ピィ子の育児日記
この1週間(9月15日~21日)は、こんな風に
毎日見ていると変化に体の気が付かないのですが、いつの間にかできなかったことができて、届かなかったところに届くようになって、「あれ、大きくなった?」と思って体重を計ると、「やっぱり!」という感じです。
子犬の成長は早いですね。週ごとに1割くらい体重が増える感じです。
抱き上げると、ズシリと重さを感じるようになってきました。
以前はお世話をするときに、自然に、無意識に小脇に抱えるという感じでしたが、今はしっかりと抱える感じです。
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今朝撮影したアクビです――
体が大きくなりました――
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ピィ子の体重は今、4.4㎏です。この1週間では400g増えました。
【体の変化】
9月14日の体重|4Kg
9月21日の体重|4.4Kg ▶これが今回
②絶対に人も犬も噛まない
③待てが、いつでもどこでも、長時間できる
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先週も書きましたが、ピィ子はウンチをすると、「ワンワン」と鳴いて教えてくれるようになりました。というか、「おやつをくれ」と呼んでいる模様です。
それはとても可愛いのですが、今はまだサークルの外にいるときに、サークル内のトイレに戻ってウンチをすることができません。
早く覚えてくれれば、おやつを貰える回数が増えるのですがねえ。
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それと、色々なことで、力加減が出来るようになったように思います。
遊んでいる時も、力ずくで何かをするようなことがなく、飼い主に譲る感じです。
イタズラをしたときには、体をひっくり返すのですが、嫌がって抵抗することがなくなりました。ひっくり返されたらもうそれで観念してしまう感じです。
一応反省はするのですが、10秒ほどですぐに回復します。
良い子になったように見えて、躾としてそれが刷り込まれているのかどうかは怪しい気がします。
さて、定点観測の【トイレ/甘噛み/座れ】の進捗をご報告しましょう。
室内トイレへの挑戦
先週のトイレトレーニングからの進展です。
あまり進展はないのですが……
今のトイレのレイアウト
結局、この配置でサークル内の成功確率ほぼ100%で、それを継続中です。
これから課題は、サークル外にいるときに、用を足しにサークルに戻れるかどうかです。これがないと、次のステップに行けません。
これまで2度だけ成功しましたが、9割がた失敗です。成功した時に褒めるという風にしたいのですが、そもしも成功しないので、褒めようがありません。
これには、何かブレークスルーが必要と思っています。
まだまだ難航していますが、下記に今週試したことを書いておきます。
試行錯誤1 サークルの外にトイレを置いてみた
ツイッターでアドバイスをもらい、サークルの外にトイレトレイを置いてみました。
1度成功しましたが、あとは全て失敗でした。もう少し粘ってみるつもりでしたが、夜寝る時にサークル内にトイレトレイを戻したら、ほぼ100%上手く行っていたサークル内でのトイレを、いきなり2度続けて失敗しました。
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どうやらピィ子は混乱している模様です。
仕方なく前のように、サークル内トイレに固定しました。
これは悩みどころですが、こうでもしないと、トイレで褒める機会が激減しそうと思っての判断です。
試行錯誤2 サークルの外にトイレシーツを置いてみた
ベテラントレーナーさんからの新しいアドバイスをもらいました。
外で粗相をした場合に、すこしオシッコの匂いをつけたシートを、サークル外にも何枚か置いて、そこでオシッコガ出来たら褒めるという方法が良いとのこと。
匂いでトイレを判断するようになるので、有効とのことでした。
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これは良く躾本にもある、部屋の中に何枚もシートを置いて、成功した場合だけ褒めちぎってあげながら、段々とシートを減らしていくというのに似ています。
固定トイレ+複数トイレの組み合わせですね。
名案と思って早速試しましたが、結論から言うとダメでした。
ピイ子がシートを遊び道具にして引っ張りまわし、破こうとするからです。
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今のところ、この方法も断念しましたが、次なる手段としてメッシュ付きのトイレトレーを部屋に幾つか置くという方法も残されています。ただこの方法は、トイレを覚えた後でトレイが全て無駄になるので、やるかどうかはもうちょっと考えます。
甘噛みの矯正(甘噛みをやめさせる)
甘噛みほぼなくなってきたので、今回は特記することはありません。
ただ、手への甘噛みは無いものの、足にはまだ時々アタックしてくるので、引き続きトレーニングは続けます。
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最近実感するのは、ピィ子の歯が大きくなっていること。
乳歯とは言え、成長しているのです。
毎度恐縮ですが、噛み癖を無くすためのトレーニングでは、下の写真のように、指を喉の奥に突っ込みます。
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こんな風に喉の奥まで
オエッ
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この指を突っ込むというのが、最近痛いのです。
ピィ子が加減しているので大丈夫なのですが、時々本気で噛もうとするともう大変です。1週間で相当に歯も顎も強くなっています。
うちに来てすぐにトレーニングを始めて良かったと実感しています。
甘噛みのトレーニングは、時間との闘いです。
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現在はまだ、家具類を噛むイタズラは発生していません。
乳歯のうちに、今の甘噛み矯正を徹底しておこうと思っています。
待てのトレーニング
普通の「待て」はもう大丈夫になってきました。
上の写真は、「座って待て」をしているところです。
今は、ご飯を下に置いた状態でも「待て」ができています。
「待て」の状態で、飼い主の顔を見上げると良いのだそうですが、それももう大丈夫です。
今週は「伏せ」を教えていこうと思っています。
こんな感じの育児日記です。
ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:散歩していないので分からず
その他:大食い
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
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――次話――
ピイ子がうちにきて5週間
先週のピィ子の最大のイベントは、混合ワクチンの注射。
初めての外出で、初めての動物病院でもあります。
初回の病院で、病院嫌いになる子が多いようです。
子犬は何をやるのも初めて。
飼い主だって、その子と経験する初めてばかり。
――前話――
ピイ子がうちにきて3週間
甘噛みと座れはまずます。飼い主、概ね満足。
しか~し、トイレは一進一退。
ブルテリアは運動量の多い犬なので、早くサークルから出して、フリーにしてあげたいのですが。
トイレで用を足すだけなのになあ~
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家がピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。