うちにきて706日目 ~ピィ子の成長日記~
5月の終り頃から反抗期に突入したピィ子。
今もそれは続いているのですが、最近少し改善してきたように思えます。
錯覚? それとも本当に?
いつまで続くか反抗期
先代犬のピーチーには一度もこなかった反抗期。
経験がないので、どういうものかは調べるしかありません。
ネットの情報によると、大体長くても1カ月ほどでおさまるというのがほとんどの意見のようです。しかし、ピィ子は2カ月を過ぎてもまだ続いています。
なんとなくその理由は分かります。
ブルテリアという犬種は頑固なのです。とても。
ピーチーもそうでした。
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ピィ子の反抗期の症状は、ご飯を食べないことと、散歩で素直に歩いてくれない事です。幸いにも飼い主に暴力的に歯向かってくるということはありません。
行動をよく観察すると、反抗というよりもむしろ甘えの時期で、構って欲しくてそうしているようです。ごはんのときも、飼い主の手からならむしろ喜んで食べますし、散歩も飼い主がしゃがんで名前を呼ぶと、嬉しそうに駆け寄ってきます。
察するに、ピィ子はパワーゲームをしているのだと思われます。
飼い主の言う事を聞かなければ、飼い主の方が折れるという風したいのです。きっと。
ピィ子はまだ2歳。犬生はまだ10年以上続くはずです。
となると、ピィ子の要求通りにするわけにはいきません。
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そして心がけたのが、ご飯をたべないなら食べないで、1食や2食は絶食させるということです。ご飯の時間をある程度過ぎたら、さっさとご飯を片づけて、決まった時間でないと食べられないことを刷り込んでやるのです。
ピィ子の場合は、1食抜くとお腹がすくようで、次のご飯は大体食べます。
ときどき2食抜くこともありますが、その次には必ず食べます。
間食になるようなオヤツは極力あげません。
何かいう事を聞いた時のご褒美としては上げますが、理由なく上げることはしません。
これで困るのが、ピィ子に上げようと残しておいた果物類の行方です。
素直にご飯を食べてくれれば上げるのですが、ご飯拒否のときにそれを上げると、ご飯を食べないで我慢すると、もっといいものが出てくると教えることになってしまいます。我が家がどうするかと言うと、涙を飲んで捨ててしまいます。
ピィ子の誕生日だからと思って買ってあげた高級ウニも、ほんの一口だけピィ子には上げましたが、結局飼い主が食べてしまいました。
こんな風にして、
「ピィ子の反抗期は、いつ終わるのだろうなあ」
と待っていました。
時期が悪くて今は真夏。あんまりご飯を食べないでいると夏バテも心配になります。
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こんなピィ子ですが、ここにきて少し改善傾向がみられます。
相変わらずご飯は素直に食べず、飼い主の手で食べさせろと言う仕草をしますが、そのまま放って置くと自分で食べることが増えてきました。
(ここで自分から食べないと、片づけてしまいます)
時期を同じくして、散歩も途中で立ち止まることが無くなってきました。
このまま反抗期は終わりを告げてくれると嬉しいのですがねえ。
この傾向がただの錯覚なのか、それとも吉兆なのか、もうしばらくするとはっきりしてくるように思います。
上の写真2枚は、ごはんをちゃんと食べた後で、ご褒美にスイカをもらった時に撮ったもの。ピィ子はご飯をきちんと食べるだけで、大好物はもっと頻繁にもらえるのですけどね。分からないんだなあ。
犬を飼うのは難しいです。面白いけど。
7月18日~7月24日のツイッターです
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ピィ子の成長日記|64
ピィ子の成長日記|64
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月17日
全身真っ白の毛色に、左目にだけ小さなアイパンチーー
先代犬ピーチーとそっくりな子犬を見つけて迎えたのが、我が家のピィ子です。
しかしその白かった顔にも、今では沢山の黒渕が現れて――
同じ犬種でも、個性がありますね。
これはこれで面白いです。https://t.co/YtjFbX7YcL
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ピィ子、あ、百合の花が咲いてる
あ、百合の花が咲いてる
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月18日
ーピィ子ー
今日も早朝から暑くて、散歩で日陰から出ようとしないピィ子。
近所を回って帰ってきました。
帰り道にもう百合が咲いている。
去年はコレを食べて大騒動でした。
気をつけなきゃ。#犬を飼うということ#ピィ子#百合はワンニャンに危険 pic.twitter.com/0oSlHQzyw9
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ピィ子、おやすみ前は気配を消せ!
おやすみ前は気配を消せ!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月18日
ーピィ子ー
夜はクレートに入れて、扉をロックして寝かせているピィ子。そろそろお休みの時間になると、それを敏感に察知して、クッションと一体化。
それは死んだ振りをしているのかい?#犬を飼うということ#ピィ子#クレートに入りたくない#死んだ振りしちゃお pic.twitter.com/0C17NgEava
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ピィ子、日向は暑いからねえ
日向は暑いからねえ
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
ーピィ子ー
朝のお散歩は、6時でももう日差しが強い。まだ地面は熱くなっていないのに、ピィ子は日陰から出ようとしません。#犬を飼うということ#ピィ子#朝んぽ#6時でもう暑い#日陰から出ないよ pic.twitter.com/XbfHQr1FLX
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奇跡ってある!
奇跡ってある!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
嬉しいことがあった。
2016年の10月から、免疫系の難病と闘っていたワンコがとうとう寛解を勝ち取った。
ワンコの名前はチョコラッ。病名は #非再生性免疫介在性貧血
1年生存率は僅か50%。
最初、飼い主さんは「もう長くはないかも」と言っていた。
あれから随分時が過ぎた。
> pic.twitter.com/3fsAhEgtuQ
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難病に専門医はいない
難病に専門医はいない。だから手探りの治療。
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
聞いたこともない新薬、万が一のための献血犬探し。
血液検査の結果は一進一退。
車椅子での散歩は同情された。
哀れんだ目で見られるのが嫌だった。
――そうじゃない。
この子は車椅子での散歩を楽しんでいるんだよ。
> pic.twitter.com/osp0FQEowX
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闘病は5年弱に及んだ
闘病は5年弱に及んだ。
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
その間、飼い主さんは、時に絶望しながらもチョコラッを支え続けた。
やがて病気は小康状態になった。
完治でもなく、寛解でもなく、罹患したままの状態。
しかし、悪化もしない。
そんなこともあるのか――
動物の体は不思議だと思った。
> pic.twitter.com/RTXTfbz1Hq
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奇跡って、本当にあるんだ
奇跡はそう簡単には起きない。
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
分かってはいるが、飼い主さんと一緒に奇跡を願ってしまう。
うちの子も病気は違うが、免疫疾患だった――
そして今年6月、本当に”それ”が起きた。
「寛解」
時に奇跡を目の当たりにすることがある。
だから、信じられる。
奇跡って、本当にあるんだと。
明日、最終話 pic.twitter.com/9KjyYP1mT0
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チョコラッの闘病記|最終話
チョコラッの闘病記|最終話
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
闘病が始まったのは2016年の10月から。#非再生性免疫介在性貧血 は難病で、1年生存率が50%。
それから5年弱が過ぎ、チョコラッなんと寛解。
同じ病気や、免疫系の難病を抱えるワンコの励ましになればと綴った闘病記。
遂に最終話です。https://t.co/mSjQ5SwsH8
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ピィ子、食べたいけど、食べてあげない!
食べたいけど、食べてあげない!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月20日
ーピィ子ー
これは飼い主に、手から食べさせろと要求する目つき。
ーーだが、そうはいかないぞ。
とういことで、朝ご飯抜きのピィ子です。
ピィ子、お前の反抗期はいつ終わるんだい?#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #まだまだ反抗期#ご飯拒否 pic.twitter.com/kaM5mQ8jFq
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悲しいお知らせ
悲しいお知らせ
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月21日
ピィ子のツイートによくレスを下さった、こじこじ(こうじ)さんが19日に亡くなられたそうです。
ご縁のある方で、ご存じない方がいらっしゃるかもしれないのでお知らせします。
愛犬のひなぎくさんのお話がとても暖かかった。
先代犬のもなかさんの老犬アルバムを用意していました
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ピィ子、新しい友達!!!
新しい友達!!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月22日
ーピィ子ー
カボチャをもらったので、ピィ子に見せてあげました。
これならスイカやメロンみたいに壊さないしね。
あ、でもヨダレまみれでした。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #カボチャ#新しい友達#楽しいね pic.twitter.com/GrJPnqXbPt
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ピィ子、まぐろ入りにしてみたよ!
まぐろ入りにしてみたよ!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月23日
ーピィ子ー
縦長のシールを貼ってあげました。ピィ子は鼻先まで、真っ直ぐで長い顔なので、こんなシールもバッチリです!#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #顔が長い#まぐろ入り pic.twitter.com/uxa3wGqzuO
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7月25日~7月31日のツイッターです
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ピィ子、今日はワンモナイト!!
今日はワンモナイト!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月25日
ーピィ子ー
暑いからエアコンの吹き出し口の下で丸まっているピィ子。
オリンピックを見ようか。#犬を飼うということ#ピィ子#ワンモナイト#まったり pic.twitter.com/8wZPSlQ96x
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ピィ子、分かりやすくワンモナイト!
分かりやすくワンモナイト!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月25日
猫みたいでしょ、ニャー#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア#ワンモナイト pic.twitter.com/mrOfetb0uU
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ピィ子、ここ邪魔?
ここ邪魔?
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月26日
ーピィ子ー
反抗期の癖に、今日も寄り添って来るピィ子。机の下から離れません。
可愛いけど、暑いんだよなあ。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #甘えっ子#反抗期 pic.twitter.com/0BcF5AtPZO
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ピィ子、台風どうなった?
台風どうなった?
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月26日
ーピィ子ー
朝は嵐かと思ったら、なんと晴れてる。でも風は強いし、すごい湿気。
台風はどこかに行ったのかな?
トラックは昨日撮影。久しぶりの本格搬入。
今日から #横アリ は、#なにわ男子 だって。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #台風はどこに pic.twitter.com/n8Ak6e4QUC
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ピィ子、今日は丑の日なんだって!!
今日は丑の日なんだって!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月27日
みんなウナギ食べるの?
ーピィ子ー
昨日スーパーに行ったら、ウナギの特設売り場が出来ていました。
そうかぁ、#丑の日 かぁ。
レッドリストに入った #ウナギ。いつまで食べられるかな?
でも食べたいんだよなあ。#犬を飼うということ#ピィ子#鰻#脂がのってます pic.twitter.com/3o0sEbOxAo
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ピィ子、横長のスイカ!!
横長のスイカ!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月29日
ーピィ子ー
ラグビーボール型のスイカが、なんと特売で半額以下でした。
アメリでは良く見るけど、日本では珍しくて高いんだよね。
ピィ子は警戒モードです。
怖くないよ!#犬を飼うということ#ピィ子#スイカ#これは食べ物だよ pic.twitter.com/iKsJk8yDw8
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ピィ子、そのスイカの名は…
そのスイカの名は…
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月29日
ーピィ子ー
そうそう、昨日ピィ子が遊んでいたフットボール型のスイカは、『夏天珠(なつてんじゅ)』というそうです。
今夜食べようね。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #スイカ#夏天珠 pic.twitter.com/kL6pWLidQL
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ピィ子、スイカをもらったよ!!
スイカをもらったよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年7月31日
ーピィ子ー
昨日はしっかりご飯を食べたので、ご褒美にデザートのスイカ。
飼い主が食べてから、皮に近い所をあげました。
美味しいねえ。
ーーでも、朝ご飯は拒否でした。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #スイカ大好き#夏だもの pic.twitter.com/1YgeeRQx1l
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ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
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――次話――
ピィ子の成長日記|66
ここ数日、何だか様子が変だったピィ子。
大好きなソファーに飛び乗らない。乗せてあげても降りられない。
念のために動物病院に行ってみました。
「多分、夏バテでしょう」
医師もそう思っていたそうです。
しかし、レントゲンを撮ってみたら——
――前話――
ピィ子の成長日記|64
全身真っ白の毛色に、左目にだけ小さなアイパンチーー
先代犬ピーチーとそっくりな子犬を見つけて迎えたのが、我が家のピィ子です。
しかしその白かった顔にも、今では沢山の黒斑が現れて――
同じ犬種でも、個性がありますね。
これはこれで面白いです。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。