チョコラッの闘病記 第4章(6/22)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
6月8日 血液検査 - 初の赤血球、基準値内!
昨日はチョコラッの血液検査と、ティアラの混合ワクチン行ってきました。
なんと!チョコラッ、非再生性免疫介在性貧血を発症して初の赤血球、基準値内!
アトピカがやっとやっと効いたのかな??
半年以上貧血が続いていたし、一時期はかなり深刻な状況だったので本当に嬉しいです。(╹◡╹)
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皆さんに沢山元気玉頂き、なんとか基準値内にまで来ることが出来ました。
いつも見守って頂き本当にありがとうございます。
でも、この病気は残念ながら完治がなく、再発も多い様なので、引き続き油断することなく、様子を見ていきたいと思います。
お薬は今回抗生剤の種類が変わっただけで、他は変わらず。
次回の血液検査は1ヶ月後です。
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RBC5.99
PCV39.8
Hb13.8
RETIC5.4
Plat335
《薬》
プレドニン1日1錠
アトピカ1日1錠
ランソプラゾール1日1袋
オーグメンチン1日1錠
ムーブマックスⅢ1日半錠
ウロアクト1日1錠<
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いつもの公園で
植木鉢のお花がね、季節毎に変わるんだよ。^ - ^
リハビリを、ちょこちょこ再開
最近はそこそこ調子の良いチョコラッ。
椎間板ヘルニアのリハビリを、ちょこちょこ再開してます。^ - ^
扉の写真はその様子。
足がビヨーンって後ろ向いちゃってるのは、椎間板ヘルニアの後遺症。
お外を歩くと、どうしても足の裏を擦りむいてしまうので、昔リハビリに使ってたゴム靴をまた履かせてみた。(後ろ足だけ)
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本当はリハビリには素足が一番。
でも今のチョコラッは免疫抑制剤飲んでるから、擦り傷は危険なので。
朝晩チョコっと歩いて、バランスボールと反射運動は2、3日に1回くらい。今はガツガツリハビリじゃなくて、ちょこちょこリハビリだからね。^ - ^
廊下を自由に歩き回れる様にしてあるんだけど、実際はあんまり歩きたがらないかな。
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紫陽花がこんな感じ
今日はとっても良い天気で気持ち良いお散歩でした。
空写ってないけど(笑)
――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(6/22)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
次の血液検査を目前にして、最近、増々可愛くなったチョコラッ。
調子もよさそうだし、恐らく検査結果も基準値内にと期待します。
闘病には大きな波と、小さな波があって、飼い主はその都度喜んだり嘆いたり。
完治する病気ではないから、少しで長く安定してくれることを願います。
どうか、良い日が続きますように。
――前話――
このところ体調の良さそうなこを証明するように、血液検査の結果は良好です。
基準値には満たないものの、一度赤血球の値の急降下を経験しているだけに、横ばいが有り難く思えてくる。
ペットの闘病をするときって、こんな気持ちになるものですね。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の最初の記事です――
血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――
チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。
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ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。