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【癲癇|てんかん】7月6日(夜) 油断していたわけではないけれど ~発作は嫌いよ(15/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (扉の写真は発病前のピーチー)
 
当時を振り返り

抗てんかん薬イーケプラがのおかげで、大発作がしばらくこなかったピーチー。
しかしこの日の夜に、5度目の大発作が起きてしまいました。

癲癇と言う病気は、しばらく発作が無くてホッとしているところに、いきなり次の発作が来がちです。発作の症状が厳しいだけに心の落差は大きく、そんな時は奈落の底に突き落とされるような気持になります。

 当時のブログより 

※文体は執筆当時のままです。

21時頃、夕食を食べている最中に、ドタンという音。
目の前でピーチーが倒れて、前足、後足が激しく空を掻いている。5度目のてんかん発作です。

今回は全く予兆がなく、本当に突然でした。

イーケプラの投与から6日経ち、血中濃度が下がってきている心配を、昼頃に記事としてUPしたばかり。もしもおかしな予兆があれば、さらにイーケプラを1クール与える予定でしたが、全くそれを感じることはなく、むしろこれまでで一番調子が良いくらいに思っていた矢先でした。

油断をしていたわけではないのですが、気付いてあげられずに、ピーチーには可愛そうなことをしました。

今日ピーチーには8時前にゾニサミドを与えたばかり。そろそろご飯を上げようと思っていた矢先でした。1度発作が来ると、重積してしまう傾向が経験上明らかなので、すぐにDVMs動物医療センター横浜に電話。タクシーを呼んで駆けつけました。少し前に、ピーチーを預けたまま、僕と奥さんだけで家に帰ってきたところです。

2回目の発作がくるかどうか分かりませんが、DVMsは24時間体制で医師がついているので、もしも発作が来た際には、即座に体内に脳圧を下げる薬を投入できます。そのために、ピーチーの足には留置針が刺されたままになっています。(今の段階では、留置針を刺しただけで、薬剤は体に入れてはいません)

ピーチー担当の脳神経科の先生は、日曜の診療日までいらっしゃらないので、今後の治療方針は今夜の経過を見ながら、明日以降に何らかの形でご相談することになります。

いつも僕の仕事部屋で
机の下で寝ていたピーチー


明日の朝には迎えに行ってやるからな

――癲癇闘病記・発作は嫌いよ(15/31)つづく――

文:高栖匡躬
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――次話――

発作は嫌いよ|16/31

大事を取って病院で一泊したピーチー。
翌日迎えにいきました。
お腹ペコペコで家に着いたら、早速ごはん。
そして次にトイレ――
発作の度にトイレの躾がとれてしまうピーチーでしたが、今回はどうか?
注目の、発作後ファースト・オシッコです。

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――前話――

発作は嫌いよ|14/31

イーケプラを服用して1週間。とても効いているように思えました。
安定感が違うのです。
しかし当時は新薬で、参考になる情報がほとんどありません。
そこでピーチーでの使用感をまとめました。
同じ病気で悩む飼い主さんと、情報を共有するために。

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――この記事の初回です――

発作は嫌いよ|1/31

我が家の愛犬、ピーチーの癲癇闘病記です。
それはある日突然の発作からはじまりました。
予備知識もなく駆け込んだ救急病院。
発作は1回限りのものかもしれず、まずは様子見だそうです。
――僅かな希望
しかし、発作はその後も繰り返し襲ってきました。

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