犬を飼うということ

いつまでも君と……

【決めた、犬を飼おう!】泰然自若は血筋かな? ~太郎がうちの子になったのは~

f:id:masami_takasu:20181010221619j:plain撮影&文:Chobi

~うちの子がうちにくるまで No.29 ~

”うちの子がうちにくるまで”とは
愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。

今回は我が家に最後にやってきた、太郎のことを書きましょう。
猫の”おいで”から数えると、ちょび、”ごはん”と”おかず”、花ちゃんに続き、太郎は6番目に迎えた子です。

太郎は、香川県のしろとり動物園で生まれました。
しろとり動物園は、虎の赤ちゃんを育てたフレンチブルドッグ『ナナちゃん』が某テレビ番組で紹介され、有名になったところです。

 

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これは2011年4月26日に
テレビで紹介されたときのナナちゃんです

太郎は2006年7月4日生まれです。
2歳のナナちゃんが虎の赤ちゃんの育児を始めたのが2007年4月26日。
太郎はナナちゃんと親戚かもしれません。

これが太郎
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似ていませんか?

太郎は若いときから大きな犬の前でも悠然としていました。
それに歳を重ねて泰然自若の雰囲気もあります。
虎の子を育てたフレンチブルドッグの血筋かな…なんて親バカに考えています。

 

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さて、それではどうして太郎がうちの子になったのでしょう。
話は12年前に遡ります。

花ちゃんがトイレの場所をなかなか覚えられず、私が毎日毎日、花ちゃんの躾に格闘している頃のこと。
花ちゃんパパは突然に、「インターネットでみつけた、しらとり動物園のフレンチブルドックの子犬が欲しい」と言い出しました。

 

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「嘘でしょう?」
と私。私は花ちゃんパパの冗談だと思い、端から話を聞いていませんでした。
でも、花ちゃんパパは私のことは無視して動きはじめます。しろとり動物園に連絡を取り、仔犬を迎える準備を始めたのです。

それでも私は、どうせ諦めるだろうと思って無視です。

 

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そんな中で、ちょっとした事件が起きました。
花ちゃんパパ欲しいと言っていた仔犬が、水頭症になってしまって、飼うことができなくなったのです。これで諦めるだろう――、諦めるしかない――、と思った私。

しかし、花ちゃんパパにはしらとり動物園のスタッフさんから、「代わりに他の子犬はどうでしょうか?」という連絡が来たのです。

 

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花ちゃんパパから「別の子を迎えようと思う」と、もちかけられた私は驚きました。そして「水頭症の子はどうなったの?」と聞きかえしました。
無視を決め込んだ私の心が動いた瞬間でした。

私の悪い癖というか習性、行動パターンは、治りません。
あとは、花ちゃんパパに押し切られる形で「どうしても欲しいなら自分で買って、自分でお世話をしてください。」と、2頭目の仔を迎えることになりました。

 

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お迎えの日は、2006年9月17日になりました。
もちろん私も一緒に行きました。9ヶ月になった花ちゃんも連れてです。
花ちゃんと一緒にしろとり動物園に入ると、ホワイトタイガーが子豚のような花ちゃんを狙うように、檻の中をウロウロ歩いていました。

花ちゃんは色々な匂いに興奮して頭の上のホワイトタイガーには気がついていないようでしたが……

 

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そして太郎とのはじめて対面。
私は可愛い可愛いタイガーブリンドルの仔犬に一目惚れです。
家に連れて帰って『太郎』と名前をつけたのも私だったはずです。

「自分でお世話してください。」と言ったものの、花ちゃんパパには小犬の世話を任せられませんでした。ご飯をあげて、お下の世話から散歩、躾、ワクチン注射に連れて行くのも全て私でした。太郎も私について回ります。
花ちゃんがパパっ子で、いつもパパの側にいたせいか、太郎は私の側を片時も離れませんでした。

 

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太郎は今でこそ白髪になってしまいましたが、茶色の差し毛のタイガーブリンドルです。とても綺麗な子でした。
でも、写真映えが悪くて、顔は真っ黒で表情はわからず、とくに真っ白の花ちゃんと並ぶと、綺麗な差し毛が鮮明に写りません。
私はデジカメを買い換え、
カメラの性能で携帯を選ぶようになりました。

因みに私が今まで、太郎と離れて夜を過ごしたのはたったの2日間だけです。

 

――太郎がうちの子になったのは(後編)・おわり――

~うちの子がうちにくるまで No.29~
犬の名前:太郎
犬種:フレンチ・ブルドッグ
飼主:Chobi
ブログ:花と太郎

~犬や猫と暮らすあなたへ~

『うちで飼えるかな?』
『きちんと面倒を見られるかな?』

犬や猫を、”はじめて”飼う時、ほとんどの方はこう思ったことでしょう。平均年齢でいえば15年も生きる小さな命を預かるのだから当然ですね。その葛藤を乗り越えて、我々は犬や猫と暮らします。

毎日が楽しいですか?
――きっと楽しいですよね。
だって、犬を飼うこと、猫を飼うことは、喜びに満ちていることだから。

どうか忘れないでほしいのです。その楽しさを手に入れる前に、我々はものすごく大きな決心をしたのだということを。

そして、どうか自信を持ってほしいのです。
その決心が、ずっと我々を支え続けてくれるのだと。
いつか、その子を送るときが来たとしても。

【飼えるかなより

――うちの子がうちにくるまで・次話――

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(前話は、前編・後編の構成です)

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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