ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。
ハナのアレルギー検査のお話、3話目です。ついに検査の結果が出そろいました。
検査結果が出たというので、これでカイカイとお別れかな~
なんて思っていたら、なんと、ショックなことが!
何がショックかって?
まあ、読んでみてください。グッスン……
もう一つのアレルギー検査 - リンパ球反応性検査
ハナのアレルギー検査ですが、待っていたリンパ球反応性検査結果が届きました。
これは、食物アレルギーのもう一つの検査です
検査結果が出そろったので、前回の検査結果、IgEの結果と合わせて判断します
要注意は、1.2%以上のトウモロコシ・タラとなっていますが、できれば、0.4%以上の食物は避けたほうが良いとのことです。
こちらは、検査1のIgEの方です。
IgE の結果では、100以上の牛肉・羊肉・が要注意でした。
99以下のものは、アレルギーになる危険性は低いといわれています。
これも、できれば、50以上のものは与えないほうが良いと思います。
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どれにも引っかからない食物で作られたドックフードを選ぶか、除去食療法でいくか、検討してみます。
ドックフードの原料の植物性油脂は、大豆らしいし、動物性油脂だって魚油だって、何の脂を使っているのか確認しなくちゃ。
頭、痛いです。
トマトがダメなのかあ
これは夏祭りの子供神輿に興奮しているハナ。
さて、これまでに何度か、トマトが大好きだと何度かお伝えしてきたハナですが――
アレルギー検査の結果から、じゃがいもにアレルギーがあると分かりました。
じゃがいもに交差性のあるものにも、アレルギーの可能性があるようです
とすると――、なんと――
ダメみたいなんです。
毎日、たくさん食べていたのに。
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トマト
大好き!
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ハナの場合、トウモロコシにもアレルギーだから小麦・アワ・米・ダイズ・ピーナッツも交差性があります。大幅に食事制限がかかります。
処方食は、これにしています。
Z/dの、ウルトラアレルゲンフリーのほうでやってみたいと思っています。
読者とのQ&A
え~
ハナちゃんトマト食べれないんですか‼︎
私がケーキ食べれないくらい辛そうですね
アレルゲンと交差性は人も同じですが
いろいろな原因があるみたいで、
興味深いです。
コメントありがとうございます
検査をしたせいで、食べられないものばかりになりました。
牛乳・卵・小麦・ダイズ・牛肉・魚・トウモロコシやその原料で作られているもの・そしてそれに交差性のあるもの
老後を快適に過ごすための検査が、食いしん坊のハナにはかわいそうな結果となりました。
でも、お高い処方食を食べるからには徹底しないと意味ないですしね。頑張ってもらいます。●
ハナちゃんママからのアドバイス
アレルギーの原因がわかっても、その結果を毎日の生活の中にどう取り入れていくかが大事です。
ハナの食物アレルギーには、Z/Dウルトラアレルゲンフリーを使いました。
喜んで食べてくれるのですけれど、下痢になってしまいました。
次に、ロイヤルカナンのセレクトプロテインダック&タピオカを試してみましたが、これは、大丈夫でした。
ハナは、このフードを食べることで痒みや赤みが改善し、ほとんど痒み止めを使わなくなりました。
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【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。
日光どうぶつ病院
ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで
▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
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――次話――
【アトピー】【アレルギー検査】
新しいカイカイ対策
検査の結果、大好物のトマトが食べられないと分かったハナちゃん。
牛肉もダメなのでフィラリアの薬も、大好きなチュアブルから錠剤に。
――因みに我が家は、
牛肉のアレルギーのため、牛革の首輪もダメでした。
――前話――
【アトピー】【アレルギー検査】
検査の精度は日進月歩です
アレルギー検査をしたハナちゃん。
最近は検査の精度が上がっています。
結果は――
牛肉と羊肉が陽性でした。
更に陰性の食物の中にも、数値が高いものが――
「食生活をかなり変えないと」
とママ。
もうすぐ、2つ目の検査の結果が出ます。
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――
【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み
膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。
ペットの闘病についてのヒント
臨床現場から見た、良い獣医師の選び方
”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。
獣医師選び|名医とヤブ医者
記事の編集で、多くの体験談に触れていると、名医がいる一方で、信じられないヤブ医者もいる事がわかります。
そもそも動物医療は、ヤブ医者を生みやすいのかもしれません。
時には医師だけでなく、飼い主の方が悪いこともある。
理由を知れば、対策もできるのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。