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【非再生性免疫介在性貧血】7月12日 チョコラッ血液検査 ~2年生存を目指して(10/19)~【闘病記】@

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チョコラッの闘病記 非再生性免疫介在性貧血
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撮影&文:らぶプー(本記事は2018年に執筆されたものです)
 
この闘病記は

本記事は長期連載の1部。そしてチョコラッは3年目(2019年6月)を迎えて生存中です。
難病であっても希望を持ち続けたいと願う、飼い主の思いで書かれた闘病記です。
初回記事はこちらです。チョコラッの闘病記 1話

こんな方へ:
ペットに貧血の症状が現れ改善しない|非再生性免疫介在性貧血と診断された|治る見込みは?|治療法は?|どんな闘病になるのか心配|免疫系疾患の難しさを実感している|経験者の体験談が聞きたい

 7月12日 血液検査の結果は

昨日、チョコラッの血液検査行ってきました。

結果はすごく良かった!!
基準値にはまだ満たないものの、かなり赤血球増えてました。

7/11 PCV31.7 !!!

最近の流れを見ると

2/11 19.0 この日アトピカ断薬
3/2   18.7
3/25 20.7
4/20 21.0 この日からプレドニン1錠から半錠へ
4/29 21.1
5/17 26.6
6/14 29.6
そして
7/11 31.7 今回

確実にPCVが、上がってきた!
アトピカ断薬のときはあまり変化なかったけど、
プレドニン減らしたら上がってきた!

 

 プレドニンを減らして

獣医さんの言葉『ずっとプレドニン飲んでた子が減薬したら貧血改善した子が過去にいた』程度のもので、医学書にその様な記載はなく、『減らしてみる?』って感じのチャレンジだったんだけど。

免疫抑制剤は今はセルセプト(チョコラッの体重で飲める量のMAX、粉薬)と、プレドニン半錠を服用。

かなり調子が良いので今は薬は変えない方が良いだろうという判断で、今回は減薬なしで、次回1ヶ月後にまた血液検査予定です。

このまま右肩上がりにいけば、次回は基準値37.3~に遂に到達するのでは??と期待してしまいます。

前回、前々回と少し数値が高かったPlat血小板数は、今回は基準値内におさまりました。

RETIC赤血球の赤ちゃんは相変わらず低い5.6だけど、何故かチョコラッは赤血球の赤ちゃんがいなくても、赤血球が増えることが多く、あまり気にしないことに。

リンパ球は415で、しっかり免疫抑制はかかっていました。
(貧血が悪化する時はお薬が効いていなくて、免疫抑制かからず、この数値が高くなってしまう。)

チョコラッのお誕生日用に買ってきたお花
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ワンズ 「何これ、何これ~?!食べられるの??」

扉の写真は、チョコラの記念撮影。
お誕生日用にしてはお花が地味だったね(><)
私がこういう色味のお花好きだから(^-^;

病院の先生にお陰様で11才になりましたって言うつもりが、
言いそびれてしまった(・_・;

いつも応援、励まし、見守り、元気玉ありがとうございます!

 

 病院好きと、病院嫌い

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チョコラッの病院の話をもう少し。

チョコラッは基本、病院は好き♡
なんだけど、ちょっと気分屋さんなとこがあり、

先生大好きー♡とか、
もうやだよーとか、
態度が結構露骨に出る(苦笑)

昨日はチョコラッを診察台に乗せて体重測定してから、
そのまま先生に現状をお話。

すると、メモを取る先生に
チョコラッ「ねぇねぇ早くー!ナデナデしてよー(о´∀`о)」
のご機嫌チョコラッ(笑)

で、一通り診察して、
先生「血液検査の準備して来ます」
と、看護師さんを呼びに行く。

看護師さんがチョコラッの首を固定して、先生が首から採血するんだけど・・・

ここで、チョコラッお気に入りの大好きな看護師さんが入ってくると、
チョコラッはご機嫌MAX(о´∀`о)になるんだけど。

お気に入り看護師さんじゃない人が来ると、
チョコラッのテンションダダ下がり(苦笑)

チョコラッ「もういいワン。帰るワン」って、診察台の隅で小さくなる(笑)

初心者看護師さんだと、緊張感がチョコラッに伝わるのか、
チョコラッも震えまくり(^-^;

チョコラッ
「お気に入りの先生と大好きな看護師さんが良いよー」
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ティアラ
「姉ちゃんワガママなんだよー、キーック」
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病院大嫌いだと連れて行くの可哀想だけど、
チョコラッは取り敢えず病院好きで良かったー^ - ^

毎日暑いのでお身体お気をつけて、楽しい夏をお過ごし下さい。

 

 この病気を更に知るために

一般的な貧血の症状と見分け方は、こちらの診察記に書かれています。
まずは貧血かどうかを、飼い主さん自身が見分けましょう。

 当事者の苦労について語られた記事です。
『免疫介在性溶血性貧血』と『非再生性免疫介在性貧血』の違い。
悪化した場合の、献血犬の探し方などに触れています。

『非再生性免疫介在性貧血』の原因となる、『自己免疫不全』について語られた記事です。『自己免疫不全』は確定診断されていないだけで、多くの犬で起きている可能性があります。

 
この記事を含むまとめ読みです

 

 この闘病記の経過

非再生性免疫介在性貧血 闘病記 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日

1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日

1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日

2年生存を目指して ▶現在連載中
2018年4月22日~

 

――2年生存を目指して(10/19)・つづく――

文:らぶプー
  ▶らぶプー:他の作品一覧

――次話――

――前話――

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

「これは何だ!?」
チョコラッの体に黒いシミを発見。
痒みもなさそう。毛も抜けないけど――
病院に連れて行くべきなのか?
大病を抱えていると、一々、気になることばかり。
そして淡々とした日々も、また闘病

――この連載の最初の記事です――

この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
自分の免疫が、自分の体を攻撃し始めるのです。
病原菌やウィルスが見つかるわけでもなく、CTやMRIにも病変が映りません。
だから、最初はそうだと分かりません。

なんとなく調子が悪い……
病院に行っても原因不明。
しかし、状況は悪化していく。
何故――、それが始まりです。
まずは病名が確定するまでのお話から。闘病記を書く理由についても語られます。

 ステロイド、免疫抑制剤の闘病記

ステロイドの減薬|体験談と闘病記

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

免疫抑制剤|体験談と闘病記

愛犬ピーチーの体験談、今回は免疫抑制剤です。
ステロイド剤から免疫抑制剤への切替は簡単ではありませんでした。
今回はその難しさの実例を。
犬の原因不明の病気の影には、自己免疫不全があるように思います。
実は多くの犬が、無縁でないのでは?

 出典

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

 

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