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【非再生性免疫介在性貧血】2月11日 一足早い春と血液検査 ~1年は過ぎたけれど(17/25)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第5章(17/25)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 2月11日 アトピカを断薬

昨日、チョコラッの血液検査行って来ました。
※病気の話分かり辛かったらすみません。

検査の結果です。

PCV19.9→19.0

医師は横這いって言うけど・・10日で0.9%。
ここ4回の血液検査、連続ジリジリ下がっている。(´・_・`)

悩むところではありますが、アトピカ(免疫抑制剤の1つ)は今回で断薬しました。

リンパ球175という数値から見ても、前回アトピカ減薬後も充分に免疫抑制出来ており(薬が効いており)、プレドニンとセルセプトのみで今後、免疫抑制出来ると判断。

この病気は免疫機能がおかしくなってしまい、自己の赤血球を破壊し貧血が進む。
だから、免疫抑制剤で免疫を下げ、赤血球の破壊を阻止するのだけど。

免疫抑制がこれだけ上手くかけられているにも関わらず、現在PCV19しかないと言うのは・・・かなり厳しいと私は思う。

過去にもPCV20を下回ったことはあるけど、その時は合う薬が見つからず模索していた。(免疫抑制がかかりきっていなかった)
だから、今とは状況が違う。

医師に聞いても「骨髄に穴を開けて調べないと回答出来ない」と言うけど、恐れていた骨髄ろうに陥りかけているのかもしれない。
(長年貧血状態が続いたために、造血出来なくなる状態)
医師もそう思ったから、この前骨髄ろうの話をしたんだろうな。

RETIC(赤血球の赤ちゃん)は31.8だから、まだ全く造血出来ないわけではないのだけど。

病院から帰って、ウマウマスープをもらって、
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スヤスヤお昼寝タイムの2ワン

チョコラッ、ここから逆転ホームラン的な回復を切に願います。

ちょっと暗くなっちゃった。ごめんなさい。
チョコラッは今は元気いっぱい、食欲いっぱい。
なので心配しないで下さいね♡

 

 一足早い春

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そして我が家には、一足早く春が来ました。
お花屋さんで売られていた河津桜の枝╰(*´︶`*)╯♡

枝が大き過ぎて、お写真に天井やら照明やら入りまくってしまった(・_・;

チョコラッ〜
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桜だよ〜^ - ^

毎年お決まりの〜
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花飾り〜^ - ^

はい
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ティアラもね

うんうん可愛い♡
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親バカ 笑笑

扉の写真は、桜に興味津々のワンズ。

あ!ティアラ食べたな!
お口から花びら飛び出てるよっ?!

 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(17/25)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

歯茎の色が白っぽい。
貧血が進んだ? でも食欲はメッチャあるし――
判断がつきにくいところ。
そしてカビの感染は何とか落ち着いた。
免疫系の病気だから、生きるためには免疫を下げないといけない。
でも、それで別の病気になる。
難しいなあ。

――前話――

検査の結果、赤血球容量は微減で、とうとう20を切る。
なのに、免疫抑制剤のアトピカを減薬。
それは少し前まで、頼りにしていた薬。
医師はそれで貧血が改善したケースがあると言う。
そんなの――
医学書には書いてないことだよ。
大丈夫なの?

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑫
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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