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【非再生性免疫介在性貧血】8月20日 具合が悪くなった経過報告 ~2年生存を目指して(14/19)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 非再生性免疫介在性貧血
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 8月20日 クッシング症候群の疑い

先日(13日)、夜にチョコラッが具合悪かったのは、なんだったのか分からないまま。
あれからはすっかり元気に過ごしています。

プレドニンを減らしたので(プレドニン長期服用にてクッシング症候群になった疑いがあるため)、歯茎と舌の色、よくよく気にかけて見てますが、
うーん。あまり変わらないんじゃないかなぁ?

クッシング症候群

クッシング症候群とは、副腎から分泌される「コルチゾール」というホルモンが慢性的に過剰に分泌されることによって引き起こされる、多飲多尿、過食、腹囲膨満、左右対称性脱毛、皮膚の石灰化などの一連の症状を言います。

水を異常に欲しがる(24時間で体重1kgあたり100cc以上)、おしっこの量が多くなる、食事を異常に欲しがる、背中の毛が左右対称に薄い、黒ずみがある、白くて固いかさぶた状の皮膚病がありなかなか治らない(皮膚の石灰化)、お腹が異常に出ている(腹囲膨満、肝臓腫大)、四肢や頭の筋肉の萎縮などが起こります。合併症として糖尿病や白内障、細菌感染症などが起こる場合もあります。

日によっても、歯茎の色は変わるのでなんとも言えないけど、元気だし、お薬ごとゴハンもペロリだし、貧血は悪化してないと思う。

ただ、、あまりにも歩かない、、。
クッシング症候群の症状なのか、散々抱っこで甘やかしたからなのか、どっちだろう?

でも、歩けないわけじゃなくて、台所で何か美味しそうな匂いがするとか、
食べたい!ってときだけダッシュで来る(笑)

多飲他尿は少し良くなりつつあるよ。

扉の写真のご説明:
左、満面の笑みのチョコラッ
右、若干冷め気味のお顔のティアラ(笑)

 

 夏バテ気味だけれど元気

我が家は若干、皆んな夏バテ気味だけど、それでも元気!

困っているのはチョコラッの夜泣き。
最近、分かったんだけど、多分チョコラッ、具合いが悪い訳ではなく、
「パパの部屋で寝たい!」って駄々こねて泣いてるの(^-^;

この夏はあまりに暑く、2人+2匹で狭いベッドで寝るのはギブアップ(>_<)

今はこんな風になっています。

①最初は、主人が1人自分の部屋で寝だした
→多分、ワンズはパパがいないってことが、若干不安になった。

②それで、チョコラッ夜泣き
→チョコラッを主人のベッドに連れて行く
→安心してパパと寝る。

③チョコラッが4人で寝ていても、夜泣きするようになる
→主人が一緒(2人+2匹)でもダメ
→主人のベッド連れて行く
→安心して寝る。

つまり!チョコラッの主張は「パパの部屋で寝たい!」なんだと思う(・_・;)

パパが居ても居なくても構わないみたい。
チョコラッだけでも快適にパパの部屋で寝てる。
パパの匂いが堪らないとか??なんなんだろうね、、。

ちょっと早いけど、ハロウィンのオモチャ買ったよ
犬用じゃないけど

ゼンマイ仕掛けで動くのが堪らなく楽しいらしい(о´∀`о)
過ごしやすい秋ももうすぐかな?

 

――2年生存を目指して(14/19)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

チョコラッはやたらに元気で、口内もピンク色。
なんと、血液検査の結果が基準値に!
実に14ヶ月振りに、貧血値から脱却しました。

――前話――

今回は病気(非再生性免疫介在性貧血)とは直接関係のないお話。
手術の時の糸が溶けていないけれど、大丈夫なの?
皮膚病の後が黒くなってしまったけれど、大丈夫?
結果はどちらも大丈夫。
闘病はむずかしい。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

「これは何だ!?」
チョコラッの体に黒いシミを発見。
痒みもなさそう。毛も抜けないけど――
病院に連れて行くべきなのか?
大病を抱えていると、一々、気になることばかり。
そして淡々とした日々も、また闘病

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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