犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【子宮蓄膿症】高齢になると起きやすい病気 ~避妊手術で防げる子宮の病気~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日は子宮蓄膿症と、避妊手術についてのお話です。

避妊手術をすれば防げる子宮の病気って色々あるみたい。獣医さんに相談してみてくださいね。

(注:手術の写真が含まれます)

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撮影&文|ハナちゃんママ

避妊手術で防げる子宮の病気

先日、乳腺腫瘍の話で、避妊手術をおすすめしました。

今回は、避妊手術で防げる子宮の病気の話をします。

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写真の取扱いについて(Withdog)

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Withdogでは以下の基準で、写真を掲載するものとします。

【目次】

  •  著作権について
  •  手術、患部等の写真について
    • 写真の取扱いに関する基本思想
    • 取扱いに関する制限事項
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【犬の闘病】食事と投薬は切り分けをしよう ~間違ったやり方に気を付けて~

闘病中は、大好物を守らなきゃ

撮影&文|高栖匡躬
闘病中は、大好物を守らなきゃ(3/3)対応編

前々話と前話の記事は筆者の体験談を元に、愛犬の好物を減らさないようにするには、好きなものと嫌いなものを繫げないようにしようという提案を書きました。

前々話|犬が大好物を嫌いになる瞬間

前話|嫌いな食べ物はスパイラルで増える

本話で実際に、愛犬が嫌いな食べ物を増やさないようにするための、具体的手段を書こうと思います。

既に同じことを実践をされている飼い主さんも多いかもしれませんが、ネット上の記事には、間違った解釈をしている例もかなり見かけます。

本記事では、その指摘も含めて書こうと思います。

【目次】

  • 闘病中は、大好物を守らなきゃ(3/3)対応編
  • 嫌いにさせないために、飼い主が出来ること
    • 方法1:嫌な事があった直後は、何も与えない(厳格化)
    •  方法2:薬の時間は、嫌な時間で構わない(覚悟)
      •  食事と薬を切り離す際は、ここに気を付けて!
    •  方法3:食べない時には、食べられるものを探す(割り切り)
    •  食事制限がある場合の対応(油分制限のケーススタディ)
    •  Tips:フードをミックスする場合の工夫
    •  まとめと、次のシリーズへのプロローグ
    •  ペットの食事関連の記事は、言葉の意味が曖昧です
    •  食べムラ・偏食のガイドブックです
      • ~基礎・原因編~
      • ~予防・対応編~
      • ~治療・まとめ編~
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【低アルブミン血症】5月7日 発見、ササミをトッピング! ~ルイの闘病記(14/16)~

ルイの闘病記:低アルブミン血症  f:id:masami_takasu:20171129180911j:plain

撮影&文|まる
 
当時を振り返り

前回書いたように、この頃はフードの切替を行なっていました。
慎重に少しずつやったのですが、ペロっと食べてくれるわけにはいかず、最後の手段はササミでした。

ネットで調べると、ササミとジャガイモの手作り食で、アルブミンが上がって回復している例があったので、それを食べてくれさえすればきっとルイもよくなると、このときは思っていました。

ルイもササミが大好物で、とても美味しそうに食べてくれました。

 当時のブログより -ササミをトッピング

 昨日の夕方のお散歩は、最初はゆっくりペースだったのに、後半はけっこう足早に元気に歩くルイ。過保護ママはこんなに歩いて大丈夫なのかと、やはりビクビクです。

30分くらいで、帰りは抱っこして帰りました。

ウンチはドロドロ…。
朝のウンチは少しよくなったと思ったのになぁ。ショボーン

 

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まとめ読みのための新サイト Dog&Cat's Stories をオープンしました。

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Withdog、Withcatはこのたび、まとめ読みサイト、Dog&Cat's Storiesをオープンしました。

このサイトは、Withdog、Withcatに掲載した過去の記事を、まとめて読むために作りました。
ただまとめて読むだけでなく、解説付きです。

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【乳腺腫瘍】高齢になるとできやすくなります ~触ってあげることで早期発見できます~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日はワンちゃんの、乳腺腫瘍のお話です。

乳腺腫瘍は、飼い主さんでも、比較的発見しやすい病気ですよ。
毎日触ってあげてくださいね。

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撮影&文|ハナちゃんママ

 乳腺腫瘍と悪性の割合

ワンちゃんも高齢になると、腫瘍ができやすくなりますが、その全体の30%が乳腺腫瘍です。

犬の場合、乳腺腫瘍の約50%が悪性といわれています。

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【要注意|闘病中の食事】嫌いな食べ物はスパイラルで増える ~主食が嫌いになることも~

闘病中は、大好物を守らなきゃ

撮影&文|高栖匡躬
闘病中は、大好物を守らなきゃ(2/3)実例編

前回は犬が大好物を嫌いになる瞬間の実例として、筆者の愛犬ピーチーの体験を書きました。アイスクリームは本当に本当に大好物だった食べ物です。それが、ほんのちょっとしたタイミングで、大嫌いに変わってしまうのです。

今回はアイスクリームにとどまらず、次々に嫌いな食べ物が増えていく様子をご紹介します。闘病時には飼い主が気を付けてあげないと、愛犬が食べられる食物が、どんどん減って行ってしまうのです。

犬にとって ”食べる” ことは、最大の楽しみなのだそうです。
(2番目が散歩だそうです)

一生のその楽しみを残してあげたいものです。

【目次】

  • 闘病中は、大好物を守らなきゃ(2/3)実例編
  • 飼い主最大の恐怖|主食が嫌いになること
    •  実例2:愛犬はこうして豆腐が嫌いになった
    •  実例3:愛犬はこうして療法食1(CRD-1)が嫌いになった
    •  実例4:愛犬はこうして療法食2(消化器サポート)が嫌いになった
    •  もしもこれが健康な時ならば
    •  嫌いな食べ物のスパイラルにはこのように陥る
    •  失敗の教訓:好きなものと嫌いなものは、はっきり分けよう
    •  嫌な思い出と大好きなご飯を切り離す手段は
    •  食べムラ・偏食のガイドブックです
      • ~基礎・原因編~
      • ~予防・対応編~
      • ~治療・まとめ編~
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【低アルブミン血症】5月6日 食事の試行錯誤 ~ルイの闘病記(13/16)~【闘病はタイミング】

ルイの闘病記:低アルブミン血症  f:id:masami_takasu:20171129001509j:plain

撮影&文|まる
 
当時を振り返り

これまでずっと「本当に、これでいいのか?」と考えていたルイの食事を、あらためて考え直した時期です。

この病気は、なにより食事が重要だと感じたからです。
(ステロイドの量を増やしても効果があまり感じられなかったので…)

そして前回、先生から免疫仰制剤の提案を受けたので、そのことを考えていました。

免疫仰制剤――
ルイは結局、取り組むこともなく終わってしまいました。
治療というのはタイミングが大事ですね。
そのときの状況にその方法が合えば、回復に向かうのだとつくづく思いました。
(病院の先生にもそう言われました)

 当時のブログより -フードの試行錯誤

いきなりですが
ルイのご飯変えてみようと思います!

現在、病院で出されたロイヤルカナンの低分子プロテインをあげてるのですが
成分調べてみるとたんぱく質19%以上、脂質が17%以上。

たんぱく質はおいといて脂質が17%は高いよね。
これ、ずっと気になってたんです。

 ●

アレルギーに良いいみたいだけど、ルイはアレルギーなのかもわからないんですね。
何故にこのフ―ド?
っていう疑問が私の頭にずっとありました。

 

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【投薬と食事】犬が大好物を嫌いになる瞬間 ~食べる楽しみは残したい~

闘病中は、大好物を守らなきゃ

撮影&文|高栖匡躬
闘病中は、大好物を守らなきゃ(1/3)

皆さんは、愛犬に薬を飲ませる際にどうしていますか?
我が家ではかつて、色々な食品に、“挟む”“包む”“差し込む”などして、愛犬のピーチーにあげていました。
同じようにされている飼い主さんも、多いのではないでしょうか?

しかし、この方法で薬を与えるのは、少し考えた方がいいかもしれません。
特に、犬の好物を使って薬を与える事は――

【目次】

  • 闘病中は、大好物を守らなきゃ(1/3)
  • 投薬と食事|失敗から学べることがある
    •  なぜ大好きな食べ物が嫌いになるの?
    •  大好物を温存する切実な理由
    •  実例1:愛犬はこんなに簡単に、アイスクリームが嫌いになった
      • 【こんなに好きだった】
      • 【しかし、こんなに簡単に嫌いになった】
  •  食べムラ・偏食のガイドブックです
    • ~基礎・原因編~
    • ~予防・対応編~
    • ~治療・まとめ編~
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【膿皮症|写真と闘病記】突然発症した侮れない皮膚病 ~重症化した症例~

Mackの闘病記:膿皮症編
膿皮症の闘病記

撮影&文|奥村 來未
  
こんな方に
ペットが膿皮症と診断されてしまった|耳が赤い|皮膚がただれている|皮膚にかさぶたがある|塗り薬だけでも大丈夫?|悪化するとどうなるのか?|治るのか?|経験者の話を聞きたい

 はじめに - なぜこの闘病記を書いたのたか

この記事は、我が家の愛犬Mackに発症した膿皮症を記録した体験談(闘病記)です。

Mackは若いころはとても健康で、椎間板ヘルニアを二度経験したものの、ほとんど病院にお世話になることはありませんでした。そのMackを突如襲ったのが、今回お話する膿皮症です。

この病気のお陰で、Mackは病院通いが定常化してしまいました。
そしてまさか今のように、『調子が良いときでも、通院は最低月一』なんていう酷い状況になるなんて、想像もしていませんでした。

これからこの病気を経験なさる飼い主さんのお役にたつように、なるべく詳細に、写真を交えてご紹介したいと思います。

※患部の写真が含まれます。
状態を見ていただく方が良いとの判断ですが、苦手な方は閲覧にご注意ください。

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【低アルブミン血症】5月5日 はじめての悲鳴 ~ルイの闘病記(12/16)~【免疫抑制剤を使うか?】

ルイの闘病記:低アルブミン血症  低アルブミン血症_闘病記_免疫抑制剤を使うか

撮影&文|まる
 
当時を振り返り

ルイのためとはいえ、治療はルイにとっては耐え難いつらいものであったと思います。

検査のための繰り返される、採血や治療の注射……
小さな体で頑張っていたルイです。

 当時のブログより -免疫抑制剤を勧められるが

採血のとき、これまではじっと耐えてたルイでした。
(体はこわくてブルブルしていながら)
しかし、昨日は小さくヒィ―ヒィ―と悲鳴をあげていました (>_<)

そうだよね、辛いよね。

私だって、毎回採血は嫌だもの(TT)
(私は血管が細くてとてもとりづらく、下手な人にあたると何回もやり直して30分以上かかったこともある)

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【三峯神社】いつか行こう。愛犬の思い出を連れて【オオカミに守られた場所】

関東屈指のパワースポット、三峯神社はご存知ですか?
三峯神社

撮影&文|樫村 慧 (本記事は2017年10月に執筆されたものです)

 ある日、夢の中で - 愛犬ラフと共に

ひんやりとした山の静寂の中、ラフのリードを引いて”そこ”への階段を登る。ラフは、足取りも軽く飛ぶように歩く。大きな鳥居が私達を迎えている。粛然とそびえるであろう本殿に向かうまでの間、大木の下を歩きながら張り詰めた空気を感じる。『ああ、何かに守られている』そんな気持ちが自然と込み上げる。『ラフ』と私は声をかけるが、ラフは私の方を見上げることもなく、ただ真っ直ぐに前を向く――

――そこで目が覚めた。ああ、ラフはいないんだ。私のラフは、もういない。

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