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【看取り】10月31日 ろくすけ ありがとう ~別れに向かう日々(10/10)

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ろくすけの闘病記:癲癇/腎不全 36話
ろくすけの闘病記_看取り

撮影&文|きづ あすか
 
こんな方に
ペットが癲癇(てんかん)の発作を起こした|どのように病気と付き合っていくべきか?|発作を見ているのがつらい|腎不全を発症した|療法食を食べてくれない|手作り食を考えているが大変そう|経験者の体験談を読んでみたい

 2017年10月31日|ご報告

突然のご報告になってしまいました。

私たちの愛おしい愛おしいろくすけが、10月30日、お空へ飛び立ちました。
最期は病院で、私と夫の二人で静かに看取りました。

そして気持ちの良い秋晴れの今日―― 
火葬場で小さくなったろくすけが、再びおうちに戻って来てくれました。

まだ私の頭の中はとっ散らかっているので、ろくすけの最期の様子などは、改めてご報告したいと思っています。

今の私は、励まし労わってくださる方々からの、温かいメッセージを何度も読み、笑顔になるべく少しずつ努力しています。

泣いてばかりでは、頑張って生ききったろくすけに申し訳ないですもんね。

ろくすけ

私たちを選んで我が家に来てくれて、とても嬉しかったよ。
私たちにとって、ろくすけは最高の息子だったけど、
ろくすけにとって、私たちは良い親だったかな?

まだまだ受け入れきれてない母ちゃんだけど、
今、これだけは伝えさせてね。

ろくすけ、今まで本当にありがとう。
十分知ってると思うけど、
大好きだよ。

以下は、永遠の眠りについたろくすけの姿です。

見守ってくださった皆様に、ろくすけの最期も見ていただきたくて載せていますが、もしそのような写真が苦手、もしくは不快に思われる方は、何卒どうぞご覧になりませんようお願い申し上げます。

息を引き取ってから一晩

いつもと変わらない寝姿

ベルベッドタッチの大きな立耳

弱ってナックリングになっちゃった後ろ足

最後までよく動いた力強い前足

そして、
優しくて穏やかな、

お犬良しまんまの可愛い顔

おうちからは、
大活躍した車イスが入っていた段ボールに入って出発

おっといけない

大好物だったサツマイモおやつと
母ちゃん手作りごはんも一緒に

大阪の摩天楼を見下ろす
山上の動物霊園に到着

花より団子だけど
寂しくないようにお花も入れさせてね

ろくすけの火葬のあいだ

見守るように佇んでいた猫ちゃん

扉の写真は、ろくすけが我が家に来た7歳の頃。

7歳といえばシニアの入り口なのに、この子供っぽい笑顔。
今考えれば、7歳なんてまだまだ若いんだな。
いっぱい旅行したし、いろんな人やワンちゃんに会えたよね。

ただいま
さぁ、ろくすけ、ベッドで休もうね

なんと
動物病院から花束が届いてました(涙)

 

――別れに向かう日々(10/10)おしまい――
――あとがきに続きます――

作:きづあすか
 ▶きづあすか:作品一覧
  

――次話――

次はあとがきです。

保護犬だったろくすけ。
やってきた当初は、母ちゃんをなぎ倒してゴハンに突進するパワー全開の子でした。
しかしそのろくすけにも、老犬の時がやってきました。
暗中模索の中で勇気づけられたのが、ブログやSNS。
それは、心強いお守りでした。

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――前話――

点滴で元気を取り戻した、ろくすけ。
しかしその元気は、思わぬ方向に発揮されてしまった。
吠える、吠える!
点滴後から丸2日、24時間凄い形相で吠え続けるろくすけ。
「ろくすけが死んじゃう!」
どうしよう――
どうしよう――

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――この章の1話目です――

ろくすけの癲癇発作が再発。間隔がだんだん短くなってきた。
予想していたこととはいえ、悲しい……
ろくすけの体の中で、何か変化があるのだろうか?
ご飯に忍ばせて、薬を与える。
あぁ、ろくすけの食い意地に感謝。

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● 

――この連載の第1話です――

今日から、きずあすかさんの愛犬、ろくすけ君の闘病記を連載します。
病名は癲癇。ある日突然に発症しました。
「あの病態は、飼い主の心を乱します」
その言葉に、経験者の方は皆うなずくことでしょう。
初回は、闘病記を残す理由です。

● 

 てんかんについて、もっと知るには

医学的な知識を交えて『癲癇(てんかん)』を解説をしています。
何の前触れもなく、大発作ではじまることが多い病気です。
発作の見た目が激しいので、飼い主は気が気でありません。
――我が家も経験しています。
突発性で、1度で済む場合もあれば、何度も繰り返す場合も。

 賢い獣医師選び、動物病院びの記事です

続:獣医師選びの方法教えます

”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。

獣医師選び|名医とヤブ医者

記事の編集で、多くの体験談に触れていると、名医がいる一方で、信じられないヤブ医者もいる事がわかります。
そもそも動物医療は、ヤブ医者を生みやすいのかもしれません。
時には医師だけでなく、飼い主の方が悪いこともある。
理由を知れば、対策もできるのでは?

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。



 

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