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【まとめ】チョコラッの闘病記⑯ ~血液検査・基準値内おめでとう~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
2年生存を目指して(3/3)85話~91話
非再生性免疫介在性貧血 闘病記

Review
カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後1年半後から始まり、2年までを記した全19話。
本記事は本章85話~91話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッ免疫系疾患の難病とされる『非再生性免疫介在性貧血』です。
1年生存率は5割。その1年を超えて、2年目を目指す段階になりました。

1年を過ぎた頃、採れる選択肢がほぼ無い危機的な状況を脱したのは、医師の機転で免疫抑制剤の使用を止めるという判断をしたからでした。それは医学書には書かれていない常識外の処置です。

しかし、無謀な賭けではありませんでした。過去の論文に報告された症例の中に、似たような事例が2つあったからです。

危機を脱したチョコラッの症状は安定し、貧血の症状が治まっていきます。
しかしながら、『非再生性免疫介在性貧血』は完治したわけでも、寛解したわけでもありません。免疫疾患を抱えたままで、なぜか貧血症状が治まるという不思議な状態にあるのです。

本章は一安心しながらも、一喜一憂が続く飼い主の心を描いています。

【目次】

 8月14日 ~ 10月31日 

85話(13/19)| 8月14日|前回のチョコラッ診察記録追加

今回は病気(非再生性免疫介在性貧血)とは直接関係のないお話。
手術の時の糸が溶けていないけれど、大丈夫なの?
皮膚病の後が黒くなってしまったけれど、大丈夫?
結果はどちらも大丈夫。
今の病気の治療との兼ね合いもあるから、そう簡単に対処はできないし――
闘病はむずかしい。

86話(14/19)| 8月20日|具合が悪くなった経過報告

チョコラッにクッシング症候群の疑いが浮上。
ステロイドを長期服用していたためなのか?
目下、歯茎と舌の色に気をつけながら経過観察中。
今のところは元気だし、食欲もあるので、貧血は悪化していないと思われる。
――どうなのだろうか?

87話(15/19)|9月6日|基準値内おめでとう

最近、やたらに元気で、口内もピンク色。
なんと、血液検査の結果が基準値に!
実に14ヶ月振りに、貧血値から脱却しました。
頑張ったチョコラッと主治医に感謝です!

88話(16/19)| 9月13日|クッシング症候群ではなかった

以前から疑われていたクッシング症候群。
血液検査の結果、幸いにもそうではないことが分かりました。
検査の日のチョコラッは12時間の絶食。
一人だけだと可哀そうだから、家族全員で絶食をしました。
あれは大変だった。

89話(17/19)| 10月4日|血液検査、やや下がる

自己免疫疾患のつらいところ。
一般的には、健康の為に「免疫力を高めましょう」と言われるけれど、この病気では逆。
命を救うために「免疫力を下げましょう」ってことになる――
飼い主の心は複雑です。
同じ心境の飼い主さんは多いですよね。

90話(18/19)| 10月5日|親バカ飼い主

動物病院で、良く医師から言われる言葉――
「何か気になることはありますか?」
主人はこう答えました。
「最近ますますチョコラッが可愛くなったと思います」
――医師、めっちゃ笑う――
うちの子は一番可愛いもんね。
犬の飼い主は、みんな親バカ。

91話(19/19)| 10月31日|血液検査横這い&ハロウィン

本章の最終話です。
1年生存率5割の難病にもかかわらず、発症から2年が過ぎたチョコラッ。
1年経過時、奇跡を喜んだ飼い主が、2年目を淡々と迎えたことが印象的です。
病状が安定し、闘病が日常に変わる。
そして奇跡もまた、日常に溶け込んで――

本章の予告です

第6章_予告カード

この闘病記の経過

非再生性免疫介在性貧血 闘病記 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

先の見えない、はじめの半年
2016年12月14日~2017年4月23日

1年生存率5割って
2016年5月6日~2017年10月14日

1年は過ぎたけれど
2017年10月20日~2018年4月20日

▶2年生存を目指して (本章)
2018年4月22日~2018年10月31日

ついに3年目に突入 
2018年4月22日~2018年10月31日

――次のまとめ読み⑰に続きます――

作:らぶプー
 ▶らぶプー:他の作品一覧
解説:高栖匡躬 

――次回のまとめよみ――

次章の終了後に公開します。

――前回のまとめよみ――

不安を抱えながらも、諸数値は悪いなりに安定をしてきました。

劇的な悪化もない中、闘病記には不安を語りながらも日常のエピソードが増えていきます。
そのチョコラッは7月7日に誕生日を迎えて、老犬アルバムを更新しました。

――本闘病記の最初のまとめよみ――

【非再生性免疫介在性貧血】の闘病記です。
原因は自己免疫不全が原因で病名確定が難しい上に、致死率が高いために、残された闘病記はほとんどありません。

貴重な記録を残してくれた作者に感謝します。

自己免疫不全関連記事

自己免疫不全は自己免疫疾患とも呼ばれ、非再生性免疫介在性貧血の原因になっているものです。下記はその関連記事です。
【自己免疫不全】(全3話)

2015年のある日、我が家の愛犬ピーチーを病魔が襲いました。
最初は夏バテかなと思い、次に熱中症を疑いました。
かかりつけの獣医師も、熱中症との診たてでその治療を。

しかしピーチーの状態は悪化の一途。
ただならぬ状態に、未明の救命救急に飛び込み、そこで発覚したのが重度の肝炎でした。
結局後になって、それが自己免疫不全が引き起こしたと分かるのですが、まさか免疫の暴走が劇症肝炎を引き起こすなど、想像もしていませんでした。

【劇症肝炎】【自己免疫不全】(全18話)

愛犬ピーチーは2014年8月16日の早朝6時、救命救急に駆け込みました。
40度を越える高熱。ぐったりとして動けない。
ただごとではないと思いました。

振り返ると、異常を感じたのはその6日前
突然の体の震えと、食欲不振
恐らくそれが前兆だったのでしょう。
ここから、命を賭けた闘病が始まったのでした。

【ステロイド】【減薬】(全3話)

ステロイド剤は一般的な薬であるにも関わらず、必要以上に嫌われているように感じます。その原因として、適切な使用方法が行われておらず、そのために無用の副作用を被る場合が多いのだと想像できます。

実際に飼い主さんたちが書いた体験談(闘病記)を読むと、動物医療の専門家である獣医師でさえ、ステロイド剤の功罪を良く知らないで使っている場合が多いように思えるのです。

 おすすめのまとめ読みです

数字が語る犬の闘病

ペットが病気になると、意外に飼い主は誰にも相談することができず、孤軍奮闘の状態になりがちです。時には愛犬(愛猫)を病気にさせたのは自分なのではないかと、罪悪感を抱いたりして……

ちょっとだけ考え方を変えて見て。
あなたは一人ではないんです。

 

 

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