ピィ子の育児日記
この1週間(9月8日~14日)は、こんな風に
子犬は何をやるにもはじめてで、興味津々です。
ピィ子は今のところ、恐がるものがありません。
ピーチーは白い段ボール箱が嫌いだったり、電子音が嫌いだったり、お風呂がきらいだったりするのですが、何も怖くないようです。
ピィ子の初めてを4つご紹介。
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外ははじめての嵐なのに――
ルンバとの出会い
はじめての蕎麦湯
はじめてのカエル足
これ、ブル系の子がよくするポーズです。
子犬の時にはせずに、ある程度大きくなってからこれをやります。
多分、股関節の成長との兼ね合いですね。
ピーチーは生後6か月くらいでやり始めました。
他の犬種では、やらない子が多いようで、関節の病気ではないかと獣医さんに相談する方もいるようです。
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ピィ子の体重は今、4㎏です。1週間で600g増えました。
体重が増えた分、いたずらのした時の飼い主のダメージも大きくなってきました。
【体の変化】
今日の体重|4Kg
②絶対に人も犬も噛まない
③待てが、いつでもどこでも、長時間できる
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先週、ピィ子は時々ワンワンと吠えるようになったのですが、無駄吠えかと思って、吠えたら無視を繰り返すと、ほぼワンワンはなくなりました。
でも、まだ時々ワンワンします。
それ以外に、オシッコやウンチをした時に、時々ワンと吠えて教えてくれるようになりました。おやつをくれと言っている模様です。
これがトイレの中した時なら良いのですが、外でしてもワンと吠えます。
まだ、トイレは認識をしていないようです。
さて、定点観測の【トイレ/甘噛み/座れ】の進捗をご報告しましょう。
室内トイレへの挑戦
先週のトイレトレーニングからの進展です。
あまり進展はないのですが……
前回までのトイレのレイアウト
下の写真が、前回の時点で上手く行っていたレイアウトです。
サークルの中にいるときは、90%くらい成功でした。
トイレの位置を変えて見た
トイレを認識させ、サークルの外にいてもトイレに戻ってきて用を足すようにさせたいと思いました。いきなり外でフリーにするとリスキーなので、まずはサークル内でトイレを移動させました。
最初にやったレイアウトに戻したわけです。
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これが最初のレイアウトに戻した姿
最初と違うのは、タオルを丸めて両側を縛ってあること
これだと、タオルの上でのオシッコがありません
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で、どうなったかというと、いきなり失敗をし始めました。
つまり、トイレという概念をまだ認識していなくて、場所として覚えていただけということです。しばらく様子を見ようと思い、上のレイアウトで3日ほど粘ってみたのですが、一向に改善せず。
見ている時に成功しないと、褒めてあげるタイミングが減ってしまうので、やむなく先週のレイアウトに戻しました。
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ピィ子はご飯の後で、高い確率でオシッコをするので、サークルの外でご飯を上げて、その直後にトイレに誘導するようにしてみたところ、1回だけ成功しました。
まだ1回だけなので、褒めてあげるのも1回だけ。
もうちょっとこれでやってみます。
とは言いながら、ご飯でサークルの外に出した途端にオシッコとウンチという惨劇も何度かあり、苦しい戦いの日々です。
甘噛みの矯正(甘噛みをやめさせる)
引き続き、甘噛みをやめさせる練習は続いています。
指への攻撃はほぼなくなり、噛もうとして歯を当てるのですが、そこで我に返ってやめる感じです。
しかし、遊んでいる時とか、ご飯の前には興奮状態で、我を忘れてまだ噛んできます。
粘り強く特訓です。
以下に写真を(前回、前々回と同じです)。
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こんな風に喉の奥まで
オエッ
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甘噛みの頻度は減ってきたので、今は噛んだときには、もれなくへそ天の状態にひっくり返して、上に飼い主が乗っかった状態ででマズルコントロールをしています。
以前はしょっちゅうだったので、いちいちやっていられなくて、酷く噛んだときだけでした。今はトレーニングの仕上げの時期と思いながら、厳しめにやっています。
噛まなくなると可愛くなるので、うっかりやるのを忘れる時があります。
気をつけなくては。
待てのトレーニング
「待て」はかなり出来るようになってきました。
上の写真は、「座って待て」の状態です。
今は、ご飯から距離を置いて「座って待て」をさせて、「来い」で読んでから、もう一度「座れ」→「座って待て」→「良し」の順番です。
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「来い」が新しく増えたので、ピィ子は混乱気味です。
できるようになったら、次は懸案の「伏せ」ですね。
ご飯のときのトレーニングは、食いしん坊だけに集中力が高いです。
こんな感じの育児日記です。
ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:散歩していないので分からず
その他:大食い
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
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――次話――
ピイ子がうちにきて4週間
いつも見ていると、成長に気が付かないものですが、随分と体が大きくなりました。
嬉しくはあるのですが、その反面で心配も膨らみます。
ブルテリアはハイパーな性格かつ、強靭な顎。
子犬のうちに躾ける重要性を実感します。
――前話――
ピイ子がうちにきて2週間
甘噛みと座れは、まあまあ。
トイレは一応の成果があるものの、次の一歩が難しそう。
【次の課題】サークルの外から、サークル内のトイレに戻って用を足せ!
今だ、成功確率ゼロ、――飼い主、見当つかず!
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家がピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。