犬を飼うということ

Withdog 犬と飼い主の絆について

ちぃを看取る日 ~ちぃの闘病記|作者からの手紙~【延命と蘇生、飼い主の選択】

ちぃを看取る日
ちぃを看取る日

文|かっぱ太郎 撮影|F.zin
 
はじめに

心臓腫瘍で旅立ったフレンチブルドッグの”ちぃ”ちゃんの闘病記、『ちぃの闘病記|虹の橋の向こうへ』はお読みいただけたでしょうか?

本記事『ちぃを看取る日』は、『ちぃの闘病記』のあとがきに位置する作品です。
死を覚悟しての闘病の末期、別れの日の直前から、別れの瞬間までが綴られ、延命治療は行うのか? 蘇生措置は? と、終末期から臨終まで間に飼い主に迫られる選択と、葛藤が描かれています。

いつかの時の準備という意味もあるのですが、それよりも本作は、優れたエッセイ作品です。どうか皆さんに読んでいただきたく思います。

本作が生まれた経緯を後書きに書いております。あわせてどうぞ。

 

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【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑨ ~発病から1年が過ぎました~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
1年生存率5割って(4/4)42話~47話
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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後半年後から始まり、1年までを記した全22話。
本記事は本章17話~22話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッの闘病は、飼い主に何の知識も無い状態でスタートしました。
難病であることが分かりましたが、最初のうちは、医師の口から出るのは初めて聞く言葉ばかり。

知識がだんだんと蓄積されると、ある程度先が見通せるようになってきます。
それは――、訳も分からず翻弄された時期とは違う葛藤を、飼い主にもたらします。
先の見えない不安から、先が見えることでの不安に変わっていくのです。

チョコラッの1年生存率は5割。
時間を見据えた、新しい闘病が始まったのです。

【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑧ ~免疫抑制剤が効いていない~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
1年生存率5割って(3/4)36話~41話
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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後半年後から始まり、1年までを記した全22話。
本記事は本章11話~16話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッの闘病は、飼い主に何の知識も無い状態でスタートしました。
難病であることが分かりましたが、最初のうちは、医師の口から出るのは初めて聞く言葉ばかり。

知識がだんだんと蓄積されると、ある程度先が見通せるようになってきます。
それは――、訳も分からず翻弄された時期とは違う葛藤を、飼い主にもたらします。
先の見えない不安から、先が見えることでの不安に変わっていくのです。

チョコラッの1年生存率は5割。
時間を見据えた、新しい闘病が始まったのです。

【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑦ ~奇跡で迎えた10歳の誕生日~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
1年生存率5割って(2/4)31話~35話
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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後半年後から始まり、1年までを記した全22話。
本記事は本章6話~10話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、前記事と同文)
愛犬チョコラッの闘病は、飼い主に何の知識も無い状態でスタートしました。
難病であることが分かりましたが、最初のうちは、医師の口から出るのは初めて聞く言葉ばかり。

知識がだんだんと蓄積されると、ある程度先が見通せるようになってきます。
それは――、訳も分からず翻弄された時期とは違う葛藤を、飼い主にもたらします。
先の見えない不安から、先が見えることでの不安に変わっていくのです。

チョコラッの1年生存率は5割。
時間を見据えた、新しい闘病が始まったのです。

【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑥ ~輸血は一時しのぎでしかない~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
1年生存率5割って(1/4)26話~30話
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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは、病気の発症後半年後から始まり、1年までを記した全22話。
本記事は本章1話~5話のまとめ読みです。

――概要――
愛犬チョコラッの闘病は、飼い主に何の知識も無い状態でスタートしました。
難病であることが分かりましたが、最初のうちは、医師の口から出るのは初めて聞く言葉ばかり。

知識がだんだんと蓄積されると、ある程度先が見通せるようになってきます。
それは――、訳も分からず翻弄された時期とは違う葛藤を、飼い主にもたらします。
先の見えない不安から、先が見えることでの不安に変わっていくのです。

チョコラッの1年生存率は5割。
時間を見据えた、新しい闘病が始まったのです。

【まとめ】ゆうすけとの出会いと別れ ~ゆうすけの物語~【案楽死、ペットロスを考える】

ゆうすけの物語
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カテゴリー:エッセイ、闘病記
作者:ゆうすけパパ

出張先で出会ったのは、血統書付きで捨てられていた1匹のコーギーでした。
この物語は、ゆうすけと名付けられたそのコーギーと、ゆうすけを保護し引き取ることにした飼い主の物語。

出会いがあり、楽しい時を過ごし、やがて愛犬は精巣腫瘍を発症。
闘病と介護を経て、看取りの時を迎えます。

本作は犬の一生を通して、飼い主と愛犬の絆を描いたエッセイ集です。

【癲癇/腎不全】8月5日 後ろ足が立たなくなった! ~発作は続くよ(10/10)~

ろくすけの闘病記:癲癇/腎不全 16話
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撮影&文|きづ あすか
 
当時を振り返り
病気は落ち着いてても老化は止められず、目に見えて足が弱ってきました。
これも覚悟リストに入れてましたが、ろくすけ自身の戸惑いが伝わってきて動揺隠せない私でした。体重もそれなりにあるので介助は私の体力との勝負になっていきます。
あれだけ落ちなかった私の体重がみるみる減ったのにはさすがに驚きました(苦笑)

 8月5日 後ろ足が立たなくなってしまった

――2016年8月5日――

てんかんの発作は、もうかれこれ4ヶ月以上、なりを潜めている。
慢性腎不全の方も、悪いなりに落ち着いてくれている。
このまま夏を乗り切ってくれれば――
と思っていたのだけれど、ろくすけ今度は急に、後ろ足が立たなくなってしまった……

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【老犬と生きる】ぴい助さんとの出会い|No.9~No.12 ~老犬アルバムの思い出(その5)~【お誘いはドキドキ】

老犬さんのお誘いは、つい気を回してしまう
老犬アルバム_ぴい助さん

老犬アルバム|No.9 ぴい助(飼い主:前田るりさん)
 
老犬アルバムに想う
私にとっての老犬は

またうちの愛犬ラフのことについて触れたいと思う。
一般的に言うと大型犬は老化が早い。ゴールデンレトリバーの場合はどうかというと、7歳くらいから顔だけが白くなって、柔和になってく。

犬は近年急速に長寿になった。昔の7歳は老犬だったが、今は平均的に言えば7歳は壮年か中年くらいだろうか? だから年齢は感じるのだが、まだ老化という実感はそれほどない。老化を身につまされるのは、もうちょっとたってからだ。

最初はそう感じたとしても、打ち消すことができる。
「いやいや、この子はまだまだ」と。
実際にラフは、世の中で老犬と呼ばれる年になっても食欲旺盛だったし、散歩も大好きだった。どちらかというと、犬でもう一つ例えられる言葉、『永遠の三歳児』の方がイメージが近かったのだ。人間年齢を換算すると、もう自分をはるかに追い越しているのに、いつまでも『この子』なのである。

この記事はこんな方に:
老犬(シニア犬)と暮らしている|愛犬が闘病中、または介護中|愛犬が亡くなってしまった|他の飼い主さんのことが知りたい|皆さんの頑張りをみて、元気をもらいたい
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【まとめ】チョコラッの闘病記 ⑤ ~アトピカ(シクロスポリン)の血中濃度~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
先の見えない、はじめの半年(3/3)21話~25話
チョコラッの闘病記

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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは病名の最終確定後から、病気の発症後半年を記した全16話。
本記事は後半5話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、文章は前回と共通です)
愛犬チョコラッの体調がすぐれない。
食欲が無い。きっと歯が悪いのだろうと思い病院に。
そして検査の結果、チョコラッが難病であることが分かります。

愛犬の闘病が始まった当初、病気に対する飼い主の知識はほとんどありません。
治療法も治療に使う薬も、検査で示される項目も何もかもが初耳です。
何度も主治医とやりとりをし、自分でも病気について調べ、段々と飼い主に病気の知識が蓄積されていきます。そんな闘病の始まりの時期が本シリーズです。

今もどこかで闘っている飼主さんのお役に立ちますように。

【まとめ】チョコラッの闘病記 ④ ~ガンマガードの効果は?~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
先の見えない、はじめの半年(2/3)16話~20話
チョコラッの闘病記

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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは病名の最終確定後から、病気の発症後半年を記した全16話。
本記事は中間5話のまとめ読みです。

――概要――
(以下、文章は前回と共通です)
愛犬チョコラッの体調がすぐれない。
食欲が無い。きっと歯が悪いのだろうと思い病院に。
そして検査の結果、チョコラッが難病であることが分かります。

愛犬の闘病が始まった当初、病気に対する飼い主の知識はほとんどありません。
治療法も治療に使う薬も、検査で示される項目も何もかもが初耳です。
何度も主治医とやりとりをし、自分でも病気について調べ、段々と飼い主に病気の知識が蓄積されていきます。そんな闘病の始まりの時期が本シリーズです。

今もどこかで闘っている飼主さんのお役に立ちますように。

【まとめ】チョコラッの闘病記 ③ ~免疫抑制剤が成果を上げて~【非再生性免疫介在性貧血】

非再生性免疫介在性貧血:
先の見えない、はじめの半年(1/3)10話~15話
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カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

『非再生性免疫介在性貧血』を発症した、チョコラッの闘病記です。
本シリーズは病名の最終確定後から、病気の発症後半年を記した全16話。
本記事は、はじめの6話のまとめ読みです。

――概要――

愛犬チョコラッの体調がすぐれない。
食欲が無い。きっと歯が悪いのだろうと思い病院に。
そして検査の結果、チョコラッが難病であることが分かります。

愛犬の闘病が始まった当初、病気に対する飼い主の知識はほとんどありません。
治療法も治療に使う薬も、検査で示される項目も何もかもが初耳です。
何度も主治医とやりとりをし、自分でも病気について調べ、段々と飼い主に病気の知識が蓄積されていきます。そんな闘病の始まりの時期が本シリーズです。

今もどこかで闘っている飼主さんのお役に立ちますように。

【偏食・食べムラ ガイドブック③】医療として出来ること【治療・まとめ編】

病院で出来ること:偏食・食べムラ ガイドブック ③
偏食ガイドブック3

文・編集|高栖匡躬
 
はじめに

今回は、三回にわたった連載の最終回です。

飼い主サイドから書かれることが多い、偏食と食べムラの記事ですが、動物医療として見たらどうなのでしょうか? 最後の砦のお話です。

こんな方に:
手を尽くしたが摂食障害が改善しない|このままだとどうなってしまうか不安|食べないことを怖がり過ぎていませんか?

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