ピィ子の育児日記
この1週間(10月13日~10月19日)は、成長の週でした
「何だか最近、ピィ子が大きくなっていない?」
というのが、我が家での会話。子犬は成長が早くて、これまで週ごとに約500gずつ体重が増えていたのですから、大きくなるのは当たりまです。
――と、思っていたのですが、これまではじりじり大きくなるので見た目では変化に気が付かず、週1回の体重測定で、「ああ、また500g大きくなっている」と確認するような状態でした。
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それが先週は、見た目にも大きくな感じるのです。
で、計ってみたところ、なんと1Kg近くも体重が増えていました。
これまでの倍のスピードで大きくなったので、見た目にも分かったということです。
今日の時点での体重は7.1Kg、先代犬ピーチーが14㎏ほどでしたので、このまま1㎏ずつ増えたら7週間後には同じくらいです。ブルテリア仲間の中には、ミニチュア・ブルテリアなのに20㎏の子も結構います。大型犬に迫るほど成長するのかもしれません。
やはり、躾をしっかりしないとマズイと感じます。
トレーニングをしてみて思うこと
ピィ子の場合は主にトイレのトレーニングで難航しているのですが、なかなか上手くいかないと、躾本を見たりネット上の情報を探したりします。
沢山の情報に触れてみて思うのですが、躾の方法には様々なメソッドがあって、1つの目的を達成するのに、正反対のアプローチをすることもあるのですね。
例えば、トイレで言うと、サークルに入れて教える方法と、サークルを使わない方法があります。ピーチーのときはサークルでは上手くいかず、結局サークルを使わない方法でトイレを覚えました。
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サークルで教える場合も、トイレトレーの横に柔らかい寝床を用意するものもあれば、寝床を置くとトイレと似たような感触になるので、何も置かない方が良いというものもあります。
総合して考えると、犬は個々に個性があって、我が家の愛犬に会う躾の方法を、手探りで探し当てるしかないように思います。
褒めて伸ばす躾について
ピーチーが警察犬の学校にいったときには、叱って伸ばす。叱って教えるのが正当な方法で、褒めるのは邪道だとトレーナーさんから教えられました。
しかし最近は犬は褒めて伸ばす。褒めて教えるのが良いのでそうです。
褒めて伸ばす派の記事を読むと、極端なものは、叱ってはいけない、叱ることに意味が無い。それは動物行動学で証明されているというようなことが書いてあります。
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時代が変わったから、常識が変わったのか?
いえいえ、結局それもトイレと同じで、色々なメソッドがあるのだと思います。
どちらが正しいのではなく、どちらも正しいのだと思うのです。
例えば、叱るタイプの躾――
24時間愛犬と一緒にいて、つぶさに行動を観察できるのであれば、間違ったことを的確なタイミングで、的確ににしかることができるでしょう。それは犬にとって、明確なルールをもったメッセージとして伝わっていくことでしょう。
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褒める方も同じ――
して欲しいことをしたときに褒める。そうでない時には無視をするという方法論が完璧に実践できることでしょう。
しかし我々一般飼い主は、多くの時間家を留守にするし、家にいたとしても犬をずっと見ている訳ではありません。見ていない間に犬は悪いこともするし、して欲しいこともする。その時に的確に叱れないし、褒めることができないわけです。
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叱ってはダメ、褒めて教えなさい。
褒めるのはダメ、叱ってルールを教えなさい。
きっとこの2つの中間に、それも幅広い選択肢の中に、我が家の愛犬に最適な方法があるのだと思います。
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単純な話ですが、叱るだけも褒めるだけも、偏り過ぎると犬にメッセージを伝える機会を半分に減らしているように思います。
上手くできたら褒める、いけないことをしたらしかる。両方を併用しないと、一般飼い主のライフスタイルでは対応できないような気がして、仕方がありません。
これに関しては、まだまだ書きたいことがあるので、別の記事にしたいと思います。
この1週間の変化
ピィ子の体重は今、7.1㎏です。この1週間では1Kg増えました。
9月14日の体重|4Kg
9月21日の体重|4.4Kg
9月28日の体重|5Kg
10月6日の体重|5.5Kg
10月13日の体重|6.1Kg
10月20日の体重|7.1Kg ▶これが今回
②絶対に人も犬も噛まない
③「伏せ」が、いつでもどこでも、長時間できる
②待て
③興奮時以外では、甘噛みはほぼしなくなりました。
④「座れ」、「座って待て」は、ほぼ出来るようになりました。
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さてそれでは、定点観測の【トイレ/伏せ】の進捗をご報告しましょう。
といっても、トイレも伏せも、どうやら長期戦の様相ですので、今後は劇的な進展はそう期待できないように思います。
今回の定点観測以降は、大きな変化があったときに、トピックとしてご報告するようにしたいと思います。
室内トイレへの挑戦
トイレトレーニング前回と似たようなものですが、段々と状況は良くなってきています。サークルの外から、サークル内のトイレに行くことが増えてきました。
これからもm根気強く教えていこうと思います。
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現在のトイレのレイアウト サークル内は前回と同じです
今回は左側にある、サークル内を掃除する時に避難させておく箱の、壁面を高くしました。体が大きくなってきたので、すぐに脱走してしまうからです。
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頑張ろう!
伏せのトレーニング
「伏せ」はこちらが飽きれるほど、上手くいきません。
オヤツで釣る躾は、これまではすぐに覚えてくれたのに、なぜだか「伏せ」だけはまるで意味を理解していないようです。
何で?
ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:散歩していないので分からず
その他:大食い
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
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――次話――
ピイ子がうちにきて9週間
前回、体重が1Kg増えたと喜んでいたのですが、どうやらそれは大間違い。
成長ではなくて、太ったのでした。後ろから見たら、お腹の周りがぷっくりしてます。ということで、先週からフードの量を少し減らしました。
今回の体重増は300g。
――前話――
ピイ子がうちにきて7週間
散歩の距離が伸びて来て、すれ違う人全員に愛想を振り巻いています。
公園の給水場で水が上手に飲めたり、階段の上り下りが真っ直ぐにできたり。
体重はとうとう6㎏を越えました。
力もついてきて、突発的な動きをして事故が無いように要注意です。
相変わらず、毎日が大冒険です。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家がピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。