うちにきて608日目 ~ピィ子の成長日記~
ボールで遊ぶのが大好きなピィ子。
「取って来い!」と言ってボールを投げると、咥えて戻ってきて、「出せ!」でポトリと落とすのがいつもの遊び方です。
しかし、ボールへの執着心が芽生えて、ポトリをしなくなりました。
その後のお話です。
やはり顎力との兼ね合いか?
ブルテリアの顎力は犬界でも最強レベル。そして噛むのも大好き。
通常はボールを拾ってきて、また投げてもらうのが楽しいはずなのですが、丁度良い噛み心地というがあるようで、ボールに穴が開いて噛むと凹むようになると、執着心が爆発するようです。
遊びの最後には、飼い主が必ずボールを奪い返して終わらないと、ピィ子が「自分が勝った」と勘違いしてしまうために、取り返すのに一苦労です。
ひっくり返して、上に乗っかって、羽交い絞め。動けなくしてから咥えているボールをもぎ取ります。こうでもしないと、最強の顎が襲ってきます。
それでも出さない場合は、ひっくり返した状態で、口の中にペットボトルから水を注ぎこんだりします。
ピィ子の場合は、こうやって訓練をしていくうちに、噛むよりも遊んだほうが楽しいと思って、またポトリと出すようになり、そうしているうちにまた顎力が強くなってきて、執着というサイクルを繰り返しています。
そこで新しいアイデア!
軟らかいボールを使ってみました。
――すると!
執着心よりもずっと低いレベルの噛み心地なので、拾ってきたボールを「出せ!」と言わなくてもポトリと落としてくれました。
大成功。このまま柔らかいボールで遊べばいい。
そう思いました。
しかし――
なんとピィ子、その翌日から、柔らかいボールは追いかけはするのですが、持ってこなくなりました。タッチ&スルーという感じです。
どうやら、噛み応えのあるボールでないと、遊びにならない模様。
狩猟本能で追いかけてはいくのですが、そこで興味を失うようです。
仕方なく、また野球のボールに戻して、トレーニングを再開。
なかなか思うようにならないピィ子です。
4月11日~4月17日のツイッターです
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ピィ子の成長日記|57
ピィ子の成長日記|57
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月10日
うちにきて594日
ピィ子に困ったことが起きています。
ボールへの執着心が爆発しているのです。
これまでもそういう時がありましたが、またその波がやってきたようです。
顎力最強のブルテリアなので、取り上げるのが大変。
またトレーニングです。https://t.co/Fz3gWloIZ5
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ピィ子、コギさんこんにちは!
コギさんこんにちは!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月11日
ーピィ子ー
公園でコーギーさんが近づいて来ました。ピィ子のボール遊びに興味を持ったみたいです。
でも最近ボールに執着するピィ子は、咥えさせてあげません。前は「はいどうぞ」って感じで譲ってたのにね。#犬を飼うということ#ピィ子#ボールはあげないよ pic.twitter.com/lEoxPeQToQ
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発作は嫌いよ|27/31
発作は嫌いよ|27/31
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月11日
朝、発作を起こしたピーチー。
重積発作を起こしやすいので心配ですが、仕事に行く時間です。
本当はピーチーを最優先にしてあげたいのですが、仕方がありません。それも含めての闘病です。
――そして帰宅。
ドキドキしながら家の扉を開けるのでした。https://t.co/Bwniz90rP2
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ピィ子、ネムネムだから放っといて!!
ネムネムだから放っといて!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月12日
ーピィ子ー
ちょっと肌寒いここ数日。ピィ子がまたしまホイに潜っています。
なかなか手放せないねえ。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #しまホイ愛#春なのに pic.twitter.com/czMA719Pag
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ピィ子、ごはんに釣られちゃった!!
ごはんに釣られちゃった!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月13日
ーピィ子ー
今日も肌寒くて、しまホイに潜り込んでいたピィ子。
例によって呼んでも出てこないので、フードで誘ってみました。
いつもはフードでも出てこないんだけどね。#犬を飼うということ#ピィ子#しまホイの虜 pic.twitter.com/qlVbqa7i3u
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発作は嫌いよ|28/31
発作は嫌いよ|28/31
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月13日
ピーチーは発病してから急に弱りました。
大好きな散歩もトボトボ歩きだったりして。
少し前は、毎朝5㎞走っても足りないくらいだったのに――
ヘルニアも指摘されていました。
1つ病気をすると、次々に何か出てきます。
老犬になったなあと思いました。https://t.co/OvlmKwblSh
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ピィ子、また雨かぁ⤵︎
また雨かぁ⤵︎
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月13日
ーピィ子ー
窓からじっと外を見るピィ子。
今日は止まないねえ。#犬を飼うということ#ピィ子#雨は嫌い pic.twitter.com/hSP0zm9ZWR
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ピィ子、今日は寒いからポンチョ復活!!
今日は寒いからポンチョ復活!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月15日
ーピィ子ー
朝、すごく寒くてビックリ。
冬用コートにマフラーの人もいました。
昨日の雨で地面が濡れているので、今日はボール投げはお休み。
最近ボールを取り上げるのに、ひっくり返して乗っかっているしね。#犬を飼うということ#ピィ子#ボールはお預け pic.twitter.com/BY3ro2BDiH
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発作は嫌いよ|29/31
発作は嫌いよ|29/31
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月15日
闘病中の調子は良かったり悪かったり。
その1つ1つのことで、飼い主の気持ちはいちいち浮き沈みするものです。
この日は調子が良かった日。
今、当時の写真を見ると、良いと言ってもこの程度だったのかと思います。
でも、嬉しかったなあ。https://t.co/ieEAswLMEr
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ピィ子、ボールは出せるよ!!
ボールは出せるよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月16日
ーピィ子ー
再トレーニングの成果があったか、ピィ子が「出せ!」で、咥えたボールをまた放すようになって来ました。
しかし5、6回投げたらすぐに元通り。
まだまだだねえ。#犬を飼うということ#ピィ子#意地っ張り#道半ば pic.twitter.com/qXBWNVWBtj
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ピィ子、今日は猫の気分!!
今日は猫の気分!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月17日
ーピィ子ー
雨で退屈するピィ子。
上手にしまホイに潜り込みました。
なんだか、#猫ちぐら みたいだね。#犬を飼うということ#ピィ子#ブルテリア #猫みたい pic.twitter.com/awLTbWzIU2
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ピィ子、あっ瞬間清涼!!
あっ瞬間清涼!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月17日
ーピィ子ー
20年くらい前に好きだったお菓子が復刻。それは明治の #瞬間清涼 。
中部地区限定でしたが、とうとう関東でも売り始め。でも喜んでいたのも束の間、人気薄みたいで、ドンドン棚から消えてます。嗚呼!
先日、水戸で見つけてまとめ買い。#犬を飼うということ#美味しいよ pic.twitter.com/7voemjC1JD
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4月18日~4月24日のツイッターです
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ピィ子、柔らかボールはすぐに出すよ!!
柔らかボールはすぐに出すよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月17日
ーピィ子ー
野球のボールは意地になって放さないピィ子ですが、フニャフニャのボールはすぐに出します。
「出せ!」も「待て!」も「座って待て!」分かっているようです。
やれば出来るんだけどねえ。
興奮気味だけど。#犬を飼うということ#ピィ子#出せは分かるよ pic.twitter.com/RFCQD9yLG6
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ピィ子、最後の格闘かな?
最後の格闘かな?
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月18日
ーピィ子ー
急に寒くなって3日くらいポンチョ復活でしたが、流石にもういらないよねえ。しまホイは出しとくけど、ポンチョは仕舞うよ。#犬を飼うということ#ピィ子#ポンチョ#しまホイ pic.twitter.com/LMqLoy4psq
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発作は嫌いよ|30/31
発作は嫌いよ|30/31
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月18日
前の日調子が良かったピーチーですが、この日は大発作で病院へ。
なかなか安定しません。
振り返ると、闘病が始まってまだ3か月。
あっという間に悪化していることに驚かされます。
MRIでは脳には異常なし。
その意味がやがて明らかになるのですが……https://t.co/zm82tK53Wa
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ピィ子、氷結DOGって知ってた?
氷結DOGって知ってた?
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月20日
ーピィ子ー
氷結の6本パック。ピィ子の頭にピッタリでした。#犬を飼うということ#ピィ子#氷結#ピッタリフィット pic.twitter.com/aJZ5J6Q53W
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発作は嫌いよ|31/31
発作は嫌いよ|31/31
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月20日
癲癇としての闘病記の最終話です。
当時新薬だったイーケプラでかなり発作は抑えられていました。
その時の治療内容をまとめています。
実はこの後、ピーチーの闘病は新しい展開を迎えます……
劇症肝炎の発症――
自己免疫不全との闘いが始まったのです。https://t.co/6czYAgW1eK
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ピィ子、今日はピンクのボールにしたよ!!
今日はピンクのボールにしたよ!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月21日
ーピィ子ー
最近ボールへの執着が激しいピィ子。
なんと新品のボールが1日で穴だらけで、放さないので、強制的に奪い取らないといけません。
家の中で用のフニャフニャボールにしてみました。#犬を飼うということ#ピィ子#フニャフニャボールならOK pic.twitter.com/DBbgu3t5AG
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ピィ子、スローで取って来る〜!!
スローで取って来る〜!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月22日
ーピィ子ー
フニャフニャボールでトレーニングし始めたピィ子。今日の結果はーー
家の中では上手に取ってくるのに、外だと取りに行っても持ってこないことが多いです。
う〜ん、まだまだ。
これは珍しく取ってきた時#犬を飼うということ#ピィ子#取ってこい#スローでどうぞ pic.twitter.com/ngRoUFGNn8
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ピィ子、やったー猫マンマだー!!
やったー猫マンマだー!!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月23日
ーピィ子ー
ピィ子は白米に鰹節の猫マンマが大好き!
「座れ」も「伏せ」もバッチリ決まります。
美味しいねぇ#犬を飼うということ#ピィ子#猫マンマ#大好物 pic.twitter.com/QBsjMiwbzw
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ピィ子、嬉しい時は飛び跳ねて座るよ!
嬉しい時は飛び跳ねて座るよ!
— Peachy (@peachy_love) 2021年4月24日
ーピィ子ー
美味しいご飯やオヤツがもらえる時は、「伏せ」から「座れ」になる時、ついつい飛び跳ねてしまうピィ子。
画面からはみ出しちゃうほど。#犬を飼うということ#ピィ子#すごい勢いで座るよ pic.twitter.com/I1CZxMmMY8
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ピィ子について
毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。
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血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む
――ピィ子の育児日記――
文:高栖匡躬
▶プロフィール
▶ 作者の一言
▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
▶ 高栖 匡躬:猫の記事 ご紹介
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――次話――
ピィ子の成長日記|59
うちにきて622日
最近ますます顎力が強くなったピィ子。
ボール遊びをすると、1投目で野球の軟式ボールに大穴を開けます。
1個で1ヶ月持つ時期もあったのですが、今は昔。
咬み心地の良いボールは、メキメキ執着心を育てそう。
さて、どうしたものか?
――前話――
ピィ子の成長日記|57
うちにきて594日
ピィ子に困ったことが起きています。
ボールへの執着心が爆発しているのです。
これまでもそういう時がありましたが、またその波がやってきたようです。
顎力最強のブルテリアなので、取り上げるのが大変。
またトレーニングです。
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――育児日記の1話目です――
ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。
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我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと
偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。
マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。
ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。
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犬を飼うということ
『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。
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もう一度、犬を飼うということ
愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は?
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。