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【非再生性免疫介在性貧血】10月20日 PCV(赤血球容量)やや悪化 ~1年は過ぎたけれど(1/25)~【闘病記】

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チョコラッの闘病記 第5章(1/25)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2017年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 10月20日 3週間ぶりの病院

3週間ぶりにチョコラッの病院行ってきました。
結果はやや悪化。

でも3週間で1%しかPCVが下がってないから、
悪化じゃなくて、横這いと言えなくもない。
誤差の範囲とも言える。

何より、本人超元気!・:*+.\*1/.:+
なので、薬変えずにまた3週間様子見になりました。

前回心配したリンパ球 790は、今回675。

リンパ球 790 → 675。

免疫抑制剤が効いていると言えるのは600以下らしいので、やっぱりお薬は微妙に効かなくなっている。

でも、効かなくなってきているなら、どんどん数値が上がっていってしまうはずなのに、今回は下がったので、うーむ。これも様子見。

尿検査で毎回毎回比重が軽く、プレドニンの副作用で多飲多尿のため、とスルーしてきたんだけど、あまりにも毎回軽い(異常値)から、次回外注の検査出しましょうか、って言ってたのに、今回に限って比重バッチリ基準値内。

う〜む・・・
じゃあやっぱり外注検査は要らないかなってなりました。(・_・;

でも、今まではなかったビリルビンが++。
これは肝疾患が疑われるんだけど。
今まではOKだったから、たまたまってこともあるし、次回再検査して、また++だったら、血液検査で詳しく調べる。

貧血を調べる血液検査はほんのチョットしか血液取らないんだけど、
そういう何か詳しく調べるときは結構大量に血液取るからイヤなんだよね。
ただでさえ、貧血なのにー!
そんなに取って大丈夫なの?!って思っちゃう。(・_・;

病院の待合室にて、
チョコラッとティアラ
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Trick & Treeat

 

 まだまだ歩けるチョコラッ

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そして夜のこと!
スゴイ事実を知ってしまった(・_・;

主人がトイレに行って目が覚めた。
チョコラッも目が覚めたのか、ゴソゴソしてるなぁと思ってたら!

チョコラッが、フンガ!って主人の枕を床に落とした。(・_・;

先日、主人が「邪魔だからって床にオレの枕捨てただろ?!」って、私に怒ってたんだけど。実は犯人チョコラッだったんじゃん!

そんなことも余裕で出来ちゃうほど、チョコラッは元気元気。

リハビリしてないけど、まぁまだ歩ける。
滑りやすい廊下は前脚だけで器用に進むんだけど、
これが慣れたもんでメッチャ速い(・_・;

それから、先日お散歩に行ったら・・・
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カボチャに顔が!

このカボチャ、前来たときは顔描いてなかったんだよ。
シールとかじゃなくて、ちゃんとマジックで描いてあるみたい。
上手いなぁ。

誰がなんで顔描き足したのかは謎。

 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(1/22)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

最近、気になる事がある。
本来はステロイドの副作用で多飲多尿。尿は薄いはずなのに、なぜか濃い。
本人は元気だから、緊急性は無い?
難しい病気だから、飼い主は色々な変化が気になってしまいます。
薬を大量に飲んでいるから、肝疾患も心配だ。

――前話(前章の最終話)――

本シリーズの最終話です。
チョコラッが闘っている『非再生性免疫介在性貧血』は、1年生存率5割の病気。
そして目標としていた、その1年が過ぎました。
チョコラッ1年間生きてくれてありがとう。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑩
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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