犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【ピィ子の成長日記】ボールの好みがうるさいね【硬さと大きさの関係】

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ピィ子の成長日記

うちにきて636日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

ピィ子のボール遊び苦労は、いまだ継続中です。
たかがボール遊びと思われるかもしれませんが、飼い主としては真剣です。
ボールで興奮する癖は要注意。
自分のものではないボールを咥えてださなかったり、何かの拍子に人を噛んでしまう恐れがあるからです。普通のワンコでは笑い話で済むことも、顎力の強いブルテリアがやるとシャレになりませんからね。

 

 出せ! のトレーニングが難しい事情

 

まずは「出せ!」というコマンドで、咥えたものを吐き出すようにしなければなりませんが、そのためには吐き出すとご褒美がもらえるというという刷り込みが必要になります。ここで大事なのは、まずは投げたものを拾いに行くという行動と、拾ってきたものを吐き出すと言う2つの行動を、ピィ子にしてもらわなければならないということです。

してくれないとそもそも褒められないので、トレーニングができないのです。

 

ピィ子の場合はその感情の起伏が激しくて、興味を持つ対処物(例えば野球のボール)には熱中し、そうでないものには無関心(というか無視)を決め込みます。
そこに顎力という特殊事情が加わり、熱中した物は吐き出さないし、取り上げようとしても力負けするという事態が生じます。

(以前は、それでもむりやり取り上げていたのですが、どうやらこれは動物の行動学の本を読むと逆効果のようです。余計に意地になってしまいます)

 

 どうやらボールのサイズと噛み心地の関係らしい

そこで大事になってくるのが、熱中までしないけれど興味を持つものを見つけることです。いろいろ試してみた結果、野球のボールとソフトボールは、熱中し過ぎてNGでした。これは顎力との兼ね合いのようです。

僅か3か月前と比べて、格段に顎力が強くなって、これらのボールは噛めば噛むほど興奮してしまいます。逆にフワフワのボールは、噛み心地が良くないらしく、最初は興味を持ちましたが、今では無視です。

現在のところ、野球のボールサイズのフワフワボール(上の写真の左から2番目)は、ほどよい興奮具合で、「とって来い!」も「出せ!」も良く言う事を聞いてくれます。

ということで、まだピィ子は「出せ!」の訓練中です。
このボールに飽きるまでに、きちんと「出せ!」を覚えて欲しいものです。

 

 

5月9日~5月15日のツイッターです

ピィ子の成長日記|59

ピィ子、タンポポの綿毛ーー興味なし!

ピィ子、今度はパイナップル!!

ピィ子、昨日のパイナップル!!

ピィ子、焼きパイナップルを食べたぁ!

ピィ子、ああ、湧き上がる衝動!!

ピィ子、取れなくなっちゃった!!

ピィ子、これナニ?

5月16日~5月23日のツイッターです

ピィ子、ボールの大きさが違うんだね!!

ひとまずは大興奮のピィ子

ピィ子、ついつい追いかけちゃうよ!!

ピィ子、今日もゴキゲン!!

ピィ子、朝のルーティーンだよ!!

ピィ子、グースカ!グースカ!!

ピィ子、今日も湧き上がる衝動!!

ピィ子、散歩!散歩!

 ピィ子について

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毎度ですが、ピィ子についてお知らせしておきます。

名前:ピィ子
血統書登録名:ピーチー
生年月日:2019年6月28日
犬種:ミニチュア・ブルテリア
性別:メス
今分かっているピィ子のこと
性格:陽気、細かいことは気にしない、頑固者、意固地
人見知り:全くなし
犬見知り:しない。人も犬も大好き。
空気を読まない:遊んで!の熱意がすごい。
その他:大食い(と思っていたが、実はそうでもないかも)
犬種の特性
要注意:顎が恐ろしく強い(犬の中ではチャンピオンと言われる)
痛みに強い:病院で注射されながら、尻尾を振る
水:とてもよく飲む

 

――ピィ子の育児日記――

文:高栖匡躬
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 ▶ 高栖 匡躬:犬の記事 ご紹介
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――次話――

ピィ子の成長日記|61

ピィ子が第2反抗期に突入です!
「ごはんだよ!」
と呼んでも知らん顔。あんなに食いしん坊だったのに……
調べてみると、犬には3度反抗期があるのだとか。
今回はその2度目のやつです。
反抗しても、お腹がすくだけなのにねえ。

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――前話――

ピィ子の成長日記|59

うちにきて622日
最近ますます顎力が強くなったピィ子。
ボール遊びをすると、1投目で野球の軟式ボールに大穴を開けます。
1個で1ヶ月持つ時期もあったのですが、今は昔。
咬み心地の良いボールは、メキメキ執着心を育てそう。
さて、どうしたものか?

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――育児日記の1話目です――

ピイ子がうちにきて1週間
飼育本の躾テクニックは、真似しても上手くいった試しがありません。
よそでは上手くいっても、うちの子は違うということですね。
ということで、試行錯誤の記録です。
まずはトイレと、甘噛み、座れから。

 我が家が先代犬のピーチーを迎えたときのこと

偶然に手に入れたマンション。
引っ越してからわかったのですが、なんとそのマンションは、当時にしては珍しい、ペット可の物件でした。

マンションがペット可とだ気が付いたのですが、すぐに犬を飼おうとはなりません。命を預かるのですから覚悟が大事です。最後まで面倒が見られるかな?
――まだまだ迷いがありました。

ペットショップからの電話で、予約していたアイパンチのブルテリアがお店に来たことを知った筆者。あまりにも突然で、心の準備がまるでありませんでした。

 犬を飼うということ

『犬を飼うということ』は当サイトのサイト名。
沢山の意味を込めた名です。同名のTV番組が有名なのですが、それはそれ。
出会いから別れ、喜びも悲しみも、全部詰まっている言葉ですね。
その昔、谷口ジロー氏の『犬を飼う』のように、犬を愛そうと思っていました。
そしてピーチーがきました。

 もう一度、犬を飼うということ

愛犬ピーチーが去って、3年。
少しだけ寂しいけれど、その寂しさを楽しむ毎日。
次の子は? 
と考えなくもないけれど、是非にという気持ちでもなくて――
そんな中で、1枚の写真が送られてきました。

 

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