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【まとめ】ハナちゃんの動物病院 [犬版]② ~マダニ寄生、避妊手術など~

【関連コンテンツ】

【犬版】ハナちゃんの動物病院 (9話~16話)
ハナちゃんの動物病院_扉

Review
カテゴリー:診察記、闘病記
作者:ハナちゃんママ

ハナちゃんの動物病院は、日光に実在する日光動物病院の、診察記を連載したシリーズ記事です。

院長先生のハナちゃんママと、看板犬のハナちゃん、ハナちゃんの妹のコポーちゃんが色々な病気を、分かりやすく解説してくれます。

今回は、【犬版】まとめ読みの第2回目。
さて、今回はどんな病気を診察するのかな?

――今回は――

第9話のマダニ寄生をはじめとした、8話の診察記です。

目次

 9話 ~16話 の診察記です

9話|【マダニ寄生】
危険な病気を媒介、要注意です

今日はダニの寄生のお話。
暖かくなってくると、ダニの被害が出始めますね。
特にマダニは、人獣共通伝染病を媒介するので怖いです。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、致死率10~30%とか。
都市部や市街地でも、無関係ではないそうです。

10話 |【会陰ヘルニア】【前立腺肥大 】
高齢の雄犬は要注意です

今日は会陰ヘルニアのお話。
未去勢の雄犬のほとんどに発生する前立腺肥大から、この病気に発展するそうです。
(雄犬に圧倒的に多いのですが、雌犬にも発生します)
子供を取らない場合は、去勢すると予防になります。

11話|コポーの避妊手術(1/5)
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
生後半年を過ぎて、そろそろ時期に

ハナちゃんの妹、コポーちゃんの避妊手術のお話。5話連続。
獣医さんが飼い主だと記録が妙に専門的で、それがまた面白い。
避妊手術の、回復の経過が分かります。
元気一杯でいたずら好きのコポーちゃん。
今日はおとなしいんだね。

12話|コポーの避妊手術(2/5)
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
1日たったらすっかり元気

避妊手術から一夜が明けて、元気を取り戻したコポーちゃん。
ガツガツご飯を食べて、傷も問題なし。
そして――
首には、エリザベスカラーが。
――さて、このエリザベスカラーですが、
これからどうなっていくのでしょうか?

13話|コポーの避妊手術(3/5)
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
元気なのはいいけど、傷口を舐めちゃダメ

エリザベスカラーにも慣れて、更に元気なコポーちゃん。
傷口を舐めようとするので、ドーナツカラーを追加です。

犬は不思議ですね。不便にも、すぐに適応する。
うちの子もカラーを付けたまま、器用にごはんを食べていました。

14話|コポーの避妊手術(4/5)
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
首の周りが、どんどん大きくなるよ

相変わらず、傷口を舐めるコポーちゃん、ついにカラーはLサイズ。
こんなに大きくなるものなんですね。驚きです。

因みにうちの子も、カラーを付けながら飼い主の布団に入ってきました。
無理やり侵入してくるので、布団を剥されて大変でした。

15話|コポーの避妊手術(5/5)
【エリザベスカラー/ドーナツカラー】【避妊手術】
すでに体の一部? エリザベスカラーが外れる日

すっかり慣れた、カラーの生活。
犬は不思議。こんな邪魔なものも、そのうちに受け入れてしまう。 適応能力の高さ? もっと不思議なのが、首の長さ。
カラーの写真で、それが無い姿を想像すると、別の生き物みたいです。

良かったね、外れて。コポーちゃん!

エリザベスカラー/ドーナツカラー
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16話|【肛門腺の炎症】
肛門腺絞りは定期的にやってあげてください

今回は肛門腺の炎症のお話。
正式には肛門嚢(のう)というらしく、分泌物が溜まります。

――筆者はこれ、絞るのが苦手というか、一度も上手くいかず。
試みる度に愛犬ピーチーは、迷惑そうな顔でこっちを見ました。

皆さん絞るのはお上手?

――9話~16話|つづく――

作:ハナちゃんママ
 ▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
 ▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
解説:高栖匡躬 

――ハナちゃんの動物病院・次のまとめ読み――

17話~24話をまとめ読みです。
今回扱っているのは、以下の病気とキーワード。
【ニキビダニ】
【結石症】
【フィラリア予防薬】
【凍結手術】【腫瘤】
【歯石処置】【全身麻酔】
【腫瘤】【腫瘍】
【膿皮症】【アレルギー】
【ドック】【ドッグドック】
どうか、お役に立ちますように。

――ハナちゃんの動物病院・前のまとめ読み――

連載中の診察記、まとめ読みとして公開しました。
看板犬のハナちゃんが、獣医さんのママと、病気を分かりやすく解説します。
飼い主視点+獣医師視点が、とても面白いコラム。
時々、ハッとすることや、えっと驚く事が……

初回は1話~8話のまとめ読みです。
扱っているのは、以下の病気とキーワード。

【尿石症】
【口腔内腫瘍】
【乳腺腫瘍】
【子宮蓄膿症】【避妊手術】
【貧血】
【去勢手術】
【腸内寄生虫】【回虫】
【凍結手術】【腫瘤】
どうか、お役に立ちますように。

――ハナちゃんの動物病院・猫版のまとめ読み――

 闘病中の飼い主さんへ

ペットの闘病、獣医さん任せになっていないでしょうか?
すこし考え方を変えれば、闘病の仕方は変わるものなのです。

闘病の奇跡は呼び込むもの

闘病記を読むと、奇跡的に治るという表現に時々出会います。
しかし奇跡は、待っていて起きるものではありません。
奇跡が起きる確率は、努力で上げることができます。

医師まかせにせず、とにかく情報を集めて分析する事です。
その中に、もしかすると答えがあるかもしれません。

セカンドオピニオンと二次診療

街の獣医師の技術と経験には大きな差があります。知識にも差があります。
なぜなら街の獣医師は、内科医であり、外科医であり、犬や猫だけでなく、ネズミも鳥も診察するのが役割です。病気ごとの専門医ではないのです。

セカンドオピニオンと二次診療は、街の獣医師の足りない部分を埋める、重要な手段と言えます。

高度医療という選択肢

動物にも高度医療があります。
それは人間で実績のある治療を、いち早く動物医療に転用するものです。

医療は日進月歩。昨日治らなかった病気が、今日は直るかもしれません。
高度医療は病気を治す手段としては有効な選択肢です。

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