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【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑬ ~医学書には無い手段を使って~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
1年は過ぎたけれど(4/4)60話~65話
非再生性免疫介在性貧血

Review
カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気発症の1年後から始まり、それからの半年を記した全25話。
本記事は本章19話~25話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッの病名は『非再生性免疫介在性貧血』で、1年生存率は5割。
幸いにもその1年に到達し、闘病は新たな段階に。

クリスマスは一緒に迎えられるだろうか? 年は越せるだろうか? 春を迎えて、一緒にお花見にいけるだろうか?

大きな希望は敢えて持たないようにして、小さな目標を1つずつめざしていく飼い主のラブプーさん。重い病気の闘病を経験した飼い主さんならば、その気持ちはよくわかるでしょう。

そして、記事の中では努めて明るく振る舞っているラブプーさんが、ときに苦しい胸の内を漏らします。保作は闘病記なのですが、普通の日常が愛おしくなるエッセイでもあります。

【目次】

 2月23日 ~ 4月20日

66話(19/25)| 2月23日|チョコラッ下痢と嘔吐

チョコラッ、下痢が続いている。
そして嘔吐も。
ずっと飲んでいたアトピカを断薬した影響?
それとも何かの感染症だろうか?
免疫を抑制しているので、色々な不安が頭をよぎる。
食欲はあるから、様子見するけど――
どうか酷くなりませんように。

67話(20/25)| 3月2日|チョコラッ腹水

貧血値は微減ながらも想定内。
しかし、腹水が発見されてしまった。
かなりまずい――
再検査の結果は――
原因不明。麻酔を回避して、精密な検査はしなかった。
免疫抑制かけてるから、抵抗力なく、あらゆる病気にかかりやすい。
ということか――

68話(21/25)| 3月11日|チョコラッ急遽診察&ドキドキの保険料2割増し

通院予定日ではなかったけれど、調子が良くないので急遽病院へ。
結果、大事ではなく解決。
でも病気が深刻だから、ちょっとしたことが気になってしまう。
会陰ヘルニアも重なっているからね。
――公園を歩く。
春もすぐそこまで来てるね。

69話(22/25)| 3月18日|心配な、ステロイドの副作用

寛解を目指して1年半。
ジリジリ下がる赤血球値と、薬の副作用との闘いは相変わらずです。
この闘病はいつまで続くのかな?
長期化するも心配なのだけれど。
さて、気持ちを切り替えて、お花見にいきました。
薄ピンクの梅が満開でした。

70話(23/25)| 3月25日|免疫抑制剤はしっかり効いてる

ジリジリと下がり続けていた貧血が、若干だけれど改善した。
ほんの少しでも上がって嬉しい!
定石を外し、以前最も効いた免疫抑制剤・アトピカを断薬して1か月。
それでも何故か、免疫抑制は効いている。
動物の体は不思議。
分からないものだ。

71話(24/25)| 3月27日|多頭飼いだからバランスがね

チョコラッは体がしんどいから、とにかく寝ていたい。
一方、同居犬のティアラは遊びたい。
多頭飼いをしていると、一匹が病気のときのバランスが難しい。
でも、嬉しいことがありました。
一家でお花見。
一緒にまた桜が見られたね、チョコラッ

72話(25/25)| 4月20日|アトピカ断薬、そんなの医学書に書いてないけど

本章の最終話です。
チョコラッは免疫抑制剤アトピカを断薬してから、貧血がじりじり改善してきた。
一時は一番頼りにしていた薬だけに、難しい選択だった。
だって、そんなこと、どんな医学書にも書いてないから。

本章の予告です

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この闘病記の経過

非再生性免疫介在性貧血 闘病記 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日

1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日

▶1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日

2年生存を目指して 
2018年4月22日~2018年10月31日

ついに3年目に突入 
2018年4月22日~2018年10月31日

――次のまとめ読み⑭に続きます――

作:らぶプー
 ▶らぶプー:他の作品一覧
解説:高栖匡躬 

――次回のまとめよみ――

病気の発症から1年半が過ぎました。
幾度も危機を乗り越えて、貧血の状態は落ち着いているように見えます。
しかし、1年生存率5割の現実は変わりません。
少しの変化に敏感になる飼い主でした。

――前回のまとめよみ――

貧血は進んでいるのに、ごはんは良く食べるチョコラッ。
やはり体は貧血に慣れるものらしい。
それは良いのだけれど、主治医からは別の現実を突きつけられる。
骨髄癆(こつずいろう)の恐れがあるらしい。
免疫系疾患は、心配が尽きない。

――本闘病記の最初のまとめよみ――

【非再生性免疫介在性貧血】の闘病記です。
原因は自己免疫不全が原因で病名確定が難しい上に、致死率が高いために、残された闘病記はほとんどありません。

貴重な記録を残してくれた作者に感謝します。

自己免疫不全関連記事

自己免疫不全は自己免疫疾患とも呼ばれ、非再生性免疫介在性貧血の原因になっているものです。下記はその関連記事です。
【自己免疫不全】(全3話)

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

【劇症肝炎】【自己免疫不全】(全18話)

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

【ステロイド】【減薬】(全3話)

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

 おすすめのまとめ読みです

ピーチー最後の闘病記|肺がん・看取り編③

別れを悟り、決心したこと――
「笑って見送ってやろう」
楽しく過ごした14年と7か月。
最後のご褒美は、絶対に笑顔だと思いました。
そのために気持ちを整理し、組み立てて――
それが我が家の看取りでした。
楽しかったな、ピーチー

 

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