ルイの闘病記:低アルブミン血症
ルイの病気は、とにかく情報量が少なく、毎日ネットで調べていました。
しかし、参考にはなっても、なかなか役にはたちません。
この病気は、すべの子が同じように治療すれば治るものでもなく、その個体によって病状も違ってきます。
例えば下痢する子もいれば、しない子もいるといったように。
口が聞けないルイの病状を把握するには、とにかく食欲と便の状態をしっかり観察して、散歩などで元気のバロメーターを見るしかありません。
自分になにができるのか、悩んでいた時期でもありました。当時のブログより
今日から5月ですね。
でも去年の今ごろより今年は気温が低い気がするのです。
暑い日は暑いですけど。
それとも自分の感覚が歳とっておかしいのかな。
まあ、家にいるとちょうどよい気温ですが(*^^*)
昨日のルイとレオ
昨日のルイは朝の散歩がちょっと不調。
5分くらいで動かなくなったので抱っこ。
ウンチはいつもより軟らかめ。
最後のほうはややペースト状に。色は黄色。
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朝ごはんは完食。
ときどきプルプル体をふるわせるのはお腹が痛いのかな?……
昼ごはんは3分の1くらい残して拒否。
やっぱりお腹が調子悪い? それとも飽きた?
この低分子プロティンに切り換えてから、はじめてルイが残しました。
あせるものの、遊びに誘うと元気に遊ぶから大丈夫かな?
ウンチ2回目。
朝よりしっかりした固さになってた。
ちょっと安心。色は茶~黄色。
夜ごはんも昼食べなかった分を、少し多めにしてかなりふやかしてあげたら完食✨
飽きたわけではなさそうなので、ここでまた胸を撫で下ろしました。
相変わらず、ときどきプルプル体をふるわせるのが気になるのだけど、遊びは元気なのだよなぁ。ほんとに話せたらいいのにと思う。
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私たちの夕飯後、キャ―!!
ルイにやられたぁぁぁ
ちょっと目を離した隙に、久しぶりにテ―ブルにのって残ってたおかずの汁をペチャペチャ!
はい――、すぐに片さなかった私が悪いんです。
よくない油とっちゃったよ…明日のウンチが心配です。
――っていうのが昨日でした。
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そして今朝のウンチ。
昨日の不安的中…形のないペースト状の下痢便。
でも、散歩はかなり調子よくて20分くらい歩いたかな。
っていうのが今の段階です。
これからルイのお昼ごはんの準備にはいります。
私もお腹すいたw
――【低アルブミン血症】闘病記・つづく――
文:まる
▶ 作者の一言
▶ まる:犬の記事 ご紹介
――次話です――
「どうして欲しいの?」
飼い主はいつも問いかけますね。
だけど――、愛犬は何も答えてくれない。
初めは言葉の通じぬもどかしさ。やがて自分の無力さを知る飼い主。
それでまた聞く――
「どうして欲しいの?」
そうやって、心が通って行くのだと思います。
――前話です――
闘病時にも体調の浮き沈みがあります。
それは飼い主の気持ちの浮き沈みでもあります。
快復に向かっているのでは?
そんな希望を持つのもつかの間で、体調はまた変化を――
今日の散歩はどうだった? 食欲は? ウンチは?
闘病は小さなことが、とても大事なことなんだと気付かされるのですね。
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この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この連載の1話目です――
まだ7歳の、元気な愛犬でした――
ちょっとしたことで受診した、動物病院。
そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした――
もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。
その時の飼い主の動揺は、計り知れません。
ここから、飼い主のまるさんと、大切な愛犬ルイの闘病が始まります。
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視点を変えれば、闘病も変わる――
愛犬の闘病で悩む飼い主さんは多い。
それは見えない不安が、心にのしかかるから。
これからどうなる? いつまで続く? 医療費は?
見えないものは仕方ない。しかし、見えているものはある。
不安に怯えるのではく、どうか前向きに。
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まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたときのお話
娘さんの犬が、事情があって愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりの子――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていて、
それに気付いたのは、お別れの後でした――
16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘いました。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。