犬を飼うということ

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【避妊手術】すでに体の一部? エリザベスカラーが外れる日 ~コポーの避妊手術(5/5)~ 【手術から10日】

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ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

コポーの避妊手術のお話であり、エリザベスカラーのお話。今日は5回目で最終回です。

最初はすごく嫌だったのに、最近はすっかりなじんだエリザベスカラー。
でも、そのカラーが、とうとう外れる日が来ました。

さて、コポーはどんな反応をするのかな?

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撮影&文|ハナちゃんママ  (この記事は2017年1月に執筆されたものです)

 手術から10日

エリザベスカラー生活にもすっかり慣れた、コポー。
そのカラ―が、やっと取れる日がきました。

本日、手術から10日たち、とうとう抜糸の日です。

携帯まくらとして、

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体の一部と化していたカラー。

それがやっと、
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外れる日。

やった~
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と、いくはずでしたが――

糸の部分に、赤く炎症があります。
気にしがり屋のコポーは、絶対舐めるから、カラーはあと数日は、外せないみたい。

最悪のケースを想定し、念には念を。
もう少しだからね。
がまん、がまん。

そして翌日。
とうとうカラーがとれたコポー。
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スッキリ

さっぱりしたのかたまったストレスを発散中。
さっそく、いたずらです。

足が弱ってきたハナが履いていた靴下。

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ハナは嫌がって脱ぎたいみたいだけど――

そこへ興味深々のコポー。
噛んで引っ張って脱がせてしまいます。
ハナに履かせても、またコポーが脱がせてしまう繰り替えし。

あきらめてラックの上にかくしたのですが・・・

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手が届き、盗み出し、カミカミ
いやんなっちゃいます~~~

 ●

■読者からのコメント:

長~い
カラーを付けると、ブルテリアの首って、こんなに長いのかって思いますね。
別の動物みたい。

コポーちゃんは随分大きくなりましたね。
もう歯はすっかり抜け替わったでしょか。
これからも成長が楽しみです。
■ハナちゃんママからの回答:
コメントありがとうございます。
コポーは首も手足も長くてブルテリアじゃないみたいです。
歯は立派な永久歯が生えそろいました。
これからは、歯磨きが大変ですね。

 ●

ハナちゃんママから一言

抜糸ができて、カラーが取れて、やっと手術がすべて完了となります。
ここまでくればホットします。

【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。

――いつもやさしい、ハナちゃんママの動物病院はこちら――
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 日光どうぶつ病院

ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?

こちらをどうぞ
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで 

 ▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
 ▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介

――コポーの避妊手術(5/5)おわり――

――次話――

【肛門腺の炎症】
肛門腺絞りは定期的にやってあげてください

今回は肛門腺の炎症のお話。
正式には肛門嚢(のう)というらしく、分泌物が溜まります。

――筆者はこれ、絞るのが苦手というか、一度も上手くいかず。
試みる度に愛犬ピーチーは、迷惑そうな顔でこっちを見ました。

皆さん絞るのはお上手?

――前話――

【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
首の周りが、どんどん大きくなるよ

相変わらず、傷口を舐めるコポーちゃん、ついにカラーはLサイズ。
こんなに大きくなるものなんですね。驚きです。

因みにうちの子も、カラーを付けながら飼い主の布団に入ってきました。
無理やり侵入してくるので、布団を剥されて大変でした。

まとめ読み|【犬版】ハナちゃんの動物病院 ②
この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この5話シリーズの1話目です――

【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
生後半年を過ぎて、そろそろ時期に

ハナちゃんの妹、コポーちゃんの避妊手術のお話。5話連続。
獣医さんが飼い主だと記録が妙に専門的で、それがまた面白い。
避妊手術の、回復の経過が分かります。
元気一杯でいたずら好きのコポーちゃん。
今日はおとなしいんだね。

――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――

【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み

膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。

 去勢手術について

今日は去勢手術がテーマ。
避妊手術同様に、賛否両論ありますね。
賛成の方は、性ホルモン系の病気予防になるし、やるなら病気になる前にだと――
うちは女の子。
避妊手術は7歳を過ぎ、子供を諦めてからだった。
やはり、判断は飼い主次第。

 ペットの闘病についてのヒント

臨床現場から見た、良い獣医師の選び方

”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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