【犬版】うちの子がうちにくるまで (No.22~26)
カテゴリー:エッセイ
作者:オムニバス
犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」
『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。
もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。
【目次】
- 【犬版】うちの子がうちにくるまで (No.22~26)
- No.23|ロン君がうちにくるまで
- No.24|レイちゃんがうちにくるまで
- No.25・No.26|『ごはん』と『おかず』がうちにくるまで
- おすすめのまとめ読みです
No.22|ゆうすけがうちにくるまで
犬の名前:ゆうすけ
犬種:ウェルシュ・コーギー
飼主:ゆうすけパパ
今も心に残る声「おまえ、よかったな」
出張先で、偶然目にした人だかり。
その中心には、血統書付きで捨てられた可愛いコーギーが。
しかし、昼休みに気になって見に行くと、もうその子は、保健所に連れて行かれたとのこと。
「飼い主探します!」
思わず口から出た一言。
一旦引き取って、もらい手を探すつもりだったのですが、
いつの間にかその子は、うちの子に――
人を信じてくれている犬を、人が裏切っちゃダメだよね。
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No.23|ロン君がうちにくるまで
犬の名前:ロン
犬種:ゴールデン・レトリバー
飼主:ゆきねー
飼うなんて、考えていなかった
最初は大型犬なんて、考えてもいなかったのに――
『大型犬には、大型犬にしかない可愛さがあるんだよ』
勤務先の病院で、ニューヨーク帰りの医師の影響を受けた飼い主。
やがて――
多頭飼いの1員として、ゴールデンレトリバーがやってきます。
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No.24|レイちゃんがうちにくるまで
犬の名前:レイ
犬種:ミニチュア・シュナウザー
飼主:ゆきねー
猫多頭飼いの中で迎えた犬
猫の多頭飼いをするお宅。 そこにはじめて迎え入れた犬が、レイちゃんでした。
素人繁殖で生まれ、保健所に持ち込まれる寸前でのこと。
トレーニングされていなかったレイちゃんは、吠えまくり。噛みつきまくり。
しかし、段々とうちの子に――
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No.25・No.26|『ごはん』と『おかず』がうちにくるまで
犬の名前:ごはん、おかず
犬種:雑種
飼主:Chobi
生きたい、生きたいと泣く子犬
初めての犬を飼い始めて3カ月。
散歩から帰ったご主人が言いました。
「へその緒がついた子犬が捨てられていた」
驚く奥様。
「なんで連れて帰って来んの!?」
草むらには本当に「生きたい、生きたい」と鳴く2匹の子犬がいたのでした
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あの子たちは天使だったと思う
2匹の子犬は生きようと、哺乳瓶に必死で吸いつきます。
やがて、へその緒が落ちて、可愛い目が開いて、歯が生えて……
――もう安心。
譲渡会に連れて行くその日でした。
また偶然の巡り合わせ――
2匹はうちの子になるのです。
犬は奇跡のように、うちにやってくる。
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――うちの子がうちにくるまで・次のまとめ読み――
次回は第27話~29話のまとめ読みです。
27話では、犬が苦手だった作者がある日、びっくりするほど大きな顔の犬に出会います。
哲学者のようなその印象は、ずっと作者の記憶に残り、
やがて作者は、その犬の置物に遭遇します――
その他4話
――うちの子がうちにくるまで・前のまとめ読み――
前回は19話~21話のまとめ読みです。
19話は多頭飼いの飼い主が、2匹目を迎える時のお話。
2匹目には、1匹目とはまた違う葛藤がありますね。
その他4話
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――うちの子がうちにくるまで・最初のまとめ読み――
第1~5話のまとめ読みです。
1話は、いつかワンを飼いたいと思っていた女性が、おもろい顔した変テコな犬を飼うまでのお話。
その他4話。合計7匹の犬のうちにくるまでです。
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――猫版、うちの子がうちにくるまで――
猫版の『うちの子がうちにくるまで』です。
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おすすめのまとめ読みです
突然愛犬に起きた変調は、看取りのときへのプロローグでした。
ペットと飼い主の関係で良く持ち出される『虹の橋』と『犬の十戒』を解説しました。犬や猫は天国にいけるかどうかを考えた『犬猫の天国』と共に。