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【非再生性免疫介在性貧血】5月17日 チョコラッ血液検査やや改善 ~2年生存を目指して(4/19)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 非再生性免疫介在性貧血
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 5月17日 血液検査

今日はチョコラッの血液検査。

この1ヶ月、一度吐いたけどその他は元気そう。
左脇に出来た黒いシミが消えない。
抗生剤変えたらおりもの出なくなった。
――というようなことを、お話してきましたね。

炎症の跡に出来るシミはなかなか消えないのだそう。
でも少し色薄くなったかも――?

血液検査の結果です。

PCVが上がって26.6!(前回、前々回21)

PCVが上がって26.6!(前回、前々回21)
基準値は37.3〜61.7なので、まだまだ貧血に変わりはないのですが、久々にかなり数値が上がったので嬉しかったです。(*´꒳`*)

RBC3.58
Hb9.0

この辺りも併せて改善。
(でも、まだまだ基準値に満たず)

RETIC9.7

これは横這いで低数値。(基準値は10.0〜)

Platやや高めで603

基準値は148〜484 だけど、これくらいなら問題なしとのこと。

リンパ球は292

しっかり免疫抑制かかってました。

お薬はというと、

抗生剤を減らしてオーグメンチンのみ。
免疫抑制剤は前回と変わらず
プレドニン2分の1錠とセルセプトをチョコラッの体重で飲めるMAX量。

それ以外にお腹の様子を見ながら、

ビオイムバスター錠
ディアバスター錠

サプリは、

ムーヴマックスⅢ(ヘルニア予防)
ウロアクト(尿トラブル予防)

貧血の状態が改善した理由で、考えられるのは、 

① アトピカを辞めたから改善した?
② プレドニン減らしたから貧血改善した?
どちらも医学書には載ってないが、医師の経験上、薬を止めたり減らしたりすると、貧血が改善することありとのことで、この措置を試しています。

次回の検査は、1ヶ月後の予定です。

いつも応援、見守り、元気玉ありがとうございます。まだまだ貧血ですが、改善目指して頑張りますので、宜しくお願いします。
 

 多頭飼いだから

ティアラの写真

後半は、うちの次女ティアラのお話を少し。
多頭飼いだと、闘病をしている子にだけ集中することはできませんよね。

ティアラは今、8才です。
8才って、一般的には老犬と言われる。
つまり、もう落ち着いたお年だと思うんです・・そう、世間一般での8才は・・・

最近、私が入浴中に寝室に置いてあった物がなくなる事件が立て続けにあり。

最初は私が脱いだパジャマ
 リビングに転がってました。

次は寝室に飾ってあったぬいぐるみ
 同じくリビングに転がってました。

先日はお買い物袋(マイバッグ)
 リビングにあるティアラのベッドの中に転がってました。(・_・;

私が入浴中に、私の目を盗んで、寝室から遊べそうな物をリビングに運び、私がお風呂から上がると「知りませんけど?」とシラをきる。_| ̄|○

姉ちゃんは足が悪いんだから、ティアラでしょ!

先日も、棚の上に置いてあったものを引っ張って、落として、袋破いて、グッチャグチャに(u_u) 
さすがにそれは怒られると思ったのか、メッチャオドオド挙動不審なティアラ(u_u)

一通り片付けてから、
「あそこに置いたママも悪かったし、遊んだティアラも悪いよね?」
「じゃあ仲直りしよう」
って言ったら、すごいルンルンになっちゃって。分かりやすい子。
本当に反省してるのかしら??

上の写真の左側がティアラで8才。
お顔も童顔だから、とても老犬には見えない。

このお顔、「まだまだ遊ぶぜ〜」って言ってる気がする(・_・;
遊ぶのは良いけどイタズラはダメだよ。

 

――2年生存を目指して(4/19)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

7月1日の配信予定です。
(変更の場合があります)

――前話――

幾つも病気を抱えていると、治療で副作用同士がぶつかりがちです。
体を休ませようとすると、リハビリができないとか……

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

「これは何だ!?」
チョコラッの体に黒いシミを発見。
痒みもなさそう。毛も抜けないけど――
病院に連れて行くべきなのか?
大病を抱えていると、一々、気になることばかり。
そして淡々とした日々も、また闘病

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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