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【非再生性免疫介在性貧血】3月2日 チョコラッ腹水 ~1年は過ぎたけれど(20/25)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 第5章(20/25)
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撮影&文|らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 3月2日 貧血値は下がるも想定内

昨日、チョコラッの病院に行きました。

貧血値は3週間で1%下がりPCV18.7%

PCV 18.7%

これはジリジリ下がってるけど3週間に1%で想定内。
前回アトピカやめたけど免疫抑制はしっかりかかっており、今後の免疫抑制剤はプレドニンとセルセプトの2つを今後も継続予定。

問題は、チョコラッのお腹を触って直ぐに医師が
「腹水が溜まってる!」と気が付いたこと。

「検査します」とチョコラッ奥に連れて行かれる。
いつもより細かい血液検査とエコー検査で暫く待つ。
その間、携帯で腹水について調べる。

あまり良いこと書いてない・・ヤバイ、ヤバイ。かなり焦る。

検査結果が30分くらいで出て、結果、腹水はごくわずか。血液検査に異常見られず。
注射器で吸い出した腹水は無色透明。

「今回の検査では何故腹水が出たか不明です。下痢が続いている炎症かもしれないし(血液検査、炎症を示すCRPのみ2.2で異常値)、おりものが続いているのでエコーでは見えない膣内の奥にデキモノがある可能性もなくはない。

「見えない場所はCT取れば分かるけど、全身麻酔が必要」
と説明があり、取り敢えずまた3週間様子見になった。

免疫抑制かけてるから、抵抗力なく、あらゆる病気にかかりやすい。

知識としてはそれは知ってるつもりだったけど、肺炎に気をつけなきゃとか、そういうことばかり頭にあって、腹水なんて考えたことなかった。

私は毎日、圧迫排尿でお腹触ってるのに。
医師は「毎日触ってると分からないものです」ってフォローしてくれたけど、かなり落ちた。

ソファーでゴロゴロチョコラッ
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最近は一歩たりとも歩きたくない様子

チョコラッは貧血値も進み、しんどいんだと思う。
だけど、何故かビックリするくらい食欲ある。

皆さん、元気玉、応援、見守り、いつもありがとうございます。
チョコラッは甘えん坊だから、もっともっとパパとママと居たいから頑張るよ♡

 

 ワンズの寝床

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ここで、我が家のお話も少し。

以前から、夜はセミダブルのベッドで2人と2匹でギュウギュウだと書いてましたが……
最近脱退した方が一名。

それは、ティアラ!
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だって……

ティアラは夜中にトイレ行きたくなると私を起こして、ベッドから降ろしてもらっていたのですが、ある晩、降ろしたら、待てど暮らせど戻って来ず。

心配になって探したら、リビングのソファーで1人で寝てた!∑(゚Д゚)

それ以降、夜「ティアラ寝るよ」と誘ってもベッドに来ない。1人でソファーに寝る快適さを覚えてしまったらしい(。-_-。)

ソファーにはいつも羽毛布団が置いてあるから、ふかふか〜^ - ^
(2つ上の写真です)

「ソファーならスロープ付いてるから、ママ起こさなくても好きな時にトイレ行ける」
「寝相悪いママに蹴られることもない」
「何より1人でソファーは広くて快適!」
ってことなんだろうね〜。

チョコラッは甘えん坊で、絶対ママと寝る!って感じだけど、
ティアラはちょっとクールだから、1人で熟睡したいんだろうね。

セミダブルには2人と1匹になり、すこーし広くなったのでした。

 

――【非再生性免疫介在性貧血】1年は過ぎたけれど(20/25)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

通院予定日ではなかったけれど、調子が良くないので急遽病院へ。
結果、大事ではなく解決。
でも病気が深刻だから、ちょっとしたことが気になってしまう。
会陰ヘルニアも重なっているからね。
――公園を歩く。
春もすぐそこまで来てるね。

――前話――

チョコラッ、下痢が続いている。
そして嘔吐も。
ずっと飲んでいたアトピカを断薬した影響?
それとも何かの感染症だろうか?
免疫を抑制しているので、色々な不安が頭をよぎる。
食欲はあるから、様子見するけど――
どうか酷くなりませんように。

まとめ読み|チョコラッの闘病記 ⑬
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

チョコラッは元気なのですが、血液検査の結果はやや悪化。
免疫抑制剤が効かなくなっているかも。
でも、それはそれ。
ハロウィンなんだから、楽しまなきゃ。

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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