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【ピィ子の成長日記】フードを変えて調子よし【なぜか反抗期にも良い影響】

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ピィ子の成長日記

うちにきて1053日目 ~ピィ子の成長日記|91~
撮影&文|高栖匡躬
 

色々と観察していると、やっぱり反抗期と思わざるを得ないピィ子。
しかしその反抗期にも、最近改善がみられています。
ひょっとして終息するのか?

 

 ピィ子の反抗期はこんな感じ

ピィ子の反抗期はどんな風かと言うと――

① ご飯を拒否
② 散歩を拒否。

が2大症状です。

①のご飯を拒否するときは、「ご飯だよ」と呼んでも聞こえない振りで、寝たままそっぽを向きます。眠っているわけではなく、起きているのに反応しません。

そしてご飯の器の前に連れていっても、食べたそうにペロリと舌は出す癖に、フードに鼻先を近付けてるだけで、プィっとどこかにいってしまいます。

決してフードが古いとか痛んでいるわけではありません。その証拠に、手でつまんで口元に持っていくと、パクリと美味しそうに食べます。そしてもっとくれという仕草。
要するに、飼い主の手からなら幾らでも食べるのです。

そうそう、ご飯ではもう一つ気になることがありました。我が家ではご飯の前には「座れ」と「伏せ」をさせるのですが、ピィ子はそれが本当に嫌そうです。
きっとピィ子は、命令されることに反発しているのだと思います。

②の散歩の方は、途中で座り込んで動かなくなります。
声をかけても、クイクイと引っ張っても、迷惑そうな顔をして歩こうとしません。

こっちの方も、決して体調が悪いわけではありません。
ピィ子が大好きなボールを見せると、急に目つきが変わって小走りに歩き始め、ジャンプをしてそのボールを取ろうとします。

要するに、反抗期症状①にしても②にしても、ピィ子は飼い主に構ってほしくて、それをアピールしているわけです。

 

 反抗期症状は収束に向かうのか?

反抗期の発覚から1か月が過ぎたところで、改善が見られました。
少々波はあるものの、ご飯を積極的に食べに来るようになったのと、散歩も比較的機嫌よく歩きます。(まだボールで誘わないといけないのは玉に瑕ですが)

これはとても良い兆しのように思います。
何故なら2度目の反抗期が終わるときに、まずはご飯をガッツクようになって、「最近、食べっぷりが良くなったな」と思っているうちに、それまでのように陽気で活発なピィ子に戻っていったという経験があります。

今回、反抗期の改善に何か理由があるかと言うと、一つ思いつくことがあります。
それはフードを変えたということ。

食べ物が反抗期と関係があるのか?
きっとそんな風に思われることでしょうが、今回はありそうです。
ピィ子の振る舞いが、フードの切り替えのタイミングで劇的に変わったのです。

 

 ピィ子のフードについて(これまではサイエンスダイエット)

これまでピィ子は2つのフードを交互に食べていました。
1つはヒルズのサイエンスダイエット、アダルト・チキン。もう一つは同じくヒルズのサイエンスダイエット、アダルト・ラム&ライス

2つを交互にしていたのは、フードローテーションの考え方に沿っての安全性確保(万が一1つのフードに問題≪例えば有害物質が含まれる≫があった場合でも、ダメージが小さく抑えられる)と、単純に飽きがこないようにです。

サイエンスダイエット2種にしたのは、先代犬がずっとこれを食べていて、問題がなかったからです。先代犬は警察犬の学校に行かせたのすが、トレーナーさんからは、なるべく安いフードから試して、体に合うフードを見つけなさいと指示を受けました。

その教えに従って幾つもフードを試したのですが、アレルギー体質で体に合わないとすぐに肌に現れました。サイエンスダイエットはそれがなく、老犬になるまでずっとその一択で過ごしました。こんな経緯があり、安心感がありました。

本当ならメーカーも変えてローテーションをしたかったのですが、適当な(入手性が良くて、価格が手ごろ)なものが見つかりませんでした。
(理由はこの後に書きます)

 

 フード選びで気を付けたこと

ピィ子のフード選びで気を付けていることが1つあります。

ネットで検索すると、フードの推薦記事が山ほどありますが、その上位にくるフードはなるべく選ばないということです。

ネット記事上位のフードは、例外なくアフィリエイト商材でキックバックが高いものです。つまり購入した代金の結構な割合が、アフィリエイターの懐に入っているわけです。収入を得たいアフィリエイターは、必然的に本当の品質や安全性には目をつぶり、儲かる商品を推薦します。

以前にアフィリエイターを廃業した方の記事で、「うちの犬には絶対に食べさせないフードを推薦していた」と書かれていたのを読んだことがありました。
ネットの推薦記事とは、そんな程度のものなのです。

我が家ではネット通販専用のフードは原則買いません。
突然手に入らなくなると困るからです。
今回はペットショップに行って、サイエンスダイエットとそれほど値段が変わらないフードを選びました。

これです

ネット記事を読むと、ランクはBとなっていました。
ランクはSS→S→A→B→Cとなっているので、このフードはアフィリエイターが儲からないものということです。

口コミ記事もほどほどです。
(良いという書き込みと、今一という書き込みが混在)

実際のところ、こうなるのが自然で、良い書き込みだけの商品があるものには、背後に何か意図を感じてしまいます。極端に悪いことがかかれているものもそうです。

結局のところ、最高かつ唯一のフードを探しているわけではなく、ローテーションの一角を選んでいるだけですし、合わなければ変えればいいだけ。

いずれはそのローテーションも変えていくことになるわけなので、あまり深くは考えなくてもいいでしょう。

 

 で、今のピィ子(フードで反抗期が終わるの?)

先に書いたように、最近のピィ子は「ご飯だよ!」と呼ぶと、小走りで調子よく走ってくるようになりました。時々聞こえない振りをするときもありますが、そんなときに一旦フードを片付けて放っておくと、「やっぱりちょうだい」と言った風にねだりに来ます。

上の写真は、散歩前のピィ子。
散歩のためにハーネスを付けると、自分で玄関まで駆けて行って、座って待つようになりました。

フードに含まれた成分の何かで反抗期が終わるのかというと、そうではないでしょう。
しかし、毎日食べているフードが変われば気分も変わるように思います。
或いは、ご飯が食べたいと行動が変わることで、自然に気持ちも変わっていくということはあるように思います。

さて、このまま無事に反抗期は収束するでしょうか?

 

 7月24日~7月30日のツイッターです

犬生初ウナギ

ピィ子の成長日記|90

今度は黒いスイカ!

黒いスイカは甘いねえ

今日はモテモテ〜♫

フリフリ 

7月27日はスイカの日なんだって

ワクチン打ちに行ってきた

細かいことは気にしない

朝まで生テレビ!

今日は綺麗な夕暮れ空だったねえ。

おやすみなさーい

 7月31日~8月6日のツイッターです

日陰でボール遊びしたよ

見つけた 、例のやつ

湯かけ禁止

最高に贅沢な晩餐

ボールは離さないよ

【要注意! 熱中症】

あんまり暑いから、散歩は行かない

恵みの雨かなあ

すごい降ってきた

ペア、またはデュエット

お散歩まだぁ?

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
 ▶プロフィール
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 ▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介

――次話――

ピィ子の成長日記|92

一際暑い今年の夏。
TVでは連日のように、最高気温の更新を告げていましたが、ここ数日は朝の気温が下がって来ているように感じます。
気のせい?
それともこのまま涼しくなる?
熊谷生まれなのに、暑いのが苦手なピイ子。
秋が待ち遠しいです。

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――前話――

ピィ子の成長日記|90

3回目の反抗期が絶賛継続中!
やる気なさそうにソファーで寝て、呼んでも聞こえない振り。
ご飯も食べに来ないし、散歩に出ても仁王立ちで歩かない。
時々、意地悪そうな目で飼い主を見る。
ボールを持ってきて「遊べ!」と強要する。
困った子だ。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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