チョコラッの闘病記 非再生性免疫介在性貧血
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
6月25日 七夕の目標
少し気が早いのですが、七夕のお話。
その日は、チョコラッの誕生日でもあります。
我が家が七夕で願い事をするとしたら、間違いなくコレしかありません。
七夕のお誕生日を、家族皆んなで迎えること!
チョコラッはこれまで沢山の病気に罹り、今も完治がないと言われる、非再生性免疫介在性貧血と闘っています。
幸い今は貧血気味ながら病状は落ち着いていますが、免疫抑制剤を飲んでいる関係で、二次感染の可能性もあるし、いつ病状が急変してもおかしくない状況です。
つまり、今生きていることが奇跡。
●
今年の年始の目標は、お花見の季節に、一緒に桜を見ようということ。
それを目標に家族全員で、頑張ってきました。
幸いその目標は達成!
今は七夕のチョコラッのお誕生日を、皆んなでお祝いすることが目標です。
●
病気ながら、いつも明るく振る舞うチョコラッを見ていると、このままずっとずっと長生きしてくれるんじゃないかと、期待もしてしまいます。
病気のチョコラッが、教えてくれているんです。
毎日を大切にすること、それから明日はどうなるか分からないから、日々全力で生きることを。
七夕は家族みんなでお祝いしようね♡
●
Happy Birthday🎂って言わせてね(´▽`)
右チョコラッ10才 左ティアラ8才
散歩の風景と貧血の様子
そしてこちらは散歩の風景。
もう紫陽花も終わりかけです。
何故かごっそり塊が落ちてたから、お決まりの髪飾りさせてもらったよ^ - ^
●
チョコラッ似合う〜♡
美人さん(親バカ)
●
早く遊びたい〜の不貞腐れティアラ(笑)
︎私の手は見て見ぬふりでお願いします
●
チョコラッは最近調子良さそうですが、やっぱり明らかに口内の色が、ティアラに比べると白っぽくて。貧血右上がりで改善して来てたけど。うーん。もしかしたら、今は横這いかなぁ?
でも、ティアラ的には、「姉ちゃんもう元気だからプロレスごっこ出来るよね?」って感じでガルガルやってます(^-^;
チョコラッもそこそれに応戦してるので、まぁ元気そうです。
フードを変えて軟便が解消
あと、嬉しいことにチョコラッ、フードを変えたら軟便が良くなりました。
今迄、何しても軟便だったのに!!
オソピュアって言うフードです。
チョコラッには合っていたのかも。
●
●
公園の花壇が綺麗だったからパチリ。
いよいよ夏に向けて、お散歩時間が早くなります。
絶対に寝坊出来ない季節がやって来ます。
(寝坊したら、暑くて散歩行けない)
お散歩命のティアラのために頑張ります。(^-^;
――2年生存を目指して(8/19)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
――前話――
●
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
●
――この章の1話目です――
「これは何だ!?」
チョコラッの体に黒いシミを発見。
痒みもなさそう。毛も抜けないけど――
病院に連れて行くべきなのか?
大病を抱えていると、一々、気になることばかり。
そして淡々とした日々も、また闘病
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
●
ステロイド、免疫抑制剤の闘病記
ステロイドの減薬|体験談と闘病記
ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。
実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。
免疫抑制剤|体験談と闘病記
愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?
●
出典
出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。