。

『犬の十戒』考察(2/2)原典に感じる違和感の正体 ~どうして「犬の十戒」が生まれたのか?

文:高栖匡躬 前回は『犬と私の10の約束』に主に触れました。今回はその原典である、『犬の十戒』のお話をしましょう。 『犬の十戒』は素朴で、荒削りで、回りくどい言い回しが特徴です。そこから主旨を損なわないように、作品として洗練させたものが『犬と…

『犬の十戒』考察(1/2)意外に知られていない原典 ~広く知られるのは「犬と私の10の約束」~

文:高栖匡躬 皆さんは『犬の十戒』をご存知でしょうか?元々は英文で書かれた詩で、犬と飼い主の関係について、犬の方から語りかけるものです。10年ほど前に日本で紹介され、多くの愛犬家の心をつかみました。 ● 今日はこの、『犬の十戒』について考えて…

虹の橋・考察 ~知っていたようで、実は知らなかったこと~

文:高栖匡躬 今回の記事は、有名な『虹の橋』の詩に関する考察です。『虹の橋』は愛犬、愛猫を失った多くの飼い主たちの、心の支えになっていることで、知られてます。しかしながら『虹の橋』 は、間違った使い方をされるケースが頻繁にあります。 恐らくそ…

【Q&A】【悩み】痴呆による遠吠え(8/15更新) ~体験談、アドバイス、皆で語り合おう~

文:樫村 慧 今回の質問 ~痴呆による遠吠え~ ■痴呆による(と思われる)遠吠え■数日前から、昼夜の感覚がなくなった模様■安定剤は身体が弱る恐れがあると主治医に言われましたが、使用した経験のある方いますか?※ご経験者の方、どうかアドバイスをお願い…

【免疫抑制剤】【ステロイド】やっと見えてきた光明 ~自己免疫不全と免疫の抑制(3/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回は、1日1錠まで減っていたステロイド剤『プレドニゾロン』を、1日4錠に戻したことと、免疫抑制剤『アトピカ』を、1日100mgから200mgに増量したところまでを書きました。 今回はその続きと、ピーチーの経過について書きます。

【凍結手術】【腫瘤】凍結手術をしてからの、その後 ~手軽な術式ではありますが~

以前掲載した、腫瘤(しゅりゅう)の凍結手術の続報です。 この療法は、低温ガスを使って腫瘤を壊死させるもの。 麻酔をしなくて良いので、全身麻酔のリスクがいりません。 ハナちゃんの腫瘤を治療したハナちゃんママ。 結果はどうかな?

【免疫抑制剤】【ステロイド】一筋縄ではいかない薬の切替 ~自己免疫不全と免疫の抑制(2/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前回の記事では、1回目の血液検査で愛犬ピーチのシクロスポリン濃度が、100ng/mlの段階(基準値100~600に対して)だったところまでを書きました。 今回は、ステロイド剤から免疫抑制剤に切り替わる過程を、ピーチーを具体的な例としてご…

【免疫抑制剤】【ステロイド】ステロイド剤減薬の先にあるもの ~自己免疫不全と免疫の抑制(1/3)~

撮影&文:高栖匡躬 前シリーズの記事では、自己免疫不全の対処とステロイド剤の減薬について書きました。恐らくは多くの飼い主さんが、悩みながら、手探りでやっていることで、我が家もそうでした。今回からは、ステロイド剤の次の段階で用いられる、免疫抑…