犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

記録

【劇症肝炎】8月18日|夕方 ~それは光明? まだ油断は禁物だけれど~【闘病記】

一夜が明けて面会に行くと、どうやらステロイドは効いているようです。 ピーチーはグッタリとしている状態ですが、それでも歩こうとします。 数歩歩いてへたりこみますが、それでも強い意志を感じるのです。 これは光明なのだろうか? 僅かに光が射したよう…

【劇症肝炎】8月17日|夜 ~タイムリミット-僕たちの決断~【闘病記】

自宅に戻り、治療方針をどうするか考えました。 外科手術も内科療法も、どちらも勝ち目の薄い勝負です。 色々と考えた末、ピーチーの肝炎の原因は、自己免疫不全と推測しました。 ずっと頭に引っ掛かっているてんかんと、今回の肝炎を結びつける原因があると…

【劇症肝炎】8月17日|昼  ~多臓器不全の直前にいる状態~【闘病記】

朝、面談した医師の第一声は、 「難しい状況になってきました」 というものでした。 つまり、予断を許さぬ状態ということです。 選択肢は外科手術と、内科療法。 外科手術は治療方針を決めるためのもので、治療ではありません。 内科療法は、原因が分からぬ…

【劇症肝炎】8月17日|早朝 ~これまでの経過をまとめると~【闘病記】

一夜が明けた翌日早朝。 それまでの経過と、ピーチーの既往症についてまとめました。 まずは、今何が起きているかを正確に把握しないと、医師とも相談のしようがありません。 既往症の中でも、特にてんかんが気になっていました。 肝炎とてんかんは本来無関…

【劇症肝炎】8月16日|夜 ~心配なので面会に~【闘病記】

その夜、集中治療室に入ったピーチーに面会に行きました。 そこで会っておかなければ、最後になるかもしれないという思いがありました。 高濃度の酸素ブースに入り、肝機能を保護するための点滴を受けているピーチー。 しかし、それは現状を維持するためのも…

【劇症肝炎】8月16日|朝-2 ~まさに激動の1日~【闘病記】

救命救急で肝臓の諸数値の悪化を確認。 急激な悪化から、劇症肝炎であることは間違いなし。 しかし、その病院で出来ることはここまで―― 救命救急センターでは救命措置はできても、治療が出来ないとのこと。 主治医の病院の診療開始時間が来るのを待ち、急ぎ…

【劇症肝炎】8月16日|朝-1 ~全ての始まりと運命の決断~【闘病記】

筆者の愛犬ピーチーは2015年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。 40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。 ただごとではないと思いました。 振り返ると、異常を感じたのは8月10日の夜。 突然の体の震えと、食欲不振が恐らく前兆だったのでしょ…

【胆管閉塞】飼い主はただ選択肢を増やしていただけ ~それが闘病の本質~

ピーチーの闘病記:急性膵炎+胆管閉塞編(4/4) 撮影&文|高栖 匡躬 当時を振り返り 前3話で書いた、筆者と愛犬に起きた出来事を整理すると、9つの幸運が立て続けにあって、最後に奇跡が舞い降りています。 当時は目の前で起きていることに対処するのに精…

【胆管閉塞】手術か? 内科的治療か? ~飼い主、運命の決断~ 

ピーチーの闘病記:急性膵炎+胆管閉塞編(3/4) 撮影&文|高栖 匡躬 当時を振り返り 『JARMeC』の集中治療室には入れたものの、依然として予断を許さぬ状況です。対蹠的な治療は行われていましたが、胆管閉塞の根治治療はまだ始まっていません。胆嚢破裂の…

【胆管閉塞】急性膵炎から胆管閉塞の併発 ~急変、危機的な状況~

ピーチーの闘病記:奇跡と強運の正体(2/4) 撮影&文|高栖 匡躬 当時を振り返り 前話で 4つの幸運を得て、膵炎から回復したピーチー。ほっとしたのもつかの間でした。 実はその後に、闘病の本番が待ち受けていたのです。それこそが、ピーチーが命を賭ける事…

【胆管閉塞】はじまりは急性膵炎 ~一週間で治癒したはずが~

我が家の愛犬ピーチーは、11歳の時に膵炎を発症し、そこから胆管閉塞と言う深刻な事態に直面しました。獣医師が安楽死を勧めるほどの状態から、ピーチーはどのように生還したのでしょうか?

セカンドオピニオンと二次診療 ~医師も病院も選択肢~【闘病の中にもある効率と戦略(2/3)】

闘病の中にもある効率と戦略(2/3) 撮影&文|高栖 匡躬 犬の闘病で、とりわけ知っていただきたいことは、愛犬が病気と闘う方法が、決して一つだけでないということです。飼い主側が選択肢を増やすことによって、愛犬の闘病は、随分とその様相が変わってい…

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