犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【子犬の躾】うちにきて42日目 ~ピィ子の育児日記(その6)~ 【進行中:トイレ/伏せ】

ピィ子の育児日記
ピィ子の子育て日記

撮影&文|高栖匡躬
 
こんな方に
犬を飼い始めた|躾・トレーニングを始めたが、なかなか難しい|トイレを覚えてくれない|まずは”座れ”と”待て”を教えたい||甘噛み、噛み癖で困っている|飼育本、躾本、ネット情報の通りに行かない|経験者の話を聞きたい

 この1週間(9月29日~10月5日)は、プチ散歩デビュー

子犬の散歩はいつからするのが良いのか?
諸説あるようです。

先代犬のピーチーを迎えた18年前は、2回目の混合ワクチン接種後という意見ばかりしか耳にしなかったし、実際にピーチーはそうしたのですが、どうやら最近は考え方が違ってきているようです。

そもそも、混合ワクチンの必要接種回数が、医師によって考え方が違うらしいので、そうなっても当たり前ですね。

ピィ子のブリーダーさんに散歩のことを訊ねたときには、「主治医を決めたらその先生のやり方に従ってください」と言われました。
「そんなもんなの?」
と思って調べると、実際に違うようです。
具体的には3回で良いという考えと、いやいや4回は必要という考えです。

これは面白いテーマなので、別の記事にしようと思います。

 

獣医師からすると、子犬がしっかり免疫を獲得してからの散歩を推奨するので、最後のワクチンを接種して、それが定着するのが更に2週間後ということ。
子犬の月齢で考えると、多くの場合、3回ワクチン派ならば4か月半ということになり、4回ワクチン派ならば5カ月半ということです。

しかしながら、子犬の教育という側面からは、子犬に恐怖心が芽生える月齢4か月までに、色々な経験を積ませ、人や他の犬に触れ合わせるのが良いそうです。
これだと、3回目のワクチンを待っていられないということになります。

結局、我が家がどう判断したかというと、2回目ワクチン後から、少しずつ外に出そうという風にしました。本格的な散歩ではなくて、抱いた状態で家の周囲を歩き、安全そうなところでは少し歩かせてやるようなやり方です。

色々なものに興味深々で、真っ直ぐに歩くこちをしません。ジグザグにあるくので、ほんのちょっとの距離なのに、すぐに30分くらい過ぎてしまいます。

動くものにすぐに飛びつこうとするので、自転車はとても危険に思いました。
ろくに前を見ていない暴走自転車も少なくないので、要注意です。

はじめての散歩――

この1週間の変化

ピィ子の体重は今、5.5㎏です。この1週間では500g増えました。

【体の変化】
9月8日の体重|3.4Kg 
9月14日の体重|4Kg 
9月21日の体重|4.4Kg 
9月28日の体重|5Kg  これが今回
10月6日の体重|5.5Kg  これが今回
【今のピィ子の目標】
①室内でトイレができる
②絶対に人も犬も噛まない
③待てが、いつでもどこでも、長時間できる
 これから、伏せの段階へ
【これまでに達成できたプチ目標】
①座れ
②待て
③興奮時以外では、甘噛みはほぼしなくなりました。

フード以外のものも、少しづつ食べさせています

ピィ子はパピー用のフード(ロイヤルカナン)がメインなのですが、色々な経験を積ませようと思い、たまにですが味のついていないものを与えています。

これまでは、スイカなどの果物の欠片は大喜びでした。
以下は、先週あげてみた、大根の絞り汁です。

こっちは、既にピイ子が好きと判明した蕎麦湯です

ピイ子は、和風なのです

知能は発達してきている

このところ、いたずらの様相が変わってきました。
明らかに、飼い主の出方を疑っているのです。

何かをやってみて、飼い主が怒るかどうかの様子を見ているような感じです。そして怒ろうとすると、「コラ!」と言おうとした瞬間に逃げ出します。

「頭が良いなあ」
と感心します。

因みに、賛否両論ではありますが、犬の躾に罰は必要かどうか?
犬の体を痛めつけるようなものは賛成できませんが、ある程度の罰は必要と筆者は考えています。犬の個性にもよりますが、叱られることをものともしない犬の場合は、叱る+罰をセットにしないと、なかなか飼い主の意思は伝わりにくいように思います。

我が家の罰は、スリッパで思い切り叩くことです。
「パーン」と音がするほどにです。

念のために言うと、軟らかい室内スリッパなので、少しも痛くはありません。飼い主が自分の体で確かめています。

少しも痛くないのに、飼い主が怒っていることはしっかりと伝わります。
ピィ子はスリッパを見るだけで叱られると思って身構えるので、今は叩く必要もなく、スリッパを見せるだけで反省するようになりました。

余談ですが先週のこと、ピィ子はこのスリッパを咥えて、自分の居所であるサークルに持ち込んで、スリッパで遊ぼうとしました。

ピィ子の心中は良く分かりません。
面白いなあと大笑いしましたが、同時にやっぱり頭が良いと感心しました。

● ● ●

 

さてそれでは、定点観測の【トイレ/甘噛み/伏せ】の進捗をご報告しましょう。

 

 室内トイレへの挑戦

こんにちは、ピィ子です。トイレはまだまだです。
 

トイレトレーニングは少しづつ光明が見えてきました。

最近はサークルの外でご飯をたべさせるのですが、ご飯の後は自分でサークルに戻って、そこにあるトイレで用を足します。

ご飯の後以外は、まだまだなのですけれどね。

躾の基本が、上手くいったら褒めることであるとであるすると、褒める確率を上げていくしかありませんね。

そして多くの場合がそうだと思いますが、家族の誰かが一日中、犬を見ていられる状況でない場合は、家庭ごとに許される飼育環境の中で、その確率を上げていくしかありません。

飼育本やネット上にある躾の手ほどきは、どれも画一的で、我が家にピッタリ当てはまることはありません。だからこれらの情報をそのままには実践できませんし、当然ながら上手くは行きません。

そんな風に考えていくと、気長にうちに合う方法を見つけるしかないように思います。

以下は、我が家でこれまでで最も上手くいっているトイレのレイアウトです。
(そもそも、サークル内にトイレを置かないようにしろという躾情報もあるのですが、我が家の状況はそれを許しません)

現在のトイレのレイアウト

左にある段ボール箱は、トイレシートの交換の際に、ピィ子を待機させておく場所です。

ピィ子は交換中に別の場所(脱衣所など)に一時入れておくと、そこで高確率にオシッコをしてしまいます。つまり、トイレでない場所で用を足してしまう(=失敗)ということです。

狭い箱に入れて交換を待たせると、自分の居場所を汚したくないという本能から、そこで用を足すことはありません。

多分これが、我が家にとっての、サークルを使ったトイレトレーニングの最終形だと思います。この状態でもう少し成功の経験を積ませてから、サークル外の行動範囲を広げてやろうと思っています。

 

我慢比べ、知恵比べの状態は相変わらずですね。
頑張ろう!

 

 伏せのトレーニング

伏せはを覚えさせようとトライはしたものの、簡単には覚えてくれませんでした。

あまりやると、また混乱してトイレトレーニングに影響が出るかもしれませんので、集中してやるのはやめました。

 

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:散歩していないので分からず
その他:大食い
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
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――次話――

ピイ子がうちにきて7週間

散歩の距離が伸びて来て、すれ違う人全員に愛想を振り巻いています。
公園の給水場で水が上手に飲めたり、階段の上り下りが真っ直ぐにできたり。
体重はとうとう6㎏を越えました。
力もついてきて、突発的な動きをして事故が無いように要注意です。
相変わらず、毎日が大冒険です。

――前話――

ピイ子がうちにきて5週間

先週のピィ子の最大のイベントは、混合ワクチンの注射。
初めての外出で、初めての動物病院でもあります。
初回の病院で、病院嫌いになる子が多いようです。
子犬は何をやるのも初めて。
飼い主だって、その子と経験する初めてばかり。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家がピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

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