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【まとめ】311、震災の日に思う事 ~愛犬を連れての避難、考えてみよう~【災害時のペット】

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震災の日、ペットとの避難
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カテゴリー:エッセイ、コラム
作者:奥村 來未 
   高栖匡躬、樫村慧、ロキロビ、miao
2011年3月11日、午後2時46分
東日本大震災発生
マグニチュード9.0
未曽有の大震災の現場にいた作者。
発生直後のこと、避難所での出来事を記した手記です。
震災の日に思うこと。
とても大切な思いが詰まっています。

【目次】

 東日本大震災

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未曽有の大震災、発生当日のこと 
~東日本大震災・あの日私たち家族は(前編)~ 

未曽有の大震災が東北地方を襲ったのは、7年前の今日でした。
初めは何が起きたか分からず――
やがて中継が始まりました。
津波に映像に衝撃を受けたことを思い出します。
そして原発事故。
江戸川区に住む友人は、個人的に2台のガイガーカウンターを所有していました。

その2台は、ウクライナ製の高性能なもの。
2台とも数字が上がりました。政府の発表する数字よりもずっと高く。
「これからどうなるのか?」
東京も、私の住む横浜も、先の見えない不安に包まれていました。
被災地にいた方々は、一体どのような思いだったのでしょうか?

地震発生時に、作者の奥村來未さんは宮城県に。
「私は死んでも、絶対にこの子たちは守る!」
幼い子供と愛犬に覆い被さり、激しい揺れに耐える。
やがて避難所へ――
そこでは――
「極限状態で、自分は大切なものを守れるだろうか?」
そんな事を考える記事です。

一夜が明けて、そしてその後 
~東日本大震災・あの日私たち家族は(後編)~

一夜が明けた避難所
情報から孤立し、不安に包まれる作者と家族。しかし――
「冷やっこい手ぇ。風邪ひくぞ」
そんな厳しい状況の中でも、作者は人の暖かみに触れます。

自分はこんな時、大切なものを守れるか?
人に優しくできるか?
そんな事を考えさせられる記事です。

作者:奥村來未より 
~記事配信当日と翌日のツイート~

4ヶ月前に宮城県に引っ越してきたばかりの私は震災を経験する事になります。
思い出すとまだ不安と恐怖が蘇り、何度も何度も休みながら少しずつ書き進めました。

近くまで来ていた津波。
知人友人が居なかった。
お腹がすいた、喉が渇いた。

当時23歳の私。娘にはこの不安な気持ちを伝えまいと必死だった。
そんな心を救ってくれたのは見知らぬ人だった。

 

 被災時の犬と猫 (オムニバス)

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災害非難時の愛犬、愛猫について 
~避難所の状況を知る程に、準備の大切さを感じます~

災害に備えて考える事
先日掲載した『あの日私たち家族は』は、色々と考えさせられました。
わが家では、”あの日”以来、犬を連れて非難する方法を考えるようになりました。
避難所の様子を知るほどに、心の準備が必要だと感じて。
皆さんは、愛犬をどう守りますか?――

愛犬を連れ、車で子供を迎えに

あの日、私は愛犬ラフと自宅に居た。
いつもより早い散歩から帰った後――、大きな揺れ。
二男を迎えに車で家を出た。
渋滞の交差点で、2度目の揺れ。
幸い家族全員の安全確認ができて――
カラダが震えたのは、夕方にTVを見たときだった。

災害時、多頭飼いだった我が家

関東の自宅には、小2の長女を頭に4人の子供。
夫は帰宅禁止で、一人で全員を支えなければなりません。
力になってくれたのが2匹の愛犬でした。
子供が泣くと教え、遠吠えで慰めて笑顔にさせて。
災害準備の重要さを知った日です。

愛猫、愛犬を守る誓い

阪神淡路と経験していた作者。
311はそれ以上の規模を直感する揺れでした。
愛猫を守り、まずは療養食の確保。
作者は以前自宅の火災で、愛犬、愛猫を亡くしていました。
作者にとって、311はその延長に感じられました。

 本記事配信前の予告

記事掲載前の予告 

あの日まで|あと2日
東日本大震災の日までもうすぐ。
皆さんは、あの日どうしていたでしょう?
筆者は神田・神保町のオフィスにいました。
古いビルが大きく揺れて、倒壊するかと思いました。
――わが家には奥さんとピーチーがいました。

あの日まで|あと1日
明日は、東日本大震災の日。
私は当日家に帰れず、オフィスで一夜を過ごしました。
被害の報道に息を飲む毎日。
「そういえば、被災地の犬たちは?」
考える余裕ができたのは、2、3日たってから――
そして――、奥村來未さんはそこにいました。
その時、現場で何が起きていたのか?

● 

作:奥村來未(前2話)
 ▶ 作者の一言
 ▶ 奥村 來未:犬の記事のご紹介
 ▶ 奥村 來未:猫の記事のご紹介
 

作:高栖匡躬 (後1話)
 ▶プロフィール
 ▶ 作者の一言
 ▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
 ▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介
 

解説:高栖匡躬 

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