犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

Withdog-犬を飼うということ の記事テーマは『共感』です

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犬を飼うということ - 飼い主たちの ”共感” の時
犬を飼うということ_共感

撮影&文|高栖 匡躬
 

本サイトWithdog『犬を飼うということ』のメインテーマは、”犬と飼い主の絆” と考えています。そして膨大にある記事は、”犬と飼い主の共感の特” を強く意識して書かれています。

【目次】

 犬を飼い始めた頃 - そこから、犬を飼うということ

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犬を飼い始めたころ、多くの場合、飼い主と犬の関係はとても希薄なものだと思います。希薄と言いうと、まるで愛情がないかのように思われるかもしれませんが、それは相対的に言ったらの話です。

犬の平均寿命は今や15年。別れの手前(15年間一緒に過ごした頃)の犬と飼い主の関係はとても濃密なものになっているはずです。それと比べれば、飼い始めの頃の関係は希薄であると言う意味です。

犬を飼うという言葉の ”飼う” の部分は、単語の意味としては、犬は人間の所有物であり、人間が養うものだということを表しています。犬は人間の所有物として、大切にすべきものだと言っても良いと思います。

しかし、長年犬と接することで、飼い主の意識には変化が訪れます。
犬は所有物などではなく、明確に家族と同じ存在になっていくのです。

時を経て段々と家族に近づいていく犬たち。
しかしそれは、我が家の犬に限ってのことかもしれません。

他の家で飼われている犬に対して、飼い主たちはどんな風に思うのでしょうか?

 

 

うちの子が一番可愛い! - それも、犬を飼うということ

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犬を飼うという行為は、犬を飼おうかどうかと悩むところから始まって、最後に愛犬を看取るまでの間続きます。その平均は犬の平均寿命である15年ほどです。随分と長い時間のように感じるのですが、自分の経験に照らすとあっという間でした。

我が家で犬を飼ってみて思うのは、我が家の犬の一生の全てが、必ずしも他の飼い主の方たちの共感を呼ぶものではなという事です。

私たちの周りには沢山の犬種がいて、それぞれが違う年齢で、色んな飼い方をされています。家族であるのと同時に、ペットであり、趣味でもある犬に対して、全ての飼い主さんが共感できる時は、意外に限られているのではないかと思います。

正直にお話すると、朝や夕方の散歩ですれ違う、よその家の犬たちは、どの子も可愛いのですが、うちの子ほどはではありませんでした。当たり前のことなのかもしれませんが、きっと飼主にとって、”うちの子”というのは、とりわけ可愛いものなのだと思います。

 

飼い主同士に共感はある? - 別の側面から見た、犬を飼うということ

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”うちの子”が一番ではあるのですが、飼主さんが他の飼い主さんに何も共感できないのかと言うとそうではありません。

大勢の飼い主さんたちが、同じ話題に共感できるのときは確かにあります。
Withgogではそれを、以下の6つの時期なのではないかと考えています。

『君を迎えたときのこと』

 ・ごく普通の人たちが、犬を飼うか迷い、結局飼おうと決心するまで。

『君が来てすぐのころ』

 ・新米飼主の苦労。しつけがなかなかうまく行かない、不安といら立ち。

『君は歳をとったけれど』

 ・楽しい時はあっという間に過ぎて、段々とできないことが増えてくる愛犬。

『君が旅立つまでのこと』

 ・愛犬の最期の闘病と、それに付添う飼い主の心の葛藤。

『君がいなくなってから』

 ・愛犬を看取ってからの飼い主の気持ちの揺れ。そして心の再生。

『もう一度、君を迎えよう』

 ・先代犬との別れを乗り越え、また犬を迎えたいと思うまで。

どうでしょう?
結構、皆さんが同意してくださるように思います。

 

元気な成犬時代は、共感は薄いかも - 正直な話の、犬を飼うということ

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子犬の頃を過ぎて成犬になってからは、病気の時を除いて、シニアに至るまでの期間が、ぽっかりと抜けていますね。どうも成犬の元気な時期には、よその子には、共感をしにくいように感じます。皆さんも同じではありませんか?

犬を我が家に迎え、しつけを終え、成犬の頃になると、犬と家族の付き合い方も距離感も、各家庭それぞれで違ってきます。

甘やかされて育つ子もいれば、厳しい規律の中で暮らす子もいます。一人っ子の場合もあれば、多頭飼いの群れの中で過ごす子もいます。中には、ショードッグになって、専門のトレーナーにつく子もいるかもしれません。番犬として屋外で飼われる子もいるでしょう。

愛犬家同士でよく話題になるドッグフードも、高額なプレミアムフードを与えられる子もいれば、量販店で売られている一般的なフードを与えられる子もいます。

各家庭ごとに考え方も、経済事情が異なりますから、違っているのは当たり前のこと。正解は1つだけではありません。

 

やがて交わる、飼い主たちの気持ち - 気付いて欲しい、犬を飼うということ

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飼主も愛犬も、千差万別。
どの犬も飼い主から可愛がられていることに変わりはありません。

犬が元気で活力のある成犬の時期は、各家庭ごとに可愛がり方に流儀があります。
だから我が家にとって楽しいことは、他の家でもそうとは限らないというのは当たり前のことでしょう。

しかし、やがて老犬の時期を迎えると、また飼い主同士の意識とか悩みが、交錯してきます。

「うちの子と、あと何年一緒にいられるのかな?」

そんな風に考え始める時期が来ると、よその家の老犬が、まるで我が子のように心配になってくるのです。

当サイト、Withdog『犬を飼うということ』の記事は、そんな飼い主達の共感の時をテーマにしています。

お読みいただいてて、こんな風に思ってもらえるようになると嬉しいです。

「老犬って、子犬のときと同じくらい可愛いんだね」
「闘病も看護も介護も、そして看取りも、そんなに悪いもんじゃないんだね」

我々は記事を通して、愛犬が目の前にいると意外に気が付かない、”小さな気付き” をたくさんお伝えしていきたいと思っています。愛犬はそれに ”気付く” だけで、何もしなくても、数段可愛くなるものです。

どうかWithdog『犬を飼うということ』をお楽しみください。

 

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