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【ピィ子の成長日記】TVに出ちゃったピィ子【撮影はドタバタでした】

エッセイ 君を迎えたときのこと もう一度、君を迎えよう 犬 高栖 匡躬 しつけ

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ピィ子の成長日記

うちにきて1572日目　～ピィ子の成長日記｜129～
撮影＆文｜高栖匡躬
 

なんとピィ子、TVに出ました。日テレのZIP！という朝の情報番組です。
取材があったのは昨年末ですが、収録日には色んなドタバタがありました……

 

 ピィ子 TVに出る

取材の依頼があったのは１２月の中旬です。

６月に我が家はリフォームをしたのですが、その時に建築家の先生のご提案に乗って、犬用の工夫を随所に施しました。

クッション性があって滑らないフローリング材。リビングから玄関が見渡せるガラス扉。犬用トイレにショートカットできる連絡口。無駄に齧る巾木を排す。TV台の厚みや高さなど…

それを聞きつけたTV局が、朝の情報番組で紹介したいと仰るのです。

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断る理由もなく快諾。

クリスマス前に打ち合わせのために、一度ディレクターさんとアシスタントさんに来ていただいて、リフォームの内容やピィ子の様子を確認していただき、収録はクリスマス直後の２６日に決まりました。

この時、ピィ子はとても良い子にしていて、飼い主も鼻高々でした。

 

収録でいらっしゃったのは、クリスマス明けの２６日です。

しかし、この日のピィ子は前回と違っていました。
お出でになったのが前回の２名に加えてカメラマンさんとレポーターさんで、合計４名です。

前回は飼い主との打ち合わせが目的ですが、この日はピィ子が主役です。
皆さんがピィ子に注目するからでしょう。有頂天のピィ子は終始ハイテンションです。
まったく落ち着きがない多動症と言っても良いでしょう。

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ディレクターさんの着ているTシャツを咥えて引っ張ったり、レポーターさんが履いてきた高級そうな革のブーツを興奮して咥えたり、果てはピィ子をアップで撮ろうとして近づいたTVカメラから突き出したマイクから、ウレタン製のマイクカバーを咥え取ってしまいました。

しかもそのマイクカバーを奪われまいと、慌てて食べてしまうほどの傍若無人ぶりです。

さすがに最後は皆さんがちょっと引き気味な中で収録が終了しました。

 

放映日は年が開けた１月１６日でした。

ディレクターさんからは、放送までは収録については伏せておいて欲しいとのことでしたので、誰にも告げずに日々が過ぎ、放送の前日夜にSNSで告知しても良いと許可が出て、それからXで皆さんにお伝えしました。

直前の告知にもかかわらず、また放映時間が早朝の７時２０分もも関わらず、大勢の方が見て下さり、沢山リプライをいただきました。当日はご返事をするのに夜までかかってしまったほどです。

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ピィ子のオトボケ姿は思った以上に好評でした。

収録は３時間くらいたっぷりと、色々なシーンを撮ったのですが、放映されたのは３分くらいでしょうか。

リフォームの目玉と考えていた犬用トイレへのショートカット連絡口とか、巾木を排したこと。こだわって作った噛み噛み対策済のTV台は紹介されず仕舞いなのは少し残念でしたが。ピィ子のイタズラは綺麗にカットして頂いて、何事もなかったように見えるのは、さすがはプロの編集です。

 

さて、ピィ子が食べてしまったマイクカバーですが、放映の前日の１月１５日の朝、急に気持ちが悪くなって嘔吐したピィ子の”その中”に、くしゃくしゃに折り畳まれたようになった状態で見つかりました。

なんと３週間もピィ子のお腹に収まっていたのです。

その間は快食快便で、もしかしたら強力な胃酸で消化してしまったのかと思ったほどでした。ピィ子はすごいなあと思いました。

またどこかで取材があったら、もっと良い子で映りたいものです。

 

1月7日～1月13日のX（ツイッター）です

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ピィ子の成長日記｜128

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明日は成人式

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成人の日

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アゴ乗せていい?

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今日はしまホイ無し

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無言で去年の1月の写真を貼る

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ポカポカだなぁ

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虹の橋にいる君へ

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老犬アルバムにご参加ください

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オヤツの時間

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1月14日～1月20日のX（ツイッター）です

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気分はいつでもブルテリア

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今夜は何を食べようかなあ

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彼女は今頃、何をしているかなあ

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今日は嫌なことがあった

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もうこれ以上食べられないよ

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ピィ子、明日TVに出ちゃうよ

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これに出まーす

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ピィ子と一緒に #ZIP !を見ました

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犬種別画像生成BOT

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こんなのが出てきた

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「ご飯！」と呼んだら

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くまのプーさんの日

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また箱買い

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ポップコーンの日

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肉球の日

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しまホイに入りたいけど

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今日はうまく入れましたぁ

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ペンギン意識向上デー

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

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名前：ピィ子
血統書登録名：ピーチー
生年月日：2019年6月28日
犬種：ミニチュア・ブルテリア
性別：メス
今分かっているピィ子のこと
性格：陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り：全くなし
犬見知り：しない。人も犬も大好き。
空気を読まない：遊んで！の熱意がすごい。
その他：大食い（と思っていたが、実はそうでもないかも）
犬種の特性
要注意：顎が恐ろしく強い（犬の中ではチャンピオンと言われる）
痛みに強い：病院で注射されながら、尻尾を振る
水：とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文：高栖匡躬
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――次話――

ピィ子の成長日記｜130

2月6日に4年ぶりに雪が積もりました。
前回の雪はピィ子が0歳の時です。
その当時は雪が怖かったようで、歩こうとしなかったピィ子。
4歳になれば違うかなと思って外に連れ出してみると。
……やっぱり固まって、歩きませんでした。
雪が嫌いなんだね。

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――前話――

ピィ子の成長日記｜128

明けましておめでとうございます。
元日から痛ましいニュースが続き、新年を慶ぶのが憚られる気分です。
災害がペットの命を奪うことも改めて実感。
命に重みは付けられないと言うものの、我々はそこに順位を付けざるを得ない中で生きているのも事実。

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて１週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

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 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな？
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

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 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

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 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は？　
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、１枚の写真が送られてきました。

 

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