犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【避難所でのペット】未曽有の大震災、発生当日のこと【東日本大震災】

突然の災害非難、あなたはペットを守れるか?
突然の災害非難_どうする?

文|奥村 來未
東日本大震災・あの日私たち家族は(1/2) 
この記事は

最近日本全国で、地震や台風による風水害など、自然災害が頻発しています。
本記事は、実際に被災地で何が起きたのかを知ることで、いざというときの心の準備するためのものです。非常時の心得は、平常時でないと行えないものです。災害時にペットを守るために、ぜひ読んでみてください。

こんな方に:
避難勧告、避難指示が出た場合の避難所の様子が知りたい|いざという時に、私はペットを守れるだろうか?|事前に出来る準備は無いのか?|体験した方の話が聞きたい

 突然の揺れ

2011年3月11日、午後2時46分
東日本大震災発生。マグニチュード9.0。

七年前、世界中を混乱に陥れた未曽有の大震災は、皆さんの記憶にも新しいことと思います。
私達家族は、福島県から、主人の転勤で宮城県へ引っ越してきて、約四か月でこの大震災を体験しました。
現在8歳の娘は当時1歳7か月、18歳の愛犬Mackは、10歳9か月でした。
そして私達は、宮城県仙台市の自宅におりました。

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【粗食の意義】粗食のススメは、愛犬の将来を見据えた愛情でもある

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撮影&文|高栖匡躬
”今の食” が "将来の食” を決める(3/4)-粗食のススメ編

前回、前々回で、【食べムラ(我儘)】を矯正する(躾ける)方法についての提案と、それを行う理由について書きました。
本話では、最後のまとめをする前に、ここまでのフードの課題を整理しておこうと思います。また筆者がぜひとも皆さんにお勧めしたい食生活があります。

――それは、粗食です。

 
 

 本記事のポイントは下記です。

①【食べムラ(我儘)】を未然に防ぐための、粗食の提案
②【食べムラ】【食欲不振】関連のネット記事が抱える問題点
③ 闇雲に ”食べればよい”とする意見が、なぜ出てくるのかの考察
 
この記事はこんな方に
愛犬の食べ物の好みに偏りがある|愛犬が食べたり食べなかったり|嗜好性の高い食べ物を与えがちだが、それでいいのか?|”食いつき” の良いフードを選んでいるが、ほかにフード選びで大切なことはあるか?
 

【目次】

  • ”今の食” が "将来の食” を決める(3/4)-粗食のススメ編
  • 将来を見据えた、粗食のススメ
    •  粗食の有り難さを実感する経験者がもう一人
    •  ネット上でよく見かける、食事関連の記事
    •  食べ物の話でよくある、大きな誤解
    •  食べ物は、犬の一生を俯瞰して考えよう
    •  食べムラ・偏食のガイドブックです
      • ~基礎・原因編~
      • ~予防・対応編~
      • ~治療・まとめ編~
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【腸内寄生虫】小腸や大腸など消化管の中に寄生します ~回虫、鉤虫、条虫、鞭虫が代表的~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日は腸の中に棲みついている、寄生虫についてのお話です。

寄生虫は便と一緒に出て来て、発見されることが多いんです。
飼い主さん、きたない話だと思わないで、どうかちゃんと読んでくださいね。
――だって、私たちのお腹にいたら、いやだもの。

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撮影&文|ハナちゃんママ

 飼い主さんはビックリ、便の中に虫

昨日、飼い始めて1週間の子犬の便の中に虫が出たと来院しました。

虫は、回虫でした。
検便をしてみると、回虫の卵が確認できました。

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【犬の食べムラと躾】我儘からの食べムラを躾ける意義 ~それは将来を見据えた愛情~

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撮影&文|高栖匡躬
”今の食” が "将来の食” を決める(2/4)-我儘は躾ける編

ネット上には【食べムラ(我儘)】に対して、「食べるように躾なさい」という記事は幾つもあるのですが、ほとんどの場合は、なぜそうするのかと言う理由が説明されていません。『贅沢になるから駄目』という理由が書かれている場合もありますが、なぜ贅沢になってはだめなのかについて、明確に書かれていないのです。

”贅沢”が、お金がかかるという意味であるならば、経済的に余裕のある飼い主さんならば、問題ないということになってしまいますよね。

どうなのでしょう? 贅沢?――

 
この記事はこんな方に
愛犬の食べ物の好みに偏りがある|愛犬が食べたり食べなかったり|嗜好性の高い食べ物を与えがちだが、それでいいのか?|”食いつき” の良いフードを選んでいるが、ほかにフード選びで大切なことはあるか?
 

【目次】

  • ”今の食” が "将来の食” を決める(2/4)-我儘は躾ける編
  • 我儘からの食べムラは、躾けるのが愛情です
    • ”今の食”は、”将来の食”のはじまり
      • 味覚(美味しさ)は慣れるもの――
      • つまり今のフードが常に基準になる――
      • もしも毎年フードの見直しをしたら――
      • もしも今、愛犬が1歳だったら?――
      • もちろんそれは、仮に毎年見直したらの話です――
      • 何が言いたいかというと――
      • 今のフードが、将来のフードのスタートです。
      • だからこそのフードの疑問――
  •  食べ物の大切さを実感するのが、闘病のとき
  •  やがて介護の時がくる
    • 介護の時の食事の考え方は、それまでとは違います――
    • 基本的に、体の状態は下降線をたどります――
    • 更に終末期に向かうと――
    • 最後には人間の食べ物を――
    • これがどういうことか分かるでしょうか?――
  •  まとめ - フードは最後(最期)の時を俯瞰して選ぶべき
  • フードの常識、疑ってみよう
    • ドッグフードの疑問
    • ドッグフード記事は矛盾だらけ
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【二次診療/セカンドオピニオン】闘病に大切なことはタイミングと選択肢 ~これから闘病をなさる方へ~

実感する二次診療/セカンドオピニオンの大切さ  二次診療とセカンドオピニオン

撮影&文|まる
 

 

もう2年前のことになります。
数日前まで元気に走り回っていた愛犬ルイが、突然に低アルブミン血症という名の難病を発症しました。
獣医師から告げられた余命は、たったの3年。

私はなんとかルイの命の期限を延ばしてあげたいと願い、その日から情報収集をする毎日が始まりました。

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【去勢手術】性ホルモン関連の病気を予防 ~発情時のイライラや問題行動も抑制~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日は去勢手術についてのお話です。

去勢手術は避妊手術と同じで、メリットとデメリットがあるみたいですよ。
この記事を参考にして、獣医さんに相談してみてくださいね。

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撮影&文|ハナちゃんママ

 去勢手術について

今日は、男の子の去勢手術のお話です。
去勢手術は女の子の避妊手術と同様に、望まない妊娠を避けることと同時に、将来の性ホルモンに関連する病気を、予防できるというメリットがあります。

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【犬の食べムラ対策その前に】食べムラを無くすと良い理由

食べムラと食欲不振

撮影&文|高栖匡躬
”今の食” が "将来の食” を決める(1/4)-食べムラ対応編

愛犬の食事に関しては、こだわりをもった飼い主さんがとても多いように思います。

しかしながら、そのこだわりの根拠が、特定のドッグフードに誘導するアフィリエイト記事の理屈がそのままである場合もあり、少々心配になったりします。

これらの記事はとても短期的な視野で書かれていて、平均15年と言われる犬の寿命の最後まで、その理屈だけで行きつけるものかと不安になるのです。

 ●

今回から4回にわたり、【食べムラ】【食欲不振】【老犬(シニア犬)の食欲減退】の3つについて、より現実的な話題に触れて行こうと思います。

本連載記事はネット上にあるフード記事と比べて、見解が違う箇所がかなりあると思います。なぜならば、それらの記事と、根本的な視点が大きく違うからです。

 
この記事はこんな方に
愛犬の食べ物の好みに偏りがある|愛犬が食べたり食べなかったり|嗜好性の高い食べ物を与えがちだが、それでいいのか?|”食いつき” の良いフードを選んでいるが、ほかにフード選びで大切なことはあるか?
 

【目次】

  • ”今の食” が "将来の食” を決める(1/4)-食べムラ対応編
  • 食べムラの無い犬に育てるために
    •  食べムラ(我儘)の躾
    • ハナちゃんママからアドバイス
    •  老犬(シニア犬)の食べムラについて
    •  フードローテーションも重要な選択肢
    •  食べムラ・偏食のガイドブックです
      • ~基礎・原因編~
      • ~予防・対応編~
      • ~治療・まとめ編~
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【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと―虹の橋―(その2)~ルイの闘病記(16/16)最終話~

ルイの闘病記:低アルブミン血症  低アルブミン血症_闘病記

撮影&文|まる
 
回想

ルイのこの病気で、私が学んだことがあります。
どんなに小さなことでも、愛犬が普段と違っていたり、どこか違和感を感じて、「あれ? おかしいな?」っと思った時は、何かしら体の異変を知らせているサインなのかもしれません。

なにかで読んだのですが、犬は体の不調を飼い主に隠そうとするそうです。
そして痛みに強いから、はっきりと症状が現れたときは、ギリギリの限界にきていることがあるのだと。

それに気づいてあげられるのは私たち飼い主です。
些細なことでも、おかしいと感じたら、すぐに動物病院を受診することが、大切なことのように思いました。
『治療のタイミング』は、逃してしまうと、取り返しがつかないかもしれないのです。

 当時のブログより - 後悔

――8時前――

ルイは再び何度か移動して、私の横に来てこたつに入りたそうにしたので、いれてあげました。

私の足ものに、ルイは伏せて寝ました。
1度だけパタンと動いたので、横になって寝たのだなと思いました。

 ●

――そして9時――

ルイがあまりに動かないので、気になりこたつの布団をめくりました。

「ルイ?」
と声をかけます。

しかし――、反応がない。
お腹の上下の動きが、感じられない。
私は慌てて、こたつのなかに頭を入れて、ルイの呼吸を耳をあてて確かめました。

 ●

息をしてない!

「ルイ!ルイ!」
私はルイを抱き上げ、何度も呼びかけました。
しかし、動きません。

そんな――
死んでしまったの?!
こんな突然、気づかないうちにそんなそんな――
何度も何度も「ルイ!」と声をあげても、反応がありません。

 

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「嫌だ!」
ルイを抱きながら、病院に電話しました。

「すぐに来て下さい」
そう言われ、泣きながら病院に駆け込み、診察台にのせました。
先生がルイを見ながら、こうおっしゃいました。

「死後硬直が始まっているので、おそらく30分はたってますね。残念です……」

 ●

30分……
そんなに気づかなかったなんて……

ルイの亡き顔は、苦しんだ様子が感じられないくらい、穏やかな表情なんです。

「ルイは苦しまなかったんでしょうか?」
私の問いに先生は、「たぶんそうだと思います」と仰いました。
「おうちで、安心して亡くなったのでしょう」と。

 ●

先生は、こうも仰いました。
「病院で亡くなる可能性もあったのだから、おうちでお母さんのそばで安心して逝けたのが救いだと思いますよ」

――でも、私は後悔でいっぱいです。
先生からの電話で、あのとき病院に来て点滴をしてもらっていたら、もしかしたら、また回復していたのかもしれないと――

あのとき、大丈夫ですと判断したのは私。
あの判断が間違いだったのでは……

腹水を抜いたことで、呼吸は楽になったけど、それも正しかったのか?

そして――、ルイの息がこときれる最後に、気づいてやれなかった私。
自責と後悔――
自分があまりにも愚かで悔しい――

 

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ルイの容態については、「ステロイドを増やしても、腹水が増えているから厳しいね」と、病院では、他の先生とも話をしていたそうす。
しかし、病院にいるときも反応があり、すぐに逝くとは思わなかったようです。
先生も驚くくらい、本当に突然の死でした。

昨日ルイの告別式をして、荼毘に付しました。

 ●

病院で紹介していただいた、火葬をしてくれるセレモニーのご夫婦は、たくさんの保護犬と保護猫の面倒をみていて、とても手厚く愛情を込めて、ルイをお見送りをしてくださいました。

そして私にこう言ってくださいました。
「犬って最後に亡くなる前は、家族に心配させまいと元気に見せるんですよ。そして家族に泣かれるのがわかってるから、気づかれないように静かに逝ってしまうんです」

ルイは確かに、前日とその前の夕方の散歩を、「こんなに歩いて大丈夫なの?」って思うくらい、30~40分も元気に歩いていました。
朝も今までより、良いウンチをして。

 ●

何匹も看取ってきた、おふたりの言葉には説得力がありました。
「ルイちゃんのお顔はやすらかですよ。苦しまずにお母さんのそばで逝くことができたのだから、よかったのですよ」
と言われました。

私は再び涙が溢れて、止まりませんでした。

ルイ、可愛くて可愛くて、愛しいルイ。
もっといっしょに過ごしたかった。

 ●

ごめんね、そしてうちに来てくれてありがとう。
あなたと過ごせた7年は、大切な思いでです。

火葬の前日。
レオはルイの亡骸に寄り添って、寝ていました。
それが最初の写真です。
お別れがわかったのかな。

 

――【低アルブミン血症】闘病記・おわり――

文:まる
 ▶ 作者の一言
 ▶ まる:犬の記事 ご紹介

――次話はあとがきです――

16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘いました。

――前話――

そのまま続くと思われた闘病は、突如終わりを告げます。
まるさんの愛犬ルイは、突然に天国へ。

――まるさんの言葉――
この日のことは今も鮮明に思い出します。
そして思い出すと涙が溢れてしまいます。

まとめ読み|ルイの闘病記 ②
この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この連載の1話目です――

まだ7歳の、元気な愛犬でした――
ちょっとしたことで受診した、動物病院。
そこで告げられたのは、受け入れがたい深刻な病名と余命でした――

もの言わぬ愛犬の病気は、多くの場合、ある日突然に判明します。
その時の飼い主の動揺は、計り知れません。
ここから、飼い主のまるさんと、大切な愛犬ルイの闘病が始まります。

 死のイメージ

愛犬の『死』をイメージしたことはありますか?
経験して感じたことは、月日が経つほど『死』の印象は柔らかくなるということ。
実は『死』は、優しいものなのかもしれないな?
そんなお話です。

犬の寿命は人間よりずっと短いですね。それを、はかないと感じますか?
犬は何をやるのも一生懸命。
きっとその一生を、全力で駆け抜けていくのだと思います。
だから、別れの言葉も、それにふさわしいものを送りたい。

筆者が愛犬に送った別れの言葉。
それは『またね』でした。
愛犬はきっと、『またね』と言って去っていくと思ったのです。
別れの言葉なのに、なんだか再会が期待できそうな言葉『またね』

 同じ作者の記事です

まるさんの家に、愛犬ルイがやってきたときのお話
娘さんの犬が、事情があって愛犬に。
手が掛かかる子。世話が大変な子。
預かっているつもりの子――
でも、いつの間にか、そうではなくなっていて、
それに気付いたのは、お別れの後でした――

 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

【貧血】貧血について考えてみよう ~早く見つけてあげたいですね~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(犬版)です。

今日は貧血について考えてみます。

貧血は良く聞く病気で、良く目にする症状ですが、原因は色々です。
飼い主さん、よく観察をして、早めに気付いてあげてくださいね。

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撮影&文|ハナちゃんママ

 貧血について

今日は、読者の方からのリクエストにお答えして、貧血の話です。

ペットの貧血は、なかなか飼い主さんが早期に発見するのはむずかしいかもしれません。しかし、出来るだけ早く見つけ出して原因をつきとめ治療をしてあげられれば、それだけ早く元気になる可能性も高くなるはずです。

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【犬の食べムラと食欲不振】実は言葉の意味にもムラがある ~勘違いに注意~

ペットの食事_単語の意味

撮影&文|高栖匡躬

 

先日、犬の【食べムラ】に関する記事を書こうとしたのですが、書き始めてすぐに考え込んでしまったことが有りました。何故かいうと、『食べムラって、一体何?』という疑問が湧いてきてしまったからです。

つまり根本である言葉の意味から、疑問を持ってしまったわけです。ペットの食べ物に関する記事は、用語がとても曖昧に思えます。書く方も、読む方も、ことばの解釈が曖昧なのです。これでは、記事の趣旨が正しく伝わらないのではないかという心配までしてしまいました。

この記事では、食べ物にまつわる用語について、もう一度考えてみようと思います。

 

【目次】

  • ペットの食事|記事の多くは、用語の意味が曖昧
    • 【食べムラ】と【食欲不振】の関係は?
      • 【食べムラ】【食欲不振】
  •  食べ物に関する言葉は、どれも意味が近くて曖昧
  • 【食べムラ】と【食欲不振】以外の言葉
    • 【拒食】
    • 【偏食】
    • 【小食】
    • 【食欲減退】
  •  最後に
  • ペットの食事を考える
    • 闘病中は、大好物を守らなきゃ
    • 将来の食を決めるのは、今の食
  • フードの常識、疑ってみよう
    • ドッグフードの疑問
    • ドッグフード記事は矛盾だらけ
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【低アルブミン血症】5月10日 3日前のこと―虹の橋―(その1)~ルイの闘病記(15/16)~

ルイの闘病記:低アルブミン血症  低アルブミン血症_闘病記

撮影&文|まる
 
回想

ルイは前回の闘病記を書いた5月6日の翌日。7日に天国に行きました。
私はすぐにそれを闘病記に書く事ができず、やっとそれを報告したのは、更に3日後の10日でした。

この日のことは今も鮮明に思い出します。
そして思い出すと涙が溢れてしまいます。

ルイはとても甘えん坊で、手のかかる、可愛くて愛しくてとても大切な家族でした。
もっとルイのお世話ができる時間を、神様にお願いしたかったけど――

ルイはきっとつらい治療から離れて、虹の橋で元気に、私たちを見守ってくれていると思っています。そしてルイのことだから、今頃はむこうでイタズラばかりして、まわりを困らせてるかもなんて(笑)

 当時のブログより -突然のお別れ

――5月7日、夜――

ルイは虹の橋へと渡っていきました。
回復すると信じていたけど……
突然のお別れ。

ルイを失って
悲しくて寂しくて
心にぽっかり穴が空いてしまった。

ルイの死を受け入れがたくて……
どうしてもっと前に、病気に気づいてあげれなかったんだろう。
なんでもっと早くに、病院に行かなかったんだろう。

 

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【犬版】病気別闘病記リスト ~2018年2月28日現在~ @

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闘病記について

皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気になり、しかもそれが深刻なものと分かると、飼い主は必死で情報を集め始めます。そしてそこで気付きます。我が家の愛犬の病気に関する有用な情報は、ほとんどないことに――

(以上、闘病記を読むメリットから引用)

Withdogでは、飼い主さん自身が書かれた闘病記を、病気別で連載をしています。

なぜならば、闘病の際に最も役に立つのは、獣医師や動物医療の専門家の書いた論文や、医学資料などではなく、医療には素人であるはずの、飼い主さんが残した闘病記であると考えるからです。

本記事では、Withdogでご紹介させていただいた闘病記、および病気の情報の一覧(2018年2月28日現在)をまとめました。

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