チョコラッの闘病記 第2章(1/6)
本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい
11月5日 ネット検索 - 現実を突きつけられる
昨日は秋晴れ!
朝陽が眩しい中、お写真を撮ってみました(扉の写真)。
一昨日から、チョコラッ、疑わしい免疫介在性溶血性貧血のお薬飲み始めたんだけど、ヘルニア(脱腸)のお薬と飲み合わせが悪いらしく、ヘルニアの薬は中止。
だから、ヘルニアでお腹痛くなるんじゃないかと心配したけど、今のところ変わり無し。
むしろ元気にゴハンもペロリ。^ - ^
やっぱり下半身にあまり感覚ないのかな?
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貧血はヘルニアの炎症によるもの、と言う可能性は低くなりました。
炎症止めのお薬を1週間薬を飲んでも、全く貧血の数値が変わらなかったからだそうです。
新しいお薬は免疫機能を弱めるので、抗生物質も併せて飲みます。
免疫下がるので風邪とかバイ菌とかにも注意!です。
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お薬はソーセージに詰める作戦。
病院処方のサプリは粉にして、犬用の「お薬飲めたね」みたいなチーズ味のゼリーに混ぜ込んであげる作戦(笑)
今のところ食べてくれてます。
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貧血についてネットで調べると、結構現実を突きつけられるので(生存率とか)、見たくないけど、医師の話だけに頼るのもね。
心の状態が安定してるときに、チョコチョコ情報集めしようと思います。
今日の様子は
チョコラッさんは、薬を変えてから食欲もバッチリ。元気元気なんだけど、歯茎は相変わらず白くて貧血のサイン出まくり。
どういうことなんだろう??
次の血液検査で、何か分かるだろう。
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ネット検索していると、貧血の数値をどこで見るのかが様々な気がするのですが、
チョコラッの医師はいつもPCV(血球容積)を気にされています。
平均値37%〜のところ、チョコラッは22%辺りを行ったり来たりしています。
少しでも、良い結果が出ますように。^ - ^
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「草で遊ぶんだからー!写真早くしてよー!」
の2ワンです(笑)
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こうやって見てるとすこぶる元気そうなんだけどね。
――【非再生性免疫介在性貧血】最終検査結果まで(1/6)・つづく――
文:らぶプー
▶らぶプー:他の作品一覧
――次話です――
低いながらも一定水準を保っていたはPCV(血球容積)が下がります。
医師からは追加の精密検査の話が。
――前話です(前章の最終話)――
3回目の血液検査にして、免疫介在性溶血性貧血が陽性に。
病名確定――、しかしなぜかその病気特有の症状がでません。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
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――この連載の最初の記事です――
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。
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おすすめの闘病記です
愛犬を看取る、家族のお話。
ペットと暮らす者なら誰もが通る道だけれど、少しずつ違う道。
色々な選択肢があって、正解は一つではない。
わが家なりの送り方って何?
『ラフと歩く日々』の続編です。
医学書や論文を読むよりも現実的な情報源
愛犬が病気になった時、役に立つ医療情報はなかなか見つかりません。
通り一辺倒だったり、逆に専門的過ぎたり。
どれもこれも、現実的ではないのです。
そんなときには、飼い主が書いた闘病記を読むのが良いでしょう。
動物医療の専門家ではない、普通の飼い主が書いた闘病記が、様々なことを教えてくれるものです。
出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。