犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【大型犬軍団】ジイターさん | No.40〜No.43 ~老犬アルバムの思い出(その15)~【勝手に命名した名前です】

【関連コンテンツ】

老犬さんの思い出は、飼い主さんとの思い出でもある
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老犬アルバム|No.40 ジイター(飼い主:Yko♪さん)
 
老犬アルバムに想う
老犬さんとの出会いと別れ、そして老犬アルバム

私は老犬さんが好きで、いつもネットでその姿を追いかけていのですが、時々寂しい気持ちになることも時々あります。

特にそう思うのは、毎日のように見ていた老犬さんが、旅立ってしまった時です。

15年の平均寿命で、しかも老犬になってから知るのですから、別れがそう遠くないのは最初から分かっていますね。
しかしそう簡単に割り切れるものではありません。

思うに、私は老犬さんとその飼い主さんに対して、急速に感情移入してしまうようです。出会ってから1カ月ほどの老犬さんが、ゆっくりと、ときにはヨロヨロと歩く姿を見ると、もう何年もお付き合いしていた犬――例えば近くに住む友人の愛犬のような――親しみを感じてしまうのです。

だからこそ、その老犬さんの訃報に察すると、大きな喪失感に襲われるのだと思います。

この記事はこんな方に:
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい

 No.40は、ジイターさん 大型犬軍団の一員

老犬アルバムNo.40は、私の大好きな大型犬軍団(勝手に命名してます)繋がりで、参加のお誘いをした飼い主のYko♪さんのジイターさんです。

私はツイッターを始めてからすぐに、仲良くさせていただいている飼い主さんがいます。一番最初に出した、当時ツイート初心者ホヤホヤの私の記事に、メッセージを入れてくれたのが、グレートデンのダニーさんの飼い主ダニーママさんでした。

ダニーママさんは、今となっては私にとってツイッター界の姉のような存在です。そのダニーママさんと知り合った同時期、黒ラブ2匹の飼い主Mbiliさんのツイートをよく見かけるようになりました。

Mbiliさんは黒ラブと暮らすベテランで、1号2号さんを看取り、今は3号4号(さんごよんごちゃん)と暮らしています。

そのMbiliさんとダニーママさん、それぞれのお住まいは近くはありませんが、ドッグランに集合して遊んでいるツイートを見た時、「おおっ、大好きな飼い主さんが揃ってる」と心が沸き立ちました。

ダニーママさんとMbiliさんのお2人から繋がっている何人かの飼い主さん(大型犬や超大型犬の)を、犬プロ軍団と私が勝手に名付け勝手に慕っています。(元々、犬プロ、という言葉はダニーママさんが自分以外の軍団メンバーの方を表現した言葉です)

そのお1人Yko♪さんは、イエローラブラドールのジイターさんと那須塩原の山に住んでいます。

北関東出身の私にとって、那須塩原は別荘地として犬と暮らす憧れの場所。そんな山の中で、四季折々の自然に囲まれ豊かな生活をしているジイターさんに、老犬アルバムに出てもらおうと決めるまでそう時間はかかりませんでした。

お誘いのDMをすると、「かまいませんよ」と有り難いお返事。
そして、必要事項を送っていただいて驚いたことがーー

ジイターさんという名前を命名したのは、あのMbiliさんだと書いてあったのです。
それを知って、興奮してしまいました。ラブ軍団の深い繋がりに混ぜてもらったような不思議な気持ちになりました。

そのジイターさんは3月に16歳になりました。まだまだ元気に、山の散歩を毎日楽しんでいます。

「気力がすごいんですよー 。食べたい! 遊びたい! お出かけしたい!なんでも若さいっぱいで」
Yko♪さんはジイターさんについて、こう書いていました。

16歳の大型犬が、こんなに元気にしていてくれることに、まるで親戚のような気持ちになって嬉しく感じてしまうんです。さすが犬プロMbiliさん命名のジイターさんだなぁと妙に納得してしまったのでした。

 

 No.41は、ココさん 神様からの贈り物

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老犬アルバム|No.41 ココ(飼い主:クーしゃんママさん)
 

No.41のココさんは、バーニーズマウンテンドッグです。

飼い主のクーしゃんママに、「うちの子はもうお空に行ってしまっているんです」となんのツイートにだったのか憶えていないのですが、メッセージをいただきました。お空組さんでもご参加いただける旨をリプライすると、すぐにDMにご連絡を下さいました。

いただいたココさんの写真は、女の子らしいシュッとした美人さん。クーしゃんママのツイートには、ココさんは神様からの贈り物なのだと書いていました。

確かに、愛しい存在は神様が私たちに与えてくれた幸せの証のようなものかもしれません。ママさんのツイートから、そんな素敵な言葉を見つけて、こちらまで胸が熱くなりました。

 

 No.42は、スーさん 犬は健気

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老犬アルバム|No.42 スー(飼い主:スーママさん)
 

No.42のミニチュアダックスフントのスーさんは、ママさんから参加の連絡をいただきました。

スーさんのカードを配信した頃、飼い主のママさんは闘病中で入院をされていました。ママさんのいないお家を一緒に暮らす柴犬のはなさんとスーさんがしっかりと守ってくれていました。

そして、ママさんが退院した後、昨年の暮れに、スーさんはお空へと旅立ちました。ママさんが帰ってきて、安心して旅立ったのかもしれないと思うと涙が溢れてきました。

犬というのは、そんな健気なところがあります。柴犬のはなさんに、ママさんのことを託して、16歳5ヶ月の犬生を全うしたスーさん。きっとあちらから、ママさんとはなさんを守っていることでしょう。

 

 No.43は、小次郎さん しっかりと歩くナイスガイ

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老犬アルバム|No.43 小次郎(飼い主:コジママさん)
 

No.43の小次郎さんは柴犬です。

ある日、飼い主のコジママさんから、「はじめまして!うちのナイスガイも老犬アルバム載せてください」という軽快なメッセージをいただきました。

そしてお送りいただいた写真は、お散歩の途中と思われる小次郎さんが、15歳とは思えない若々しい姿で、しっかりと歩いている写真でした。

まさに“ナイスガイ”という言葉の似合う小次郎さん。
コジママさんは、今はツイッターをお休みしているようですが、小次郎さんの柴犬らしいクールなその姿は、老犬アルバムの1ページにしっかりと刻まれています。

 

 次回はちょっとした思い出が

ラフ_区切り

No.44、45の老犬さんは一緒に暮らしている老犬さんです。44の老犬さんの写真については、ちょっとした思い出があります。

そのお話は、また次回にーー

 

――つづく――

文:樫村 慧
 ▶ 作者の一言
 ▶ 樫村 慧:犬の記事 ご紹介
 ▶ 樫村 慧:猫の記事 ご紹介

――次話――

次は、No.44の、ぷちこさんの思い出から始まる4ワンです。

老犬さんがお空に旅立つ度に、大きな喪失感に襲われます。
どうしてそんなに感情移入するのか――
多分老犬さんに自分の愛犬を、飼い主さんに自分を重ねてしまうからです。
楽しかったことも、介護のことも――

――前話――

前話は、No.37のピーチーさんから始まる3ワンです。

老犬の介護では、『後悔しないように全力を尽くす』と言いますが、実行すると難しいですよね。でも #秘密結社老犬倶楽部 の名のもとに仲間がいと思うと、少し気持ちが軽くなった気がします。

まとめ読み|老犬アルバムの思い出 ③
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の1話目です――

第1話は老犬アルバムがスタートした経緯をお知らせします。

老犬アルバムのスタートは、一匹の大型犬、タフィさんが旅立った時の飼い主さんの言葉がきっかけです。「大きくて優しい子、ありがとう、大好き」その一言が忘れられませんでした。どうしてもそれを、何かの形に残そうとカードを作りました。
大きくて優しい子が、老犬アルバムを作ったんです。

本サイトは、Teitterで毎日情報配信をしています。
※Teitterに登録しなくても読むことができます。 ツイッターマガジンへ

 老犬アルバムのご応募方法はこちらです

老犬アルバムに応募するのは簡単

老犬アルバムに必要なのは、下記の6つの情報だけです。
①愛犬の名前
②愛犬の年齢(~カ月まで分かると尚良し)
③飼い主の名前(~ママとか、ハンドルネーム)
④小型犬、中型犬、大型犬の区別
 ※人間年齢を換算するために必要です。
 ※超大型犬は大型犬、超小型犬は小型犬で換算します。
⑤愛犬への一言、または、愛犬からの一言
⑥お気に入りの写真1枚

Twitterからの応募となります。
下記(担当:樫村慧)にDMをお送りください。

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老犬アルバムに応募するのは簡単

老犬アルバムに必要なのは、下記の6つの情報だけです。
①愛犬の名前
②愛犬の年齢(~カ月まで分かると尚良し)
③飼い主の名前(~ママとか、ハンドルネーム)
④小型犬、中型犬、大型犬の区別
 ※人間年齢を換算するために必要です。
 ※超大型犬は大型犬、超小型犬は小型犬で換算します。
⑤愛犬への一言、または、愛犬からの一言
⑥お気に入りの写真1枚

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下記(担当:樫村慧)にDMをお送りください。

 老犬アルバムと老猫アルバム

老犬アルバムはここからスタートしました。
長老のハリー君は2019年6月20日に17歳の誕生日を迎えて、人間年齢124歳です。
でも、犬は何歳になっても子犬のようです。

老犬アルバムは51匹目からVol.2に突入しました。
開始当初は51匹は遠い未来でしたが、沢山のご応募のお陰です。
犬は子犬や、成犬の頃には見せなかった姿を、老犬になってみせたりしますね。
毎日が新しい発見です。

老犬アルバムは101匹目からVol.3です。
飼い主が家に帰っても、ずっと寝たまま。若い頃はお迎えにきたのにね。
しかし、その寝姿がまた愛おしく感じます。
時々頑固者になるのは、人間と同じですね。

老犬アルバムの猫版。老猫アルバムです。
犬と猫の違い-――、猫歳をとっても見た目が変わらないので、絵にかいたような老猫というのがいないんですね。飼い主さんの心の中で、この子も歳をとったなあと思ったときが老猫。老犬よりもカードの数は少ないのですが、どの子も飼い主さんの愛情いっぱいです。

 樫村慧|他の作品

近しい方のペットが病気になったとき、一声かけてあげたくなりますね。
励ましてあげたいんです。でも、どんな言葉を掛ければいいのか?
経験した人なら分かりますね。悪気なく、心からの思いで掛けた言葉が、時に相手を傷つけてしますのです。

いつも散歩道で会っていた、土佐犬リンんちゃん。
いつしかそのリンちゃんは、散歩道に現れなくなりました。飼い主さんが人と会うのを避けるようになったのです。大型犬で闘犬の血が流れたリンちゃんには、いわれのない偏見の目が合ったのです。

 

 

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