チョコラッの闘病記 第4章(7/22)

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
6月30日 最近可愛くなったチョコラッ
最近、チョコラッが益々可愛くなった・・・って、また、超親バカなこと言ってますけど(苦笑)
なんかね、この子、もう、ホント可愛いわねぇ、の可愛いじゃなくて、なんか益々美人さんというか、可愛い表情するんだよね〜。
(ハイ、親バカ炸裂 笑)
主人もそう思っていたようで、
「なんだお前、最近可愛いなぁ」と。
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私がチョコラッに
「あー!恋してるんでしょー?誰に恋してるのー?」って冗談半分に言ったら、
すかさず主人が
「俺に決まってるだろ!!」と。(^-^;
はいはい。そうですね。
チョコラッね、最近、夜はパパの腕枕で寝るの。
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一度大雨の日に、雨の音を怖がるから、私が腕枕しても全くもって効果なく、
主人が腕枕した途端にスヤスヤ寝出した。
・・・なんで?!(;ω;)
多分、ママじゃ頼りないんだろうね・・・。
威厳がないのよ、私。
パパは怒ると怖いから、主従関係がしっかりしてるんだよね。
ママはゴネれば大抵折れるから、舐められてんのよ。(p_-)
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扉の写真が、可愛くなったチョコラッ。
なんか写真撮ったら、余り変わらない気がしたから、思いっきりデコって無理矢理可愛くしてみた(笑)
もう直ぐ、血液検査だけど、最近はお陰様で調子良さそうなので、恐らく基準値内だと思っています。
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オマケ
チョコラッひとりの写真が撮りたいのに、
ひたすら邪魔をする子がいて、なかなか撮れませんでした。
ティアラ「ねーねー。何してるのぉ〜入れてよ〜」(笑)
悩ましい体重維持
そしてチョコラッは、最近靴下を履いております。
靴を履かせるとアザラシみたいにしか歩けないなら、常に履いてたら慣れるんじゃないの――、と――
靴は圧迫が強いので、ゆるめの靴下でトライ。
今のとこ、ちゃんと歩いたり、アザラシになったりマチマチです。
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このお写真、結構お腹出てますよね??
後ろ脚の筋肉が衰えてペラペラなのに、体重維持を医者が求めるもんだから、
脚に付くはずのお肉が、お腹に付いて仕方ないの。
足の筋肉なく、お腹が重いから、益々歩くの大変。(´・ω・`)
足の筋肉減った分、体重は減らしても良いのでは??
と思いますが、どうなんでしょうね。
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チョコラッは病気で、もうワクチン&狂犬病注射打てない=トリミングに行けない、
ので、サマーカット、今年はしてもらえない。
今から毎日ブラッシングで余計な毛を落としてますが、とにかく毛量の多い子なので、自宅でサマーカットしないとダメかもー(>_<)
――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(7/22)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
血液検査の結果が出ました。
最も気にしている指標は、PCVとRETICの2つ。
免疫抑制剤は効いているようだけれど、数値は大きくは改善しない。
――何故だろう?
「悪化していないので、良しとするか」
そう納得する飼い主でした。
免疫は難しいね。
――前話――
血液検査の結果、赤血球が初の基準値内に。
ホッとする飼い主の、らぶプーさん。
しかし難病には変わりなく、1年生存率は5割の病気。
免疫抑制剤を飲んでいるので、貧血では大丈夫でも、他の病気や感染症で危険な状態になることもあります。
喜びながらも、気持ちを引き締めるのでした。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。