チョコラッの闘病記 第7章(3/7)

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年10月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
12月25日 血液検査の結果はまずまず
年内最後のチョコラッの血液検査行ってきました。
結果はまずまず。
相変わらずギリギリラインでは有りますが、全ての数値が基準値内でした。
リンパ球も前より下がり473。
薬は効いているとの判断。
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年明けにプレドニン断薬、免疫抑制剤をセルセプト1種類のみに変更予定です。
セルセプトは現在の、チョコラッの体重で飲めるMAX量(粉薬)を暫く飲み続ける予定。
プレドニンを減らして(現在3日に1回、二分の一錠)大分経ち、
少しずつ毛が増えて、お肌のカサカサも落ち着いてきました。
プレドニンの副作用に何かと悩まされてきたので、嬉しい変化です^ - ^
毎年、年末になると何かと体調を崩すチョコラッ。
今年はお陰様で元気に年が越せそうです^ - ^
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左)チョコラッ「サンタさん、なんかちょうだいよー」
右)ティアラサンタ「な、なにも持ってないワン」
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診察には、ティアラがこの格好で同伴。(笑)
看護婦さん達にキャーキャー喜んで頂けて良かったです^ - ^
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メリークリスマス!
我が家は毎年、一足早く23日にクリスマスのお祝いをしています。
今年は珍しく主人がワンズのコスプレ服を買って来ました。最近流行りの前掛けタイプのコスプレ~^ - ^
上で登場したサンタさんです。
なんかティアラは「ちっちゃいおじさん」みたい(笑)
女の子なのにね何故かおじさんに見えちゃう!
ズボンだからかな?
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ケーキとチキンは毎年恒例のお店で買って来ました。
ショートケーキではなく、初のクリスマスチョコケーキ!
それが扉の写真です。
いつもはホールケーキでも2人でペロリなのに、このケーキ、中に大量のブランデー漬けチェリーが入ってて、2切れしか食べられなかった!
梅酒の中の梅を食べまくったら酔うでしょ?
あんな感じ。大人向けケーキでした。
ワンズはイチゴと、北の極みさんのスペシャルディナー^ - ^
おもちゃは厳選した甲斐あって大興奮で喜んでくれました♡
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ティアラは大好きなパペット型のぬいぐるみ
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チョコラッはブロ友さんのブログで見かけた、
マローボーンというカミカミおもちゃ
チキンフレーバー付きです
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よく食べ、よく遊び、楽しい楽しいクリスマスでした。
今年も残すところあと、わずか。
チョコラッが非再生性免疫介在性貧血でありながら、今年も年を越せると言うのは本当に有難いことで、励まして下さる皆様、見守って下さる皆様方に心から感謝しております。本当にいつもありがとうございます。
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どうぞ皆様良いお年をお迎え下さい
ありがとうだワンU・x・U
byチョコラッ&ティアラ
――ついに3年目に突入(3/7)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話――
ついにプレドニン(ステロイド)を断薬。
色々と副作用が出ていたので、無くせるものなら無くしたい。
でも、断薬にはリスクもあって、前回は失敗だった。
慎重に時間をかけて減薬をしてきた今回。
上手くいくと信じたい。
――前話――
血液検査の結果に思うこと――
悪化はしていないし、基準値内にとどまっているのは嬉しいよ。
でも、右肩上がりだった数値が、基準値に入った途端に横這いって何なの?。
病気になる前は、もっともっと数値は良かったよね。
ギリギリって心配だよ。
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――この章の1話目です――
チョコラッの闘病は、発病から3年目に入りました。
長期の闘病記で気付くことは、犬も飼い主も四六時中病気と闘っているのではないということ。
そんな日常の中で、発見があります。
アレ、チョコラッ、歯茎が赤くなってきた?――
――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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ペットの闘病を考える記事です。
闘病の奇跡は呼び込むもの
闘病記を読むと、奇跡的に治るという表現に時々出会います。
しかし奇跡は、待っていて起きるものではありません。
奇跡が起きる確率は、努力で上げることができます。
医師まかせにせず、とにかく情報を集めて分析する事です。
その中に、もしかすると答えがあるかもしれません。
セカンドオピニオンと二次診療
街の獣医師の技術と経験には大きな差があります。知識にも差があります。
なぜなら街の獣医師は、内科医であり、外科医であり、犬や猫だけでなく、ネズミも鳥も診察するのが役割です。病気ごとの専門医ではないのです。
セカンドオピニオンと二次診療は、街の獣医師の足りない部分を埋める、重要な手段と言えます。
高度医療という選択肢
動物にも高度医療があります。
それは人間で実績のある治療を、いち早く動物医療に転用するものです。
医療は日進月歩。昨日治らなかった病気が、今日は直るかもしれません。
高度医療は病気を治す手段としては有効な選択肢です。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。