犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【癲癇|てんかん】6月21日(昼) 全てのはじまりの日 ~発作は嫌いよ(1/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (扉の写真は小さい頃のピーチー)
 
当時を振り返り

愛犬ピーチーのブログを書き始めたのは、2015年の6月21日のお昼頃。

それまで、ブログという存在は知っていましたが、自分で書こうと思った事はありませんでした。毎日日記のように書くネタがなかったし、何しろ面倒くさいので。

ところが、急にそれを書こうと思い立ちました。
愛犬のピーチーが癲癇(てんかん)の大発作を起こし、その闘病が始まったからです。
要するに闘病記として書き始めたわけです。

書き始めた最初の日は、ピーチーが初めて発作を起こしてから2か月ほど過ぎていました。
治療をしているにも関わらず、発作は度々起きており、段々と間隔は短くなってきていて、この日が4回目の大発作――

因みに、大発作というのは我々が知っている、意識を失って歯を食いしばるような、いわゆる癲癇の発作です。この時は、救命救急に駆けこんだ程で、かなり深刻な状況でした。

今だから言いますが、実を言うと、ブログは思い出づくりのつもりでした。
『ピーチーとのお別れが近い』
そう思って、少しでも一緒に生きた記録を残そうとしていたのです。

続きを読む

【ピィ子の成長日記】しまホイの虜になった犬【だんだん使い方が上達】

ピィ子の子育て日記_しまホイ

うちにきて524日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

とうとう横浜でも初雪が降りました。
本来は寒いのも雪も好きではないのですが、唯一ピィ子と雪遊びができるのではと期待しましたが、積もることなく止んでしまいました。

そんな冬の日々、ピィ子は”しまホイ”(正式名称は”しまむら・ロールクッション”)がお気に入り。

【保護犬との出会い】触らせてくれない犬 ~レクの思い出~【カリフォルニアにて】

レクの思い出

撮影&文|レレコ 
 
このお話は…

かつて暮らしていた街、カリフォルニア州・サンディエゴ。そこで出会ったのが愛犬のレクでした。きっかけは日本人居住者向けのフリーペーパーに掲載された記事。そこにはドッグトレーナー見習いをしている日本人女性が紹介されていました。
「犬について一から学ぼう」
自分でもドッグトレーニングセンターで見習いをするようになった私は、ある日、民間のシェルターを訪れました。私はそこで、人の手を怖がる1匹の犬と出会ったのです。

この記事はこんな方に:
海外の保護活動の事情を知りたい|動物は好きなんだけど、犬や猫を飼うのは心配|はじめてなので、もう一歩が踏み出せない|同じような経験をした方はいますか?

 

初めて会った日のこと、レクは覚えてますか?

2003年6月、私は家族の仕事の都合でアメリカ カリフォルニア州 サンディエゴに住んでいました。温暖な気候で住みたい街ランキングでも上位になる街です。ペットにやさしい街としても有名で、ペット同居OKのアパート、ドッグビーチやオフリーシュ(ノーリード)で遊べるドッグパーク、ショッピングモールも充実しています。

続きを読む

【ピィ子の成長日記】ヒーターのスイッチON!【自分で点けられるよ】

ピィ子の子育て日記

うちにきて510日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

毎日寒い日が続きます。雪が降ると言う予報もでていましたが、横浜では初雪はまだです。今年のピィ子は雪遊びが出来るのでしょうか?

ところでピィ子、もしかして天才?
なんと自分で、ヒーターのスイッチを入れられるようになったみたいです。

【猛烈アピール】出会ったのが運命なんだから ~わさびがうちにくるまで~【必死に鳴く子犬】

うちの子がうちにくるまで|No.61うちの子がうちにくるまで_わさび

撮影&文|marowasa
  
今日のお話は

ペットショップで偶然に見かけた子犬――
既に家には1年前に迎えた先住犬がいました。しかし私はその子犬のことが気になって仕方がありません。その子犬は大勢の子犬が集められた大きなショーウィンドウの中で、他の犬たちからいじめられて、時折『キャイン!』と鳴いていました。
私はその子を迎えるために、反対する家族の説得をはじめました。

――だってその子は、私にとって運命の子のように思えたのです。

こんな方へ:
多頭飼いをしてみたい|動物は好きなんだけど、犬や猫を飼うのは心配|はじめてなので、もう一歩が踏み出せない|同じような経験をした方はいますか?

 それは偶然の出会いでした

今回は我が家の2匹目のワンコ、わさびのお話をしようと思います。

私は子供の頃からずっと、自分が犬嫌いだとばかり思いこんでいました。そんな私が、縁あってはじめて迎えた犬が麿呂といいます。
(麿呂のお話はこちらに『麿呂がうちにくるまで』

麿呂のお陰で私は犬嫌いどころか、大の犬好きであることに気づかされました。

そして――、それは麿呂がうちに来てから、1年半ちょっと過ぎた頃のことでした。
私には新しい出会いがありました。

 

続きを読む

【ピィ子の成長日記】新年明けましておめでとうございます【また新しい年】

ピィ子の成長日記

うちにきて496日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

2021年を迎えました。ピィ子にとっては2回目のお正月です。
昨年はコロナウィルスに明け暮れた1年でしたが、今年は一体、どんな年になるでしょうか?

【貰ってください】あの日見つけた小さな記事 ~カンナがうちにくるまで~【出会いは運命】

うちの子がうちにくるまで|No.60うちの子がうちにくるまで_カンナ

撮影&文|アン
  
今日のお話は

出会いは19年前、新聞の片隅にあった『貰ってください欄』がきっかけでした。
ペットとの出会いには、運命めいた偶然がよくあるものです。
何故だか小さな一文に目が留まった――
そんな些細なことからでも長年寄り添う命と繋がっていくのですから、動物と暮らすということは奥が深いものです。改めて考えてみると、小さなきっかけから強い絆が育っていく不思議を、我々は運命と呼ぶのかもしれません。

こんな方へ:
動物は好きなんだけど、犬や猫を飼うのは心配|はじめてなので、もう一歩が踏み出せない|同じような経験をした方はいますか?

 それは小さな小さな記事でした

あれは――、2002年の1月明けて間もなくの頃だったと思います。
私は当時住んでいた島根県で、購読していた新聞の片隅にあった『貰ってください欄』に目を留めました。

【貰ってください】
――犬|1ヶ月|雑種
――白、薄茶|3匹|雄雌

「なになに、雑種の子犬?!」
すぐに私は食いつきました。
我が家には、当時2歳になって間もない、ブライスという雄のミニチュアダックスフンドがいたのですが、丁度そのブライスの妹分に、女の子が欲しいと思っていたところだったのです。ダックスは娘の希望で飼った犬で、私自身は元々雑種好きでした。

続きを読む

【ピィ子の成長日記】風は冷たいけれどボール遊び【寒がりなんだけどね】

ピィ子の成長日記

うちにきて482日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

今回はピィ子、特筆すべき変化はありません。
お陰様で健康そのもので、引き続きお転婆ぶりを発揮しています.

【まとめ】うちの子がうちにくるまで ⑬ ~覚えていますか? あの日の思い~【あれは夢のお告げ?】

【犬版】うちの子がうちにくるまで (No.53~No.57)
うちの子がうちにくるまで_チョンキー

Review
カテゴリー:エッセイ
作者:オムニバス

 犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」

『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。

もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。

まとめ読みの13作目です。

【まとめ】うちの子がうちにくるまで ⑫ ~覚えていますか? あの日の思い~【もう心はメロメロ】

【犬版】うちの子がうちにくるまで (No.48~No.52)
f:id:masami_takasu:20201115083518g:plain

Review
カテゴリー:エッセイ
作者:オムニバス

 犬や猫を飼うとき、必ず思う事がありますね。
「うちで飼えるかな?」
「きちんと世話が出来るかな?」
「最期まで面倒をみてあげられるかな?」
「別れは寂しいだろうな?」

『うちの子がうちにくるまで』はそんな初々しい時を、飼い主自身が振り返り、自分の言葉で綴ったエッセイです。

もう一度思い出してみませんか? あの頃のこと。
愛犬や愛猫が、もっと可愛くなるはずです。

まとめ読みの12作目です。

【父の退職祝い】母も私も飼うのに反対でした ~麿呂がうちにくるまで~【柴犬が欲しい】

うちの子がうちにくるまで|No.59うちの子がうちにくるまで_麿呂

撮影&文|marowasa
  
今日のお話は

母も私も犬を飼うことに反対でした――
そう語る作者でしたが、それは本当の気持ちの裏返しでした。
かつて愛犬の死を経験したために、別れの辛さばかりを考えてしまって、新しい犬を迎えることに前向きになれない母親。そしてその母親の影響から、子供の頃に犬を飼うことを許してもらえず、自分から犬を遠ざけるようになってしまった作者。

しかしそんな作者の家に、犬がやってくることになりました。

こんな方へ:
動物は好きなんだけど、犬や猫を飼うのは心配|はじめてなので、もう一歩が踏み出せない|同じような経験をした方はいますか?

 私は犬が好きではありませんでした

今日は我が家の愛犬、麿呂(まろ)のお話をしたいと思います。

麿呂は私にとって初めての犬です。私が産まれる前は、我が家はずっと犬を飼っていたそうなのですが、その子が亡くなってしまってからは、犬との縁がすっかり途切れてしまいました。というのも、母がその子との別れがあまりにも辛かったらしく、次の子を迎えることにずっと反対していたからです。

実は私も、あまり犬は好きではありませんでした。どちらかというと嫌いといった方が良かったかもしれません。触るのも嫌なほどで、顔を舐められるなんて吐き気がしたくらいです。何故そうだったか自分でも定かではありません。

記憶をたどると、私がもっともっと小さかった小学生の頃に、ペットショップで「犬が欲しい」とお願いしたことがあったのですが、想像するにその時に飼ってもらえず、ワガママ子供のプライドに傷が付いて、犬を遠ざけるようになってしまったのではないかと思います。

続きを読む

【ピィ子の成長日記】避妊手術の術後について【手術の後|体験談】

ピィ子の成長日記_避妊手術

うちにきて468日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

前話に書いたように、一度仕切り直しはあったものの、無事避妊手術を終えたピィ子。
しかし、手術後にも心配なことがありました。

先代犬のピーチーのときは、手術後にはとりたてて気になることはなかったのですが、やはり個体差はあるのですね。今回はあまり話題にならない、避妊手術後の心配事や、変化について書いていこうと思います。

© 2017 Peachy All rights reserved.