大きな子との別れは、大きな体を失うことだった
少ししか食べなくなったラフ
ラフは7月になってもそれまで同様、腎臓サポート食ドライと缶詰をなんとか少量食べていたが、それまで与えたことのなかったおやつも、色々と買って食べさせた。そんなおやつも、喜んだのは最初だけ。徐々に受け付けなくなっていった。
そして7月7日の七夕を境に、ラフは腎臓サポート食を一切食べなくなった。とにかく食べるものを探して、あれこれと与えていたが、食べる量はほんのわずかだった。
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ほんの少ししか食べなくなって1週間経った14日頃には、足元がふらついて歩くのもやっとだったが、補助サポートベルトをつけて、私に支えられながら30メートルほどの距離を歩いて道路脇までオシッコをしに行っていた。
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