チョコラッの闘病記 第3章(14/16)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
4月15日 PCV(血球容積)は上がったが、RETICは減る
今日もチョコラッの血液検査です。
結果は下記。
RETIC(24.0)→17.8 基準値10.0〜
カッコ内が前回数値
PCVが上がり、やや貧血が良くなったけど、前回減ったRETIC(赤血球の赤ちゃん)が更に減った。
入院点滴したガンマガードの効果がいよいよ無くなりそう。
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2週間前から始めたアトピカの効果はまだ出てない。
2週間〜4週間後に結果が出てくる薬だから、これからが勝負。
1週間後にまた血液検査だから、そのときにアトピカの効果が出てるといいな。
※1アトピカの効果については、記事後半に追記あり。
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今日からの薬
アトピカ1日1カプセル
アモキクリア(抗生物質)1日1錠
ランプラゾール(胃薬)1日一包
免疫抑制剤のセルセプトは、今日から中止。
なので、免疫抑制剤はプレドニンとアトピカ2種類。
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体重が減るのでフードを増やしたら、お腹ばっかり出てきて、脚とかの筋肉はヒョロヒョロのことを相談すると、プレドニンの副作用です、と。
チョコラッは何かとプレドニンの副作用が出やすい。
アトピカは今のところ副作用なし。
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診察前のおふたり
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診察後の疲れきったチョコラッ
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以下はメモ書き。基準値から外れてる項目。
Hb11.1
リンパ球607
好酸球0
Plat509
肝数値測り忘れ。次回に調べます。
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アトピカの主成分である、シクロスポリンの血中濃度は ”安定” するまでに3週間かかるとされていますが、効果は血中濃度の安定よりも早く現れる可能性があります。
今回は一人で受診しました
今日のチョコラッの病院は、朝早い時間しか予約取れなかったため、いつも一緒に行く主人の都合が合わず。初の1人受診でした。
早い時間だから、電車とバス混んでたらどうしよう!って心配しだけど、土曜日だからか空いてて、ホッε-(´∀`; )
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バギーでの電車は、回数こなしてもキンチョーする。
「誰も見ちゃいないよね?」
自意識過剰を払いのけようとしてるときに限って、小さい子供が「ママー!ワンワンいる!」と騒ぎ出したりするから、冷や汗タラタラ。(・_・;
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「赤ちゃんのワンワン!」
と言われたティアラさん
ちっこくて童顔だけど老犬です・・・
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思い込み、勘違いが日頃から甚だしいので、診察中は間違えないように必死で先生の話聞いて、診察室から出たらソッコーメモ!
記憶力も乏しいのです・・・。
――【非再生性免疫介在性貧血】はじめの半年(14/16)・つづく――
文:らぶプー
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――次話――
元気が良いチョコラッ。
歩き回るし、同居犬のティアラとプロレスごっこも。
――心配はあるものの、平穏な日
闘病はまるで木漏れ日のように、こんな日があるもの。
元気が良いチョコラッ。
歩き回るし、同居犬のティアラとプロレスごっこも。
心配はあるものの、今日は平穏な日。
闘病中は、まるで陽だまりのようにこんな日があって、それが飼主の心の支えになりますね。
闘病記を読む側も、ほっと一息する瞬間です。
――前話――
ご近所の音にワンワン吠えるチョコラッ。
普通ならば叱るのでしょうが、今は元気のサイン。
どうやら免疫抑制剤が効いてきたようです。
「これが効かななったらどうしよう」
その心配が、どうやら杞憂になりそう。
もしかして、ヤマを乗り越えたの? チョコラッ
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
チョコラッに投与した免疫抑制剤が、成果を上げてきます。
しかし病状が落ち着くと、飼い主には別の悩みが。
――この病気、血栓が出来る率が高い。
予防の薬を飲むべきか?
医師の回答は?
闘病中は、飼い主の悩みが尽きませんね。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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自己免疫不全闘病記
2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。
しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。
劇症肝炎闘病記
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40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
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振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。