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【非再生性免疫介在性貧血】9月7日 血液検査とわんこアルアル ~1年生存率5割って(18/22)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第4章(18/22)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 9月7日 お薬を捨てるのは、ワンちゃんのアルアルらしい

チョコラッ血液検査行ってきました。
結果は横這い。

アトピカを2倍量に増やして以降、ずっと基準値に満たないものの、悪化は止まって横這いを保っています。

今の値は、
PCV 30前後

これだと日常生活に支障なく、このままお薬変えずに3週間後に血液検査予定

でも抗生剤は変更になりました。
オーグメンチン→アモキクリア
先生に、チョコラッがお薬を食べたフリして、お口の中に隠しといて、見てないところでプッて捨ててたことがあったとお話したら、
「オーグメンチン嫌いかぁ。アモキクリアの方が犬用だから良いかな?」
とのこと。

え?アモキクリアは犬用だから美味しいってこと?(・・?)
よく分からないけど。

でもね、ワンちゃんがそうやって飼い主さんの見てないところでお薬捨てるのはアルアルなんだって!

頬っぺたの辺りに入れとくと舌に当たらないから、苦味もなくキープ出来るんだって!
ビックリ∑(゚Д゚)

ってか、苦味ないなら飲み込みなさいよ!って思ったけど。

 

 アトピカはスッゴイ大きい

因みにチョコラッの貧血を食い止めているアトピカはスッゴイ大きいカプセルだから、少しの缶詰めゴハンで包んであげてるので喜んでゴックン(笑)

アトピカは空腹時にあげなきゃいけないから、食事の2時間前に単体であげてて、確実に食べたの確認出来る。

でも、他のお薬やサプリはゴハンにバラバラって混ぜてある。

具合良いとお薬も食べられるんだけどね。
すっごく具合悪くなるとサプリすら食べなくなる。
お薬残すかは具合良いかのバロメーターにはなるかな。

以下覚え書き
RBC4.49
PCV30.3
Hb10.7
RETIC5.8
リンパ球356
白血球数11870

話は変わりますが、実は私はリズム音痴
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こんな私の娘だけど、ティアラは運動神経いいのだ(笑)

チョコラッは脚が悪いから、極力動かない
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お薬の副作用で怠くて動きたくない

でも――
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なんか落ちてないか入念に探す食いしん坊さん

いつも見守って頂き、応援・元気玉ありがとうございます!

 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年生存率5割って(18/22)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

主治医から気になる事を言われました。
同じ病気の子が、どの薬も効かず大学病院に転院になったとのこと。
――遠過ぎるよ
とても頻繁には、通院出来そうにありません。
「うちは、いつ転院と言われるの?」
そう思い、凍りつく飼い主なのでした。

――前話――

今日はチョコラッの、1日4回のお薬タイムの話。
薬の時間を中心に、飼い主の生活が回ります。
大変だけども、命が掛かっているから。

――これ良く分かります。
我が家は正確に8時間ごとに、癲癇の薬をあげないといけなかったので、
深夜に目覚ましを掛けてました。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑨
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の最初の記事です――

血液検査の結果は良くない。薬の効果がなかなか安定しない。
有効成分の血中濃度と効果はまた別だし、医師もまだ正確な判断が出来ない。
体調が良いのは救いなのだけれど……
頭の中を、不安がグルグル回る。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――

チョコラッの闘病記は、そんな飼い主さんの記録です。
まずは病名が確定するまでのお話から。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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