チョコラッの闘病記 第2章(4/6)

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
11月20日 骨髄検査で免疫介在性溶血性貧血にほぼ確定
最近、このブログは、チョコラッの病気記事ばかりになってしまっています。
毎日、頭の中がチョコラッのことでいっぱいで。
チョコラッの圧迫排尿をしたら尿が真っ赤!(免疫性〜の症状)って同じ夢を何度も見ては夜中に飛び起きる毎日。
実際には極めて普通の尿しか出たことないのにね(苦笑)
ご心配かけてばかりで、以前からのお友達には優しいメッセージも沢山頂き、何度も読み返しては涙したり、励みにさせて頂いたりで本当に感謝しています。
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チョコラッの最終検査結果が出ました。
骨髄検査の結果、造血機能に異常なし。
○それなのに赤血球が減っている。
○免疫介在性溶血性貧血検査結果が陽性
以上から免疫介在性溶血性貧血(赤血球が破壊されていく病気)で、ほぼ確定といった感じになりました。
入院治療の前に、自宅で投薬を
当初は検査結果出次第、入院治療予定でしたが、入院前に自宅で試して欲しいお薬があると医師に言われ、現在、新しいお薬を服用中。
1週間後の血液検査で良い結果が出て、入院せずに済むことを期待しています。
クリスマスは家族皆んなで過ごしたいものね。
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チョコラッは今、免疫機能を下げる薬を飲んでいて、風邪を引きやすい状態のため、お風呂入れず。
昨日、ティアラだけお風呂。
お風呂イヤイヤで、
カメラ目線してもらえませんでした。(・_・;
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チョコラッはバギーでのお散歩ばかりであんまり汚れてないけど、水の要らないシャンプータオルで拭き拭き。
本人は今日も元気いっぱい。
これはカミカミ棒で遊んでるお写真。^ - ^
今の心境は
ある意味、元気いっぱいな中でも、病気に気付けて良かった。
食欲がないって、大した問題じゃない気がするけど、意外に病気のサインって日常にあるんですね。
――【非再生性免疫介在性貧血】最終検査結果まで(4/6)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
最終検査結果が出たはずだったのに、追加内容が知らされます。
免疫介在性貧血には2種類(再生性と非再生性)あり、チョコラッは非再生性であるとのこと。つまり確定した病名が変わるということ。
――前話――
PCV(血球容積)は横ばいの状態。検査結果はまだ出揃わないものの、医師からは入院も含めた今後の治療法の提案が。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
一応の確定診断。免疫介在性溶血性貧血をネットで調べるたびに、生存率などの現実を突きつけられるのでした。
――この連載の最初の記事です――
はじめの症状は食欲不振でした。貧血が判明し、病名を探っていくところからこの闘病記が始まります。闘病記を書く理由についても語られます。
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おすすめの闘病記です
飼い主に委ねられる選択
作者は自身の経験から、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないので、闘病は飼い主に全てが委ねられますね。
医学書や論文を読むよりも現実的な情報源
愛犬が病気になった時、役に立つ医療情報はなかなか見つかりません。
通り一辺倒だったり、逆に専門的過ぎたり。
どれもこれも、現実的ではないのです。
そんなときには、飼い主が書いた闘病記を読むのが良いでしょう。
動物医療の専門家ではない、普通の飼い主が書いた闘病記が、様々なことを教えてくれるものです。
出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。