ろくすけの闘病記:あとがき
ありがとうございました
急に改まってなんだと言われそうですが、
一言お礼をお伝えしたく、読んでやってください<m(__)m>
私がブログを始めたのは、ろくすけの介護日誌を公にすれば、同じ介護を頑張っている方々と思いを共有できるかなと思ったからでした。
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なにしろ私はブログ素人でしたので、
こんなことを書いていいんだろうか?
読んでくれる人がいるのだろうか?
と、いつも思いながら記していました。
ほかの方のブログを読むと、バラエティに富んで役立つ情報もいっぱいなのに、私のブログときたら、ほとんどが老犬ろくすけのオムツ写真(笑)。
そして、私のつたない雑な文章・・・
仕事を辞めた私は、ろくすけの介護が中心の毎日でした。
圧倒的に外の人との触れ合いが激減し、これじゃいかん、せめてろくすけと私(!)が生きてる証を発信しようと、ほんとど独り言のようにタイプしはじめたのです。
(おおげさ・・)
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ろくすけが、あとどれだけ頑張ってくれるのか?
高齢の母の本格介護は、いつやってくるのか?
ソーシャルワークの勉強をしつつも、いつ仕事に出られるのかわからない状態。
不安はつきませんでした。
そんなときに、ブログを書きながら思ったことは、日本のどこかで、もしかしたら誰かが私の文章を読んでくれているかもしれないということ。
もしかしたらその方も、老犬介護を頑張っておられる方かもしれないと想像しただけで、喜びと嬉しさと感謝の気持ちが溢れてきました。
お読みいただいたのは、やはり老犬を介護されている方が多いのでしょうか?
私も介護中は、他の老犬ちゃんのブログやSNSを検索しまくりました。
食欲が出るフードは何だ?
オムツはどれがいいのか?
このサプリは効くのか?
この意味の分からない行動はなんだ?
などなど、どれだけ学ばせてもらったことか。
情報があまりに多くて、知恵熱もたびたび出てしまったけど( ̄▽ ̄)
インターネットやSNSは私の最大の参考書であり、心強いお守りでした。
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当時の私のように今この時点も、大切な愛犬を守るために、夜な夜な血眼になりながらネットサーフィンして、夏には熱中症寸前の飼い主さんが大勢いらっしゃるはず。
ならば、たとえ一人の方でも、私が実践してきたろくすけとの闘病や介護方法などを参考にしていただたら、闘病記を記したく意味があるのかなと思いっています。
ろくすけのブログは、ろくすけの後肢が弱り始めて、トイレするのに私の手が必要になる頃からスタートしました。そしてこの『ろくすけの闘病記』は、当時のブログから闘病と看取りの部分を抜き出して再構成をしています。
だから掲載している全ての写真は、母ちゃんをなぎ倒してゴハンに突進するパワー全開ろくすけではなく、出来ていたことが日に日に出来なくなっていくろくすけばかりです。
今振り返ると、その写真が目に入った瞬間に、もう涙が抑えきれなくなってしまいます。明るい楽しい介護をモットーにしていたくせに、ダメだなぁ・・・
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正直言って当時は、ろくすけ祭りのブログを更新することは、私にとって100メートル全力疾走後くらいの勢いがないと難しいものでした(^^;)
でも同時に、てんかん発症2年半、ついで腎不全1年半、そして寝たきりで一年以上も頑張って生き切ってくれた愛おしいろくすけの生き様が集約されていて、私にとって何よりの誇りとなっているのも事実です。
ブログをやっていて良かったなぁ(*´ω`*)
書き始めてみると、そこには想像だにしていなかったご褒美もありました♪
それは、ろくすけの闘病をサポートしてくださった、心優しい方々との出会いです。
それは今も私の、一番の心の支えとなっています☆彡
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こんな気持ちなので、この闘病記を読んでくださった全ての皆様に、一言お礼を申し上げたく思います。
ご訪問どうもありがとうございます!
そして 愛犬を介護されている皆様
そうか肩の力を抜きながら、頑張ってください!!
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最後に、保護犬だったろくすけを
施設に引き取りに行った時の1ショットを♬
お腹にご注目~ (゚m゚*)プッ
――ろくすけの闘病記・あとがき――
作:きづあすか
▶きづあすか:作品一覧
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――前話――
ろくすけの闘病記の最終話です。
愛おしいろくすけが、お空へ飛び立ちました。
そして気持ちの良い秋晴れの中、火葬場で小さくなったろくすけが戻って来ました。
ろくすけ――
君は私たちの、最高の息子だったけど、
君にとって私たちは、良い親だったかな?
ねえ、ろくすけ――
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――この章の1話目です――
ろくすけの癲癇発作が再発。間隔がだんだん短くなってきた。
予想していたこととはいえ、悲しい……
ろくすけの体の中で、何か変化があるのだろうか?
ご飯に忍ばせて、薬を与える。
あぁ、ろくすけの食い意地に感謝。
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――この連載の第1話です――
今日から、きずあすかさんの愛犬、ろくすけ君の闘病記を連載します。
病名は癲癇。ある日突然に発症しました。
「あの病態は、飼い主の心を乱します」
その言葉に、経験者の方は皆うなずくことでしょう。
初回は、闘病記を残す理由です。
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てんかんについて、もっと知るには
医学的な知識を交えて『癲癇(てんかん)』を解説をしています。
何の前触れもなく、大発作ではじまることが多い病気です。
発作の見た目が激しいので、飼い主は気が気でありません。
――我が家も経験しています。
突発性で、1度で済む場合もあれば、何度も繰り返す場合も。
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賢い獣医師選び、動物病院びの記事です
続:獣医師選びの方法教えます
”良い”獣医師選びは、飼い主の責任でもあります。
目的は常に動物の病気を治すこと。
そのために獣医師は何をすべきか?
そう考えると、自然に”良い獣医師”とは何かが分かってきます。
現場を知るからこそ出来るアドバイス。
獣医師選び|名医とヤブ医者
記事の編集で、多くの体験談に触れていると、名医がいる一方で、信じられないヤブ医者もいる事がわかります。
そもそも動物医療は、ヤブ医者を生みやすいのかもしれません。
時には医師だけでなく、飼い主の方が悪いこともある。
理由を知れば、対策もできるのでは?
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。