犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

【肛門周囲腺癌】介護の日々とある決断 ~りゅうと家族のお話(2/4)~

りゅうと家族のお話(2/4)肛門周囲腺癌闘病記 りゅうの闘病と別れ

撮影&文|くみ
 
このお話は

りゅうの『肛門周囲腺癌』は次第に悪くなっていきました。
体調を考えて、食事は消化の良いものばかりになり、次第にそれが流動食に変わり――
やがてその流動食さえも自力では摂らないように――
それでも頑張り続けたりゅう。
しかし――、そんなりゅうに、とうとう激しい痛みが襲ってきました。
話し合う家族。りゅうににしてあげられることは何?

4話連続の2話目です。

こんな方へ:
老犬が病気になってしまった|突然のことで受け入れられない|別れを見据えた闘病に、どう対処すべきか?|同じような経験をした方はいますか?

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【肛門周囲腺癌】発症から病名確定、進行 ~りゅうと家族のお話(1/4)~

りゅうと家族のお話(1/4)肛門周囲腺癌闘病記 りゅうの闘病と看取り

撮影&文|くみ
 
このお話は

17年前に家にやって来た子犬。
それは息子が涙ながらに『どうしても飼いたい』と訴えた末、迎えた子でした。
りゅうと名付けたその子犬は成長し、やがて病気になった家族に寄り添うような、優しい犬になっていきました。しかしそんなりゅうもやがて老犬に……
ある日りゅうの体には異常が見つかりました。最終的に告げられた病名は『肛門周囲腺癌』。
そしてりゅうと家族の闘病が始まりました。

このお話は、病気を抱えたりゅうの闘病と、りゅうに寄り添う家族を描いたもの。
りゅうと家族はどのように闘い、どのように生きたのでしょうか?
4話連続の1話目です。

こんな方へ:
老犬が病気になってしまった|突然のことで受け入れられない|別れを見据えた闘病に、どう対処すべきか?|同じような経験をした方はいますか?

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【ピィ子の成長日記】ボールの好みがうるさいね【硬さと大きさの関係】

ピィ子の成長日記

うちにきて636日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

ピィ子のボール遊び苦労は、いまだ継続中です。
たかがボール遊びと思われるかもしれませんが、飼い主としては真剣です。
ボールで興奮する癖は要注意。
自分のものではないボールを咥えてださなかったり、何かの拍子に人を噛んでしまう恐れがあるからです。普通のワンコでは笑い話で済むことも、顎力の強いブルテリアがやるとシャレになりませんからね。 続きを読む

【乳腺腫】エリちゃん、ほんまにありがとう【闘病と看取り】

エリーの闘病記:乳腺腫
乳腺種_闘病記

撮影&文|あかにゃー!!!
 
この作品は

ある日学校から帰宅したら、家にゴールデンレトリバーの子犬がいました。親戚のおっちゃんがアポなしでやってきて、「はい、あげる」と置いていった子犬です。
金色の綿毛のような子犬はエリーと名付けられ、同じ犬種の中でもひと際大きく育って、子犬も産みました。エリーは最強のオカンになりました。

いつも陽気で元気なエリーですが、8歳を過ぎたあたりから急に病気がちになります。
目の腫瘍、そして乳腺腫。やがて腫瘍は全身に――
家族はエリーとどのように向き合っていくのでしょうか?

こんな方に:
愛犬が乳腺種になった|乳腺種の経過はどうなる?|愛犬が闘病中、または介護中|闘病について知りたい|飼い主さんはどう対応しているのか?
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【ピィ子の成長日記】どうして持ってこなくなったの?【心境の変化あり】

ピィ子の成長日記

うちにきて608日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

ボールで遊ぶのが大好きなピィ子。
「取って来い!」と言ってボールを投げると、咥えて戻ってきて、「出せ!」でポトリと落とすのがいつもの遊び方です。
しかし、ボールへの執着心が芽生えて、ポトリをしなくなりました。
その後のお話です。 続きを読む

【癲癇|てんかん】8月2日 最近の治療方針について ~発作は嫌いよ(31/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (爆睡中のピーチー)
 
当時を振り返り

ピーチーの癲癇は、イーケプラによって発作がかなり抑えられていました。
しかし正確に8時間置き(2時間の誤差は許容)にイーケプラを与え続けることは難しく、長期に渡ると無理が生じることが明らかでした。

なんとかイーケプラを与えなくても良い方法を模索していたのがこのころです。
しかしイーケプラが切れるとすぐに大発作が来る状況で、癲癇は段々悪化してきているということで、医師とは見解が一致していました。

本記事は小康状態の区切りで書いた、癲癇闘病記のまとめです。
その後ピーチーの病気は、新たな急展開を迎えていきます。

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【癲癇|てんかん】7月26日 今日はイマイチ、こんな日もあるさ ~発作は嫌いよ(30/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (DVMsにて)
 
当時を振り返り

前日には体調が良かったのですが、この日はまた大発作が起きました。
これまでは発作の前には可愛いという法則がありましたが、これも似たようなパターンなのかもしれません。

初めての大発作が4月9日で、まだ3か月半ほどしか経っていません。
治療(投薬)に入ったのが5月4日の2度目の大発作以降なので、闘病を意識するようになってからは3か月弱。渦中にいる頃には、もう何ヶ月も癲癇と付き合っているような気持ちでしたが、こんなにも早く悪化していたのかと驚くばかりです。

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【癲癇|てんかん】7月24日 今日は調子が良いね ~発作は嫌いよ(29/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (爆睡中のピーチー)
 
当時を振り返り

ピーチーの体調は浮き沈みしながら、全体的にはじりじりと悪くなっていく方向でした。
老犬にまっしぐらという感じです。
この当時はその状態に慣れていたのですが、改めて考えると癲癇という病気だけでそのように体調が悪くなるのもおかしな話です。

この日は比較的体調が良かった日で、素直にそれを喜んでいたのですが、今、当時の写真をみると体調が良い日でもこの程度だったのだなと再認識します。恐らくこのときは既に、ピーチーの体の中では自己免疫不全が進んでいたのだろうと思います。

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【癲癇|てんかん】7月23日 体が傾いてるぞ ~発作は嫌いよ(28/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (爆睡中のピーチー)
 
当時を振り返り

ピーチーは散歩が大好きな子でした。癲癇になる前は、毎朝5㎞を走っていた(飼い主は付き合えないので自転車)のですが、それでも全然物足りないという感じでした。

発病してからは、体調に浮き沈みがあり、散歩がそれほど楽しくなさそうでした。癲癇と同時にヘルニア(馬尾症候群)も指摘されていたので、その痛みもあったのかもしれません。
とぼとぼ歩く姿をみて、「老犬になったなあ」と急に感じました。

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【癲癇|てんかん】7月21日(夜) よかった寝てたか ~発作は嫌いよ(27/31)~

ピーチーの闘病記:癲癇てんかん)編
ピーチーの癲癇闘病記

撮影&文|高栖 匡躬 (いつもの散歩道にて)
 
当時を振り返り

ピーチーの場合、抗てんかん薬としてイーケプラが有効だったようです。
しかし当時はまだ新薬であったために、高価で入手性も良くはありませんでした。常用でなく頓服とし1クールを使用し、そこで一旦使用を止めて様子を見ていたのがこの記事を書いたころです。

この後、癲癇はまた違う展開を見せるのですが、ここまでの段階でのイーケプラの使用感をまとめました。当時はまだイーケプラの上方はほとんどありませんでしたので、いち早くそれを、同じ病気で悩む飼い主さんと共有したく思っていました。

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【ピィ子の成長日記】再びボールへの執着心が芽生えた【顎力最強なので困ります】

ピィ子の成長日記

うちにきて594日目 ~ピィ子の成長日記~
撮影&文|高栖匡躬
 

春は駆け足でやってきて、駆け足で去っていきます。
ようやく暖かくなってきて、桜が咲いてきたなあと思っのはついこの前のこと。
桜は満開を迎えたと思ったら、もう散ってしまいました。
桜の頃は先代犬のピーチーが旅立った時でもあり、心浮き立つ思いの一方で、少し寂しい思いもあるのです。 続きを読む

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