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【非再生性免疫介在性貧血】11月22日 再生性と非再生性 ~最終検査結果まで(5/6)~【闘病記】

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チョコラッの闘病記 第2章(5/6)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2016年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 11月22日 検査結果が変更(免疫介在性溶血性貧血→非再生性免疫介在性貧血)

先日、チョコラッの最終検査結果が出たと書きましたが、今日新たに医師から追加内容を告げられました。

チョコラッの病気、免疫介在性貧血には2種類(再生性と非再生性)に分けられるらしいのですが、チョコラッは非再生性でした。

今迄、免疫介在性〜が陽性なのに、その病気の典型的症状が何も見当たらなかったのは、非再生性だったかららしいんです。

素人にはその違いがさっぱり??ですが、
早い話が非再生性の方が深刻。

通常、大学病院に移ることを勧められてしまうような厄介な難病だそうです。

ただ、今通ってる病院は大学病院までいかなくとも、かなり大規模(医師12名在籍)なので、大学病院と同じ治療を受けることが可能だそうです。

でも、「本当に最悪なケースになれば、大学病院に移ってもらう可能性もある」と言われました。

 

 調べれば調べるほど、厳しい現実

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ちょこちょこ、ネットでこの病気を調べて、かなり厳しい現実を突き付けられていましたが、更に厳しい方の「非再生性」と言われて、無責任に聞こえるかもしれませんが、私はネットでチョコラッの病気のことをこれ以上調べるのをやめました。

調べていくうちに、当たり前ながら、同じ病気でも症状はワンコそれぞれ皆違うと気が付いたんです。

他の子が、この病気でお星様になってしまった記事を読んで、私が落ち込んで元気が無くなりでもしたら、チョコラッには悪影響しかない。

チョコラッはチョコラッ。

幸いにも、医師にも恵まれてますし、献血犬は1日1匹のペースでお散歩中に声掛けして、数頭確保しつつあります。(まだまだ必要だけど)
チョコラッはチョコラッの治療をすれば良いと思っています。

 

 今の心境は

覚え書きに今現在のチョコラッの薬

○プレドニン(ステロイド)1と1/2錠
○セルセプト(免疫抑制剤)
○アモキクリア(抗生剤)
○ランソプラゾール(胃薬)

病院処方のサプリメント

○ムーブマックスⅢ(ヘルニア再発防止)
○ウロアクト(圧迫排尿による尿路感染予防)
○ヘモテクト(貧血)

7個も飲まなきゃいけなくて大変!

取り敢えずのことろは、引き続き在宅治療で頑張ります。

貧血になってから、散歩はいつもバギー。
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相変わらず本人は元気一杯^ - ^

 

――【非再生性免疫介在性貧血】最終検査結果まで(5/6)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

――前話――

最終検査結果が出て、病名は免疫介在性溶血性貧血にほぼ確定という段階に来ます。しかし、確定診断は難しい。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ②
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の最初の記事です――

一応の確定診断。免疫介在性溶血性貧血をネットで調べるたびに、生存率などの現実を突きつけられるのでした。

――この連載の最初の記事です――

はじめの症状は食欲不振でした。貧血が判明し、病名を探っていくところからこの闘病記が始まります。闘病記を書く理由についても語られます。

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愛犬が病気になった時、役に立つ医療情報はなかなか見つかりません。
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そんなときには、飼い主が書いた闘病記を読むのが良いでしょう。
動物医療の専門家ではない、普通の飼い主が書いた闘病記が、様々なことを教えてくれるものです。

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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