犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【アトピー】なんと、あの大好物が~~~ ~ハナのアレルギー検査(3/4)~ 【リンパ球反応性検査】

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ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

ハナのアレルギー検査のお話、3話目です。ついに検査の結果が出そろいました。

検査結果が出たというので、これでカイカイとお別れかな~
なんて思っていたら、なんと、ショックなことが!
何がショックかって?
まあ、読んでみてください。グッスン……

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撮影&文|ハナちゃんママ この記事は2017年7月に執筆されたものです。

 もう一つのアレルギー検査 - リンパ球反応性検査

ハナのアレルギー検査ですが、待っていたリンパ球反応性検査結果が届きました。
これは、食物アレルギーのもう一つの検査です

検査結果が出そろったので、前回の検査結果、IgEの結果と合わせて判断します

 

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要注意は、1.2%以上のトウモロコシ・タラとなっていますが、できれば、0.4%以上の食物は避けたほうが良いとのことです。

こちらは、検査1のIgEの方です。

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IgE の結果では、100以上の牛肉・羊肉・が要注意でした。

99以下のものは、アレルギーになる危険性は低いといわれています。
これも、できれば、50以上のものは与えないほうが良いと思います。

どれにも引っかからない食物で作られたドックフードを選ぶか、除去食療法でいくか、検討してみます。

ドックフードの原料の植物性油脂は、大豆らしいし、動物性油脂だって魚油だって、何の脂を使っているのか確認しなくちゃ。

頭、痛いです。

 

 トマトがダメなのかあ

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これは夏祭りの子供神輿に興奮しているハナ。

さて、これまでに何度か、トマトが大好きだと何度かお伝えしてきたハナですが――
アレルギー検査の結果から、じゃがいもにアレルギーがあると分かりました。
じゃがいもに交差性のあるものにも、アレルギーの可能性があるようです

とすると――、なんと――

大好物のトマト

ダメみたいなんです。
毎日、たくさん食べていたのに。

トマト
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大好き!

ハナの場合、トウモロコシにもアレルギーだから小麦・アワ・米・ダイズ・ピーナッツも交差性があります。大幅に食事制限がかかります。

処方食は、これにしています。

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Z/dの、ウルトラアレルゲンフリーのほうでやってみたいと思っています。 

 

 読者とのQ&A

■読者からのコメント:
え~
ハナちゃんトマト食べれないんですか‼︎
私がケーキ食べれないくらい辛そうですね
アレルゲンと交差性は人も同じですが
いろいろな原因があるみたいで、
興味深いです。
■ハナちゃんママからの回答:

コメントありがとうございます
検査をしたせいで、食べられないものばかりになりました。

牛乳・卵・小麦・ダイズ・牛肉・魚・トウモロコシやその原料で作られているもの・そしてそれに交差性のあるもの

老後を快適に過ごすための検査が、食いしん坊のハナにはかわいそうな結果となりました。

でも、お高い処方食を食べるからには徹底しないと意味ないですしね。頑張ってもらいます。

 ●

ハナちゃんママからのアドバイス

アレルギーの原因がわかっても、その結果を毎日の生活の中にどう取り入れていくかが大事です。

ハナの食物アレルギーには、Z/Dウルトラアレルゲンフリーを使いました。
喜んで食べてくれるのですけれど、下痢になってしまいました。

次に、ロイヤルカナンのセレクトプロテインダック&タピオカを試してみましたが、これは、大丈夫でした。
ハナは、このフードを食べることで痒みや赤みが改善し、ほとんど痒み止めを使わなくなりました。

【Withdogより】ここでご紹介したのは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。

――いつもやさしい、ハナちゃんママの動物病院はこちら――
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 日光どうぶつ病院

ハナちゃんママが獣医さんになった理由は?
ハナちゃんが看板犬になった理由は?

こちらをどうぞ
【獣医師が犬を飼うということ】ハナがうちにうちにくるまで 

 ▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
 ▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介

――次話――

【アトピー】【アレルギー検査】
新しいカイカイ対策

検査の結果、大好物のトマトが食べられないと分かったハナちゃん。
牛肉もダメなのでフィラリアの薬も、大好きなチュアブルから錠剤に。
――因みに我が家は、
牛肉のアレルギーのため、牛革の首輪もダメでした。

――前話――

【アトピー】【アレルギー検査】
検査の精度は日進月歩です

アレルギー検査をしたハナちゃん。
最近は検査の精度が上がっています。
結果は――
牛肉と羊肉が陽性でした。
更に陰性の食物の中にも、数値が高いものが――
「食生活をかなり変えないと」
とママ。
もうすぐ、2つ目の検査の結果が出ます。

まとめ読み|【犬版】ハナちゃんの動物病院 ④
この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――ハナちゃんの動物病院(犬)・初回の記事です――

【尿石症】
膀胱炎や、尿経路の結石による痛み

膀胱炎などの症状から、発覚します。
場合によっては手術が必要になり、命にかかわることもある怖い病気。
意外に多いし、予兆もあるので、気を付けてあげてください。

 ペットの闘病についてのヒント

臨床現場から見た、良い獣医師の選び方

”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
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獣医師選び|名医とヤブ医者

記事の編集で、多くの体験談に触れていると、名医がいる一方で、信じられないヤブ医者もいる事がわかります。
そもそも動物医療は、ヤブ医者を生みやすいのかもしれません。
時には医師だけでなく、飼い主の方が悪いこともある。
理由を知れば、対策もできるのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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