犬を飼うということ

いつまでも君と……

【ペットロスを乗り越えて】生まれ変わりだったら嬉しいな ~花ちゃんがうちの子になったのは(前編)~

f:id:masami_takasu:20180914100425j:plain撮影&文:Chobi

~もう一度、うちの子がうちにくるまで No.3 - 1~

”もう一度、うちの子がうちにくるまで”とは
愛犬を失った飼い主が、さまざまな葛藤を乗り越えて、もう一度犬を迎えようとするまでを、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。

2005年4月
私をいつも信じて待ってくれていた『ちょび』が亡くなりました。

「『ちょび』が待ってるから!」
私は困ったことがあると、そう思いながら頑張れました。

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そして、同じ年の6月に、気は優しくて力持ちの言葉という言葉がぴったりの、甘えん坊だった『ごはん』が亡くなりました。

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さらに、翌月の7月には、小さくてみそっかすだったけど一番負けず嫌いだった『おかず』が、兄の『ごはん』を追うように去りました。

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13年前に次々と、
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同じ年にうちの子になった3匹

その3匹は、来た時と同じように、
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次々に、
同じ年に天使に戻ってしまったのです。

それから暫くして、夢をみました。

私の故郷の山林で、楽しそうに走る子たち。
私は「やっと見つけた。探したよ」と3匹の名前を呼びました。
『ちょび』『ごはん』『おかず』は嬉しそうに走り寄ってきました。

 

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でも、すぐに『おかず』は走り去りました。
『ごはん』も『おかず』の後を追いかけます。
一度こちらを見て「行くよ」とでも言うように首を傾げたあと、走り去り姿が見えなくなりました。

最後に残った『ちょび』は暫く私の足元にいましたが、それでも私の方を振り向き振り向き去っていきました。

泣きながら夢から覚めたあと――
私は私の可愛い天使たちが、神様のもとへ帰ってしまったことを実感しました。

それから私は数ヶ月、人間だけの世界で生きていました。

 

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ある日のことです。
私はネットで見つけた1匹の子犬が、とても気になりました。
やっと目が開いたばかりのような、真っ白な子犬が、オークションに掲載されていたのです。

「今日は落札されたのか?」
毎日毎日、ずっと気になりました。

結局、その子は落札されませんでした。

2005年12月10日生まれ。
前の子たちが亡くなった年に生まれた子。
「生まれ変わりだったら嬉しいな」
そんな思いで、ブリーダーさんと連絡をとったのは2006年1月だったと思います。

これが、我が家の子になった『花ちゃん』です。
家に来て数週間目
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携帯で撮った写真なので画像が悪いです。

売れ残った花ちゃんのお値段は6万円でした。
ブリーダーさんの話を聞いて、携帯メールに送られてきた写真だけでうちの子にすると決めました。

お金を振り込み、1月末にお迎え予定でした。
ところが、「風邪をひいたので引き渡しは2月中頃にします。」と連絡がありました。私たちは残念に思いながらも「それは仕方がないね」と……

そして、待ちに待った約束の日、三重県(伊賀市だったと思います。)まで車でお迎えに行きました。待ち合わせ場所はブリーダーさんの自宅ではなくて、確かスーパーだったと思うのですが、大型店舗前の駐車場だったと思います。

ブリーダーさんは若い女性で優しそうな方でした。
段ボール箱からヒョイと抱き上げられた花ちゃんは、写真より大きくなって、額には皺をよせて困った顔をしてます。

「あれ~思ったより可愛くないなぁ」
「この子は困った顔で一生過ごすのかしら(・・;)」
それが第一印象でした。

帰りの車の中、花ちゃんは箱の中で大人しくしています。
ク~ンもキャンも鳴きません。

「具合が悪いのかしら?」
「もしかしたら、頭が悪いのかしら?」

私は、段々と不安になってしまうのでした。

 

――花ちゃんがうちの子になったのは(前編)・つづく――

~もう一度、うちの子がうちにくるまで No.3 - 1~
犬の名前:花ちゃん
犬種:ミニチュア・ブルテリア
飼主:Chobi
ブログ:花と太郎

~犬や猫と暮らすあなたへ~

『うちで飼えるかな?』
『きちんと面倒を見られるかな?』

犬や猫を、”はじめて”飼う時、ほとんどの方はこう思ったことでしょう。平均年齢でいえば15年も生きる小さな命を預かるのだから当然ですね。その葛藤を乗り越えて、我々は犬や猫と暮らします。

毎日が楽しいですか?
――きっと楽しいですよね。
だって、犬を飼うこと、猫を飼うことは、喜びに満ちていることだから。

どうか忘れないでほしいのです。その楽しさを手に入れる前に、我々はものすごく大きな決心をしたのだということを。

そして、どうか自信を持ってほしいのです。
その決心が、ずっと我々を支え続けてくれるのだと。
いつか、その子を送るときが来たとしても。

【飼えるかなより

――もう一度、うちの子がうちにくるまで・次話――

――もう一度、うちの子がうちにくるまで・前話――

まとめ読み|もう一度、うちの子がうちにくるまで①
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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