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【まとめ】老犬が私たちに運ぶ幸せ ~老犬への思い、家族への思い~

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老犬への思い、家族への思い
老犬への思い、家族への思い

Review
カテゴリー:エッセイ、コラム
作者:奥村 來未
老犬の可愛さは、一緒に暮らした者にしかわからないかもしれません。
その可愛さを感じるのには、ある種の気付きがいるからです。
老犬と楽しく暮らすことは、犬の一生を味わい尽くす事でもあります。
可愛さの本番は、犬が歳をとってから。
さあ、楽しく過ごしましょう。
まるで、子犬のように可愛い老犬と。

【目次】

 老犬への想い

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老いに困惑しているあなたへ
~わたしが経験したこと、感じたこと~

老犬の可愛さを知っていますか?
子犬のように可愛い、老犬の可愛さを――
それに気が付くかどうかで、愛犬との関わりは変わります。

介護は苦しいの? それとも楽しいの?
可愛い老犬の介護は、可愛い子犬のお世話ととても似ています。
みんな気が付いたらいいのにね。楽しいんだから。

悲しくて怖いのは、本当は愛犬の方なんじゃないかな?
~老犬の介護を通して感じる事~

犬が元気一杯の時期から老犬で寝たきりになるまでは、平均寿命で考えると、僅か14年程しかありません。

急に衰えた自分に、犬は困惑します。
楽々飛び越えた段差につまづくようになり、大好きなソファーに飛び乗れなくなり。
自信を無くした顔を、今も忘れません。
そんな気持ちを、分かってあげたいですね。

老犬ってね、可愛さの宝石箱みたいだなって思うんです
~歳をとったらからこそ滲み出るもの~

老犬の可愛さを感じるには、ある種の気付きがいるように思います。
それまで出来たことが、ある日急にできなくなる。
階段を下りるように――

しかし、それを心配し、嘆くのは飼い主だけ。
犬は全てを受け入れて、前向きに生きる。

ありのままで良い、一緒に生きよう――
そう思った時にはじめて、視界が開けるような気がします。

寝相アートに込めた私の想い!
~いつだって気持ちは、あの頃のまま~

愛犬の介護を、したことはありますか?
愛犬はいつも飼い主を信じて、じっと見つめています。
見えない絆に気付く時です。

どんな状況になっても、楽しみも喜びもあります。
楽しめるか? 喜べるか?
それだけのこと。
病気になった愛犬を愛せるか?
たったそれだけのこと――

オススメはポジティブ思考
~老犬介護、皆さん牛になっていませんか?~

介護で飼い主は、ネガティブになりがちですね。
愛犬に出来ないことが増える度に、落ち込んだりして――

でも、出来る事を喜ぶことだってできるんですよ。
うちは、トイレが今でも思い出。
上手くできると愛犬は「どうだ!」って顔して、こっちも大喜びしてやって。

あれ、本人は嬉しかったんだろうなあ。

大切なことだから、つらいなんて思いたくない
~介護って、きっと自分の気持ちしだい~

老犬は可愛い。仔犬に通じる可愛さがある。いや、それ以上かもしれない。
何故あんなに可愛いのか?

――犬にとって、飼い主が全て。
そんな当たり前のことを、愛犬が衰えて初めて、実感するからかもしれない。
それとも、何年もかけて積み上げた信頼が、そうさせるのか?
老犬の介護って、気持ち次第で楽しくも辛くもなる。

作:奥村 來未
 ▶ 作者の一言
 ▶ 奥村 來未:犬の記事のご紹介
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解説:高栖匡躬 

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 老犬アルバム・老猫アルバム

人間年齢60歳以上の老犬、老猫を応援する企画です。
(天国組は年齢不問)

▶老犬アルバム(Vol.1)はこちらです
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そんなことを考える、”まとめ読み”

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『うちの子は、幸せだったよ』
――きっとね

 

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