ルイの闘病記:低アルブミン血症
この頃は、多頭飼いならではの悩みが出始めていました。
ルイの闘病によって、健康であるレオに、2つの我慢を強いることになってしまったのです。
その1つは、前回も書いたように散歩。もう1つがおやつです。
ルイは、体内の蛋白が外に出てしまう病気なので、食事療法がかなり重要になってきます。なのでおやつは、一切あげることはできなくなりました。レオはその巻き添えというわけです。
当時のブログより
――以下、ブログより――
今日の午後はルイがとっても調子よくて!
お散歩はいつも歩くコ―ス。
心配だから道のり半分で帰ろうとするも、ルイは嫌だとさらに歩こうとするので、行って来ました♪
土手道の、ちょっと広場みたいになってるところまで行きました。
レオは久しぶりの楽しい散歩になったみたいで満足です(爆笑
これがレオです。
ルイは、行きはよいよい帰りはこわい~♪、で、
帰りは抱っこになりましたけどw
――今日のルイ――
朝は15分くらいいつものウロウロ散歩。
ウンチは粘土状軟らかめ。黄色。
朝ごはん完食。
お昼ご飯も完食。
午後の散歩30分~40分(半分抱っこ)
ウンチは朝よりちょっとだけしっかりした固さになってきた。黄色。
散歩から帰ってきても元気!
ご飯も完食。
そして――、このポーズ♡
――【低アルブミン血症】闘病記・つづく――
文:まる
▶ 作者の一言
▶ まる:犬の記事 ご紹介
――次話――
闘病時にも体調の浮き沈みがあります。
それは飼い主の気持ちの浮き沈みでもあります。
快復に向かっているのでは?
そんな希望を持つのもつかの間で、体調はまた変化を――
今日の散歩はどうだった? 食欲は? ウンチは?
闘病は小さなことが、とても大事なことなんだと気付かされるのですね。
――前話――
愛犬の病気に気付いた時には、かなり進行していることがよくあります。
犬は本能として、弱みを見せないようにするから。
そして犬は――、飼い主を喜ばすのに一生懸命であるから。
犬は病気の進行が早い反面、回復も早い。
だから、早く気づいてあげたいですね。
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この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この連載の1話目です――
まだ7歳の、元気な愛犬でした――
ちょっとしたことで受診した、動物病院。
そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした――
もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。
その時の飼い主の動揺は、計り知れません。
ここから、飼い主のまるさんと、大切な愛犬ルイの闘病が始まります。
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関連の記事もご覧ください
視点を変えれば、闘病も変わる――
愛犬の闘病で悩む飼い主さんは多い。
それは見えない不安が、心にのしかかるから。
これからどうなる? いつまで続く? 医療費は?
見えないものは仕方ない。しかし、見えているものはある。
不安に怯えるのではく、どうか前向きに。
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まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたときのお話
娘さんの犬が、事情があって愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりの子――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていて、
それに気付いたのは、お別れの後でした――
16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘いました。
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出典
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。